ライトノベル・少女小説から選ぶオールタイムベストミステリ

ないとー @schizophonic

【第53位（22.0pt／4）】 月見月理解の探偵殺人／明月千里 デス・ゲームを主軸とするシリーズの一作目は、探偵を名乗る少女と少年の奇妙な攻防を描く。

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【第53位（22.0pt／4）】 アイドルは名探偵3 愛してるっていわせたい／井上ほのか 島田荘司の推挽を得て登場した著者のデビューシリーズから、衆人環視の状況で行われた毒殺トリックが秀逸な本作がランクイン。

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【第53位（22.0pt／4）】 遠まわりする雛／米澤穂信 ＜古典部シリーズ＞第四弾の作品集がここでランクイン。個々の作品もさることながら、主人公たちの高校生活一年目を通して描くことで、味わい深いものとなっている。収録作品は順番通り読みましょう。

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【第51位（22.5pt／4）】 鷲見ヶ原うぐいすの論証／久住四季 人間には不可能な悪魔の仕業としか思えない犯行。自らを悪魔であると主張する犯人と対峙した少年は、悪魔の不在を立証する戦いに挑む。特殊能力を絡めた異色の本格推理。

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【第51位（22.5pt／5）】 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸／入間人間 のっけからショッキングなシーンから幕を開け、トリッキーな仕掛けをほどこしつつ、明かされる秘密もかなりえげつない。それでいて、とぼけた味わいの独特の世界が広がる著者のデビュー作。

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【第49位（23.5pt／5）】 キリサキ／田代裕彦 死んだ男子高校生の「俺」が別人の女子高生の体に入り込んでしまい、「キリサキ」と呼ばれる連続殺人鬼と対峙するハメになるという特殊な設定が目を惹くミステリ。次から次へと意外な事実が明かされていく怒涛の解決編には度肝を抜かれる。

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【第49位（23.5pt／3）】 まもなく電車が出現します／似鳥鶏 著者のデビュー作から続く学園ミステリシリーズの3作目。高得点が重なり、シリーズ中で最高位を獲得した。

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【第48位（24.0pt／4）】 仮題・中学殺人事件／辻真先 プレ・ライトノベル的存在のソノラマ文庫の作品では最高位を獲得。「読者が犯人」というテーマに挑んだ名作。

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【第47位（24.5pt／6）】 きみとぼくの壊れた世界／西尾維新 類のない発想によって書かれた犯人当て。ラストの一文には違う意味で唖然。

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【第45位（25.5pt／4）】 月光／間宮夏生 およそ非の打ち所のない美しい同級生に告白された主人公。だが、主人公はその少女にある疑惑を抱く。ミステリアスな美少女に最後まで翻弄される、フランス・ミステリを思わせるサスペンス。

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【第45位（25.5pt／4）】 みすてぃっく・あい／一柳凪 閉ざされた女子寮で起こる惨劇。衒学趣味に彩られた幻想的な本作が、意外な健闘を示した。

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【第43位（27.0pt／6）】 殺竜事件／上遠野浩平 ＜戦地調停士＞シリーズ中、最高位にランクインしたシリーズ一作目。ファンタシー世界を背景にしたミステリシリーズならではの、不死身のはずの竜が何者かに殺されるという導入部の謎に惹きつけられる。

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【第43位（27.0pt／5）】 神戯／神世希 1000ページを超える大部のデビュー作。ぶっ飛んだ発想は、凄まじいインパクトを放つ。

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【第41位（27.5pt／5）】 白い花の舞い散る時間／友桐夏 近年、東京創元社から復活した著者のデビュー作。泊まり込みのオフ会で初めて対面した少女たちの物語。徐々にサスペンスを醸しながら、牙を剥いた少女たちの姿に圧倒される。

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【第41位（27.5pt／4）】 虚構推理 鋼人七瀬／城平京 推理が真実でなくてもいい。より多くの者が納得できるものであればいいというオフビートな設定でありながら、ド本格でもある本格ミステリ大賞受賞作。

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【第39位（28.5pt／5）】 GOSICK IV-ゴシック-愚者を代弁せよ／桜庭一樹 シリーズ中、最高位を獲得。巧みに怪奇色を織り交ぜながら、緻密な伏線を通して、意外な真相へと導く、シリーズ中でも本格ミステリとして屈指の出来栄えを誇る作品。

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【第39位（28.5pt／5）】 しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom／上遠野浩平 安楽椅子探偵シリーズ１作目。奇抜な謎が目を惹く。

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【第38位（29.5pt／6）】 ハムレット・シンドローム／樺山三英 久生十蘭の名作「ハムレット」の翻案という形を採っているが、ほかの文学作品も射程に入れた大胆なアレンジにより、かなり独自色の強い作品となっている。つぎつぎに姿を変えていく「真実」に幻惑される感覚は格別。

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【第37位（30.5pt／5）】 トリックスターズ／久住四季 魔法が存在する世界を舞台に、本格推理に挑んだシリーズ第一作。

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【第36位（31.0pt／6）】 魔女狩り探偵春夏秋冬セツナ／赤月黎 犯人はいかなる魔法を用いて殺人を行ったのか……特殊な設定を用いた本格ミステリに真っ向から挑み、近年、稀にみる成功をおさめた貴重な一作。

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【第35位（33.0pt／5）】 悪魔のミカタ 魔法カメラ／うえお久光 シリーズ１作目。２作目以降もミステリ的興趣が楽しめるが、まずは衝撃の幕開けを迎えるこちらからどうぞ。

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【第35位（35.0pt／8）】 死なない生徒殺人事件／野崎まど 荒唐無稽ともいえる真相に圧倒される。

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【第32位（36.0pt／7）】 赤村崎葵子の分析はデタラメ／十階堂一系 テルこと葵子の「分析」と称したデタラメが、あれよあれよと意外な結末をひきだす多重解決的趣向で一粒で二度も三度もおいしい連作短編集。

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【第32位（36.0pt／7）】 失踪HOLIDAY／乙一 乙一、初期の作品集がここでランクイン

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86位と発表しました、はやみねかおる『少年名探偵 虹北恭介の冒険』で集計ミスがありました。正しい順位は【第31位（37.0pt／6）】となります。申し訳ありません。