ライトノベル・少女小説から選ぶオールタイムベストミステリ

ないとー @schizophonic

【第29位（38.5pt／7）】 涼宮ハルヒの消失／谷川流 ＜涼宮ハルヒシリーズ＞からこの作品が最高位を獲得。時間ＳＦならではの入り組んだプロットにミステリ的興趣を感じさせる作品。

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【第29位（38.5pt／7）】 ダンガンロンパ霧切２／北山猛邦 同題のゲームからのスピンオフ作品としてノベライズされた本作がランクイン。

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【第27位（41.5pt／7）】 幽霊には微笑みを、生者には花束を／飛田甲 ガチガチの懐疑論者である少年の前に現れたのは美少女の幽霊？一風変わった謎解きとボーイミーツガールが楽しめるウェルメイドな逸品。

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【第27位（41.5pt／7）】 神様ゲーム／麻耶雄崇 児童を対象としたミステリーランドから、最高位に食い込んできたのは、この作品。

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【第26位（44.0pt／8）】 スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ／森川智喜 先日、本格ミステリ大賞を受賞したばかりの話題作がランクイン。

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【第25位（45.5pt／8）】 子ひつじは迷わない 回るひつじが２ひき／玩具堂 先に発表されたＡＴＢ短編ミステリ国内編でも、唯一ライトノベル作品から選出された「ＶＳ.カグラテスト」を含むシリーズ第二弾がランクイン。2編目もまた某海外傑作を彷彿とさせる発想が愉快。

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【第21位（46.0pt／7）】 麗しのシャーロットに捧ぐ ヴァーテックテイルズ／尾関修一 ホラーでありながら、充実したプロットを持つ本作が大健闘。

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【第21位（46.0pt／8）】 平井骸惚此中ニ有リ其四／田代裕彦 明日をも知れぬ震災の最中で起こった殺人という特異なシチュエーション、異様な犯行心理が衝撃的な作品。

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【第21位（46.0pt／9）】 夏と花火と私の死体／乙一 小説の概念に縛られない斬新な語り口のデビュー作がランクイン。

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【第21位（46.0pt／8）】 “菜々子さん”の戯曲 Ｎの悲劇と縛られた僕／高木敦史 著者のデビュー作。意外な結末に漂う独特のおかしみが印象的。

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【第20位（47.5pt／10）】 “文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】／野村美月 ライトノベルとしても熱狂的な支持を受けたシリーズ第一作が健闘。太宰治の『人間失格』をモチーフとした作品。前段のサスペンスには、過去の名作サスペンス群にも劣らない風格を感じさせる。

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【第18位（49.0pt／8）】 シナオシ／田代裕彦 著者の特殊設定ミステリ第二弾がランクイン。一見、明白なプロットから、意外な真相を導き出す力作。

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【第18位（49.0pt／8）】 さよなら妖精／米澤穂信 著者のノンシリーズ作品では最高位を獲得。

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【第17位（49.5pt／9）】 クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識／西尾維新 ＜戯言シリーズ＞2作目。前作に輪をかけて、特異なキャラクタ像が生み出す特異なロジックが新鮮な驚きを与えてくれる。まったく油断がならない作品。

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【第16位（57.0pt／10）】 小説スパイラル～推理の絆～<2>鋼鉄番長の密室／城平京 「小説スパイラル」の中で最高位を得たのはこの作品。それもそのはず、本作は、一見、荒唐無稽な戦国番長時代を背景に、シリーズ中で最も密度の濃い推理が繰り広げられる密室ミステリの傑作。

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【第15位（59.5pt／9）】 クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い／西尾維新 ＜戯言シリーズ＞最高位に食い込んだのは第一作。オーソドックスなトリックに、奇矯な登場人物や独特の世界観を絡ませ 新風を吹き込んだ西尾維新のデビュー作。

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【第14位（61.0pt／11）】 クドリャフカの順番／米澤穂信 ＜古典部シリーズ＞３作目の長編。文化祭当日、古典部を見舞ったトラブル、偶然始まった物々交換、奇妙な連続盗難事件、各々のエピソードが意外なつながりを見せる緻密な構成が圧巻。

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【第13位（61.5pt／10）】 氷菓／米澤穂信 ＜古典部シリーズ＞第一作が僅差で3作目をかわしランクイン。

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【第12位（62.0pt／9）】 Another／綾辻行人 アニメ化、コミカライズ、スニーカー文庫化（！）までされた話題作がランクイン。前半の“what”、後半の“who”、ホラー作品としても巧みでありながら、ミステリ読者をも満足させる綾辻らしい作品。

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【第11位（65.0pt／12）】 インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI／米倉あきら 2013年初頭の話題作。主人公は強姦魔の教師。過去の名作ミステリをも挑発する問題作。

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【第10位（68.0pt／11）】 愚者のエンドロール／米澤穂信 ＜古典部シリーズ＞中最高位を獲得したのは２作目の長編。未完の映画の結末を巡る推理合戦が楽しめる。真相の意外性も十分だが、ミステリのあるテーマが青春小説としての味わいに直結した青春ミステリの決定版。

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【第9位（75.5pt／11）】 2／野崎まど 野崎まどの6作目。高評価を得たといっても、ここから読むのは厳禁。それまでの野まど作品を通読することが必須。残念ながら筆者は未読ですが、それでも、あえて推したかった人がいるということは、どんな衝撃が待ち受けてるのやら。

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【第8位（77.5pt／13）】 タイム・リープ あしたはきのう／高畑京一郎 時間ＳＦでもあり、緻密な謎解きが堪能できるミステリでもある電撃文庫屈指の名作。

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【第7位（78.5pt／13）】 トリックスターズＤ／久住四季 魔法が使える世界で起きる事件を謎解く当シリーズの中でも、特に手の込んだマジックを披露してくれるシリーズ3作目。ただし、この作品とシリーズの凄味を堪能するにはシリーズを順番通り読むのが必須。

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【第6位（81.5pt／14）】 ＧＯＴＨ／乙一 何作かランクインしている乙一の作品のなかでも本格ミステリ大賞を受賞したこの作品が最高位を獲得。