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ツイートまとめ イラストレーター・中村佑介氏による『イラスト講座』『Q&A』の説明書 イラストレーター・中村佑介氏の『イラスト講座』『Q&A』の説明書です。 『イラスト講座』『Q&A』を読む際にはぜひ合わせて読んでください。 34327 pv 155 12 users 30
▼前回の『イラスト講座⑬』で、「デッサン力の重要性」についての記述があり、そのことに対しての質問が中村さんに来ていました。今回はその質問に答えたものです。
ツイートまとめ イラストレーター・中村佑介氏の『イラスト講座⑬』“イラストの優先順位編”(2014.08.12) イラストレーター・中村佑介氏の『イラスト講座』をまとめました。 46071 pv 192 32 users 17
▼まず、この質問から。
よん @prfmoral
@kazekissa あの、デッサン力はどうしたらついてくるんでしょうか? やっぱり「ひたすら描く」だけではダメなんでしょうか?
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答①】デッサン力、美大や専門学校以外の方は、なかなか専門的で、ぼんやりしたイメージだと思うので、これはまずは『デッサン』という単語から説明しないといけませんね。Wikipediaによると【素描:物体の形体、明暗などを平面に描画する事】とあります。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答②】なんかますますわからなくなってきました(笑) ということで百聞は一見にしかず、実際にデッサンを見てみましょう。これは僕が高校2年生の時に描いた「キャベツ」のデッサンです。 pic.twitter.com/u2C36E1Yo8
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答③】一見すると、「モチーフ(ここではキャベツ)をリアルに描くことでしょう?」と思うかもしれませんが、実はあれは単なる結果であって、デッサンとは「観察力」と「ものを正確に描く力」を鍛える"練習"です。だからさっきのキャベツも"作品"ではありません。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答③】人間はじっとモノを見てるつもりでも、脳で過去の記憶を再構成しているだけで、実はほとんど目を使っていない、という話を聞いたことがあります。探し物をしていて、近くにあるのに全然見つからなかった事、誰にでもありますよね。実は見ていないという(笑)
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑤】こと絵においてもそれは同じで、例えば「ネコを描いて下さい」と言われたら、「それなら描ける!」とほとんどの方はこういうネコを描くと思います。「では次にガゼルを描いて下さい」と言うと?難しいですよね。 pic.twitter.com/sBP7THCAzM
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑥】つまりさっきのネコの絵は、色んな人が描いてきたネコの絵をただ真似したネコの絵で、ガゼルはあまり絵の世界で見かけないので、真似する対象が見当たらず、だから描けなかった。という訳です。pic.twitter.com/sBP7THCAzM
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑦】同じ事が"人間の絵"を描く時にも言えます。「顔はまぁまぁ上手く描けるけど、手や足が苦手」という人、多くないですか? 実はそれも先程と同じで、漫画やイラストではバストアップの断ち切り(手や足が見切れてる)ものが多いので、お手本がなかった訳です。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑧】そんな「正確なカタチ」だけでなく、他にも「立体感」や「距離感」などは、誰かの出来上がった絵をお手本にして絵を練習する方法では、なかなか身に付きません。夏休みに計算ドリルの答えだけ写して済ませても、テストは良い点は取れませんよね。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑨】そこで誰かの絵ではなく、実物を見て学ぶ「デッサン」という方法があるのです。質問の「ひたすら描くのではダメでしょうか?」、答えは効率的ではありません。テストでマークシートを答えもわからずむやみに塗りつぶしても、いい点は取れませんよね。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑩】受験だとテスト用に、「デッサン1枚3時間」「数をこなす」と相場は決まっておりますが、そうでない方は「1枚20時間以上かかっても良いので、写真に見えるまで徹底的に描き切る」がおススメです。 pic.twitter.com/wwQfYJsstR
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑪】デッサンを学ぶ方法は、教習本、『新・絵心教室』(3DS)、画塾、絵画教室、カルチャー教室、通信教育などなど、地域によっても色々選択肢がありますが、まずは経験者に教えてもらうのがベストでしょう。最初は何が良くて、何が悪いのか、わかりませんから。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑫】そして1年以上地道にやると、今度自分の絵に帰って来た時に、見違えるほどの成果が出ていることでしょう。僕は割と花や金属やガラスを描くのが得意なのですが、それもこの高校時代の練習があったからです。 pic.twitter.com/eLptRywxvh
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@Perfumenkoakn解答⑬】という訳で以上、デッサンの大切さについてのお話でした。それでは健闘を祈ります。失礼いたします。
▼さらに、このような内容が。
コジロー @kojikojiroad
@kazekissa 中村さんのツイートに触発されて久々にデッサンを描いてみたらひどい出来でした(汗)デッサンというかプロの方のデッサンのデッサンですが…形だけを追って描いた結果です。反省 pic.twitter.com/ThpPSZx2bH
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中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@kojikojiroad そうなんです。だから写真や出来上がった絵を見て、絵を描いてはいけないのですよね。単純な話し、福笑いのようにズレてしまう。もし周りに人がいない場合は、鏡で自分の顔を、また鏡を見なくても、そのまま自分の手足を描くだけでも、これよりずっと練習になりますよ。
コジロー @kojikojiroad
@kazekissa 写真を見て描くのと実物を見て描くの効果の違いが良くわからないのですが。2次元→2次元か、3次元→2次元の違いだと思うのですが、どちらも練習になるとは思うのですが…どうして3次元→2次元の方が効果がある?のかがしっくり来る答えを知りません。
中村佑介🎨8/16~9/1福岡展 @kazekissa
@kojikojiroad解答①】極端な話、写真やデッサンを見て描いたデッサンでは「じゃあ、その女の子を斜め上から描いて」という要望に応えられなくなります。実物を見て描くと、描く力だけでなく、立体そのものを観察する力がつくので、それが出来るようになります。
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