ギャンブル依存症とはどんな病気なのか？―ギャンブル依存症【基礎講座】＠東京 実況まとめ
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SCGAsince2014
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ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
初鹿先生「ギャンブルを禁じると結局、禁酒法のときのように地下に潜ってしまう。それよりは折り合いをつけることを考えるべき」田中「我々は現実を大切にしていきたい」
2014-08-17 14:05:07続いて、ベネッセの情報流出事件に話が移りました。根底にあったのは犯人のギャンブル依存症。ベネッセの損失に触れ、依存症対策にリソースを割いていれば、企業としても損失を抑えられるのでは、という田中の意見。
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
田中「ベネッセの情報流出事件、伊藤忠の巨額横領事件、りそな銀行の事件、外務省の職員の横領事件など、ギャンブル依存症が根底にある事件が非常に多い。だから海外では刑務所に治療プログラムがあるのだが、日本ではない。日本ではセキュリティーの問題のみにされるが、欧米ではセキュリティと…→
2014-08-17 14:07:09
ギャンブル依存症問題を考える会
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→予防教育の二本立てで行っている。予防教育にお金をかけておいた方が良いという考え方。どうしたら日本の企業はこれをわかってくれるのか？」初鹿先生「警察は借金という原因まではたどり着いてもその借金が何によるものなのかの統計を取っていない。その予算がない。なので、カジノの利益の一部を→
2014-08-17 14:09:54
ギャンブル依存症問題を考える会
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→予防教育に使うというのが現実的なところ。」田中「ありがとうございました。」初鹿先生の登壇が終わりました！
2014-08-17 14:10:30
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
ギャンブル依存症とは？ ギャンブルのために、日常生活に問題が生じているにも関わらず、なかなかそれを止められない病気。脳の報酬系、ドーパミンが深く関わっている。
2014-08-17 14:12:14
ギャンブル依存症問題を考える会
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ギャンブル依存症者はもともとドーパミンが活性化しており、ビギナーズラックの時に感じる快楽が普通の人と全く違うことが脳実験の結果でわかっている。
2014-08-17 14:13:22
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
脳の報酬系とは？脳が快楽を感じるときに強く働く。ドーパミンの快楽を得るために、脳は同じ行動を繰り返させようとする。これがやっかい。理性の蓋がきかなくなる。人間、気持ちいいことしたいなという気持ちに対して理性の蓋でバランスをとっている。しかし依存症者は蓋がきかなくなる。
2014-08-17 14:16:03
ギャンブル依存症問題を考える会
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朝起きて、パチンコやりたいな…と思ったときにすでに報酬系が働き、そのことしか考えられなくなる。そして、1000円だけ使おう、と思ってでかける。それは嘘じゃない。その時は本気でそう思っている。
2014-08-17 14:17:47
ギャンブル依存症問題を考える会
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しかし、やり始めると報酬系が働いてやめられなくなる。それを周りの人は、知識がないので「自分も前はハマってたけどやめられた。意志を持てばやめられるはずだ」などと説教してしまう。非常に残酷な病気。本人にとっては、糖尿病の血糖値を自分で下げろといわれているようなもの。
2014-08-17 14:19:19
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
日本のギャンブル依存症の特徴。ギャンブルへの敷居を低くする取り組みが行われている。身分証なしで入れ、タレントやキャラクターによるCMなどは海外ではあり得ない。また、ギャンブル依存症という病気についてほとんど知られていない。
2014-08-17 14:21:08アメリカでは賭博場に入るには身分証が必須。
未成年の入場は禁止です。
一方日本では…キョウリュウジャー、ふなっしー、プリキュア…子供たちが夢中になるキャラクターが競馬場でイベントをやっています。
http://turfy.jp/event/?cat=14
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
日本の特徴。パチンコパチスロ文化。誰でも気軽に入れるギャンブル場は日本にしかない。日本では比較的学力が高く、社会的に責任ある立場の罹患者も多い。ここが問題で、優秀だからこそ言えばわかるはず、と思われてしまう。そして次はわかるはず…と10年近く経過してしまうことも。
2014-08-17 14:23:54海外では、ギャンブル依存症になる危険因子が人種、貧困、学歴などと関わっているが、日本では相関していないというデータがあります。
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
パーキンソン病とギャンブル依存の関係性については、既に2005年5月にもエントリがありましたね。(ヨ) パーキンソン病治療の薬によりギャンブル依存に - ケムステニュース～化学ニュースサイト～ by Chem-Station chem-station.com/chemistenews/2…
2014-08-17 14:26:46さて、お待ち兼ねの解決策についてお話します。
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
では、解決策は？ 自助グループ、GA(ギャンブル依存症当事者の会)、ギャマノン(ギャンブル依存症者を持つ家族会)につながることが第一歩。無料で参加でき、コストもかからない。海外ドラマなどで「ハイ、トムです。アルコホーリクです」などとやっているシーンを見たことがないか？あれが自助G
2014-08-17 14:28:03強迫的ギャンブラー本人の自助グループ「ギャンブラーズ・アノニマス」
http://www.gajapan.jp/
ギャンブル依存症者の家族・友人のための自助グループ「ギャマノン」
http://www.gam-anon.jp/
家族や友人に依存の問題を持つ人のための自助グループ「ファミリーズ・アノニマス」
http://families-anonymous.wix.com/home
本人は本人の自助グループへ、
家族は家族の自助グループへ。
それぞれ別の自助グループに通うことをおすすめしています。
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
治療プログラムは12ステッププログラム。プログラムを学んだ人が次に伝えるというシンプルなもの。世界中に広まっている。
2014-08-17 14:29:41GA、ギャマノンなど12ステップを使った自助グループで、人から人に伝えられているのが12ステップ・プログラムです。
ギャンブル依存症問題を考える会
@SCGAsince2014
ギャンブル依存症は病気。例えではなく、心臓病、糖尿病といった病気と同じ病気。理性の蓋がきかない病気。
2014-08-17 14:30:34