アサイラムVSマイアミ鎮守府 わくわく！合同演習！ Part4

orphe @orphechin

きっとこいつもこいつなりに、答えを探している。自分の中の不透明さを解決するやり方、自分と提督との間の関係への答え。「俺の答えがあんたの解決策に繋がるかどうかは知らんが…」俺は続ける。「俺もあいつも殺し、破壊するのが好きなのさ。誰かを傷つけずにはいられないんだ」 #艦これ航海日誌

Gasse @yk_prazdroj

マイアミ提督、愛を語る。。。？　 #マイ鎮

orphe @orphechin

「俺は以前、あいつの内面を見たことがあった。そこでは海と空が赤く染まっていて、あちこちに火柱が立っている。あいつはその中で笑っていた。絶え間ない暴力と死。それがあいつの望む世界だった。…そしてそれは、俺の望んでいたものでもあった。そこで互いの意思が一致した」#艦これ航海日誌

orphe @orphechin

「正確には、それしか一致できるものはなかったんだ。あいつは他にも、ただの女性として、俺と一緒になりたいという思いを持っていた。でも俺にはそれに答えてやる能力がなかった。俺には人を傷つけることは出来ても、人を人並みに愛する能力なんて全くない。その資格すらも」 #艦これ航海日誌

Qewestion not allowed @QewWyuki

ヴァルハラ・ライジングのワン・アイみたいな心象世界やね＞羽黒の内面 #マイ鎮

orphe @orphechin

「愛していても、相手の何もかもを受け止められるとは限らないんだ。時にはそうして一部を受け入れ一部を切り捨てる必要がある。自分か、相手か。どちらかのある部分を殺さなければ成り立たないものがある。加賀、あんたにもそんな時が来るのかもしれない」 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

…いつの間にか俺は加賀に自分の事をぶちまけていた。今まで羽黒にも話したことはなかった、自分の心情を。加賀はそれをただじっと聞いていた。眉をひそめることもなく、笑うこともなく、怒りもせず、ただ、その大きな美しい瞳をじっとこちらに向けたまま。 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

「…そう」 俺の言葉が途切れた後、しばらくして加賀はゆっくりと口を開いた。 「感謝するわ」 俺の話がどれだけ伝わったのかはわからない。なんというか、アドバイスをしたつもりが、逆にこちらが助けられた気分だ。 「感謝するのはこちらの方さ。なんだか肩の荷が下りた」 #艦これ航海日誌

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

マイアミ提督、根はすごく真摯で純粋なのよな。 #マイ鎮

orphe @orphechin

「話しにくいことだったのね。でも、安心して。誰にも言わないから」 「助かる」俺は加賀に頭を下げる。加賀もそれに答え、ゆっくりと頷く。 「話を聞いてもらった礼と言ってはなんだが…今回の演習、楽しんでくれよ」「そのつもりよ」加賀が微笑む。初めての笑み。 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

「きっと鎮守府に戻れば、色々つまらんことで悩んだりバタバタしたりするだろうが…マイアミと戦う時はそういうのはナシだ。なにせ提督含め、どいつもこいつも四六時中殺しのことしか考えてないバカの集まりだからな。あんたも頭空っぽにして殺しに興じれば良い」 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

俺は大げさにジェスチャーする。「羽黒の頭をひっつかんでガンガンぶん殴れ。牙を突き立ててあいつの喉を食いちぎれ。なんなら矢だらけにしてやってもいいぜ？」「もちろん」加賀は大いに頷く。こんな時だけ。「その代わり、あんたの頭があいつに踏み潰されるリスクもあるわけだ」#艦これ航海日誌

orphe @orphechin

「というか９９％そうなるだろうな。羽黒は強い。クッソ強い。毎日俺を殺して深海も殺して、殺、殺、殺の殺戮重巡だ。ごろ寝とレズセックス浸りの空母になんか負けやしないさ」「覚悟しておくわ」「ま、うまくそっちの提督が喜ぶ展開を見せてやれよ。あいつの嫁らしくな」 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

「そうね。私は、そうしたい」 「そして言うんだ。いつものように『やりました』とな」加賀の決め台詞を真似して言う。 「下手ね」加賀が苦笑する。 「そんな笑い方もできるのか」 「少しは」そしていつもの仏頂面。 「良い戦いを」俺は拳を突き出す。 加賀もそれに合わせる。 #艦これ航海日誌

orphe @orphechin

あ、痛い、指折れた。やっぱ力強いわ。 こうして会話は終わり、最後の試合が始まる。何もかもを破壊する戦いが。 #艦これ航海日誌

CF型マシニーカhir @hir_CF

ｵﾂｶﾚｻﾏﾄﾞｽｴ #マイ鎮 #加賀観