2014/6/19~7/5(アリス企画3)

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テツヤ2号 @one16seirin2

[アリス企画再開です] 火「うぇーい……」 [テンションあげてください2号のように] わん!わん! 火「もう疲れた森の中彷徨うの」 [子供ですか文句言わないで下さい。ほら、カントクきたトコですからね] 火「んー」 [終わったらまたステーキのお店行きましょうね] 火「おー!!」

2014-06-19 17:48:01
テツヤ2号 @one16seirin2

高「こ、壊さないでおきましょーよ!ね!」 宮「まーいーけど」 [さてもう1つ問題が] 宮「何だよまたかよ」 わふーっ [台本ではこの後高尾君と宮地さんでカントクを遠くに投げます] 高「駄目だもう俺は死ぬ運命なんだ」 宮「落ち着け」

2014-06-23 11:50:59
テツヤ2号 @one16seirin2

火「あれ?カントクは?」 [あれ] 火「見失うなよナレーター」 わふーっ カチャッ 高「あれ真ちゃんどしたの顔出して」 緑「あの女ならそっちへ走っていったのだよ」 高「あれまー珍しい親切真ちゃん」 緑「黙れ高尾」 火「そか!サンキュ!俺行くわ!ご馳走さん!」 緑「ふん」

2014-06-27 20:53:49
テツヤ2号 @one16seirin2

[おかしなパーティーを抜け出した火神君は再び暗い森の中をずんずん進みます] 火「2号、ついてきてるか?」 わん! [随分と2号に優しくなった火神君です。成長ですね] 火「うっせぇ。あ、分かれ道。…………………こっちだな」 [何で分かるんですか] 火「勘」 [これだから野生人は]

2014-06-27 21:01:49
テツヤ2号 @one16seirin2

[足元が見えない薄暗い森の中。ギャーギャーと鳴く鳥の声。一羽の梟が火神君の頭上スレスレを飛んでいきます] 火「ぅおっ!?」 わふっ 火「…………………くろこー」 [何ですか] 火「お前ナレーションしかしねぇの?」 [まぁ、はい] 火「……………」

2014-06-27 21:13:34
テツヤ2号 @one16seirin2

[何ですか今更] 火「別に」 [………………もしかして火神君怖いんですか] 火「はッ!?」 [暗いですしね。何か出そうですよね] 火「なッ、ち、違……………ッ!!」 [あ、じゃあ僕が隣に居なくて寂しいんですか] 火「違う!怖ぇ!…………あっ」 [怖いんですね] 火「……………」

2014-06-27 21:17:25
テツヤ2号 @one16seirin2

[2号いるし大丈夫ですよ] 火「子犬に何ができんだよ」 わふーっ!! [威嚇が出来ます] わふーっ!! [ほら] わふーっ!! [頑張ってるんだから何か言ってあげて下さいよ] 火「……………やっぱ頼りねぇから俺が守るわ」 [今の格好良かったです] わふ 火「やめろ」

2014-06-27 21:21:24
テツヤ2号 @one16seirin2

火「あ、道がある」 [火神君が指差す先には、奥へと続く綺麗な道がありました] 火「これ辿ってけばいけるんじゃ……」 わふわふ((トコトコ [嬉しそうに道の上を歩き始めます]

2014-06-27 21:27:44
テツヤ2号 @one16seirin2

火「あれ?水戸部先輩だ」 わふっ! [前方から歩いて来るのは犬の耳と尻尾をつけた水戸部先輩です。そして、手に持っているのは……] 火「ああああああ!!?何してんスか!!!!」 [水戸部先輩はホウキを手に、掃除をしていました。道ごと綺麗さっぱりと消し去っています]

2014-06-27 21:39:32
テツヤ2号 @one16seirin2

水「?」 火「あああ…………」 [事情の分からない水戸部先輩は火神君の頭をなでなでして再びホウキを手に歩いて行ってしまいました] 火「ヤバい……ダメだ………もうどっち行ったらいいのか分かんねぇ…………」 くぅーん

2014-06-27 21:57:08
テツヤ2号 @one16seirin2

火「疲れたな。2号、あっちで休もうぜ」 わふ…… [近くにあった切り株に腰を下ろす火神君。2号は隣にちょこんと座ります] 火「無闇に歩き回らなきゃ良かった。俺帰れんのかな…………」 くぅーん…… 「お困りですかオジョーサン」 火「え………」

2014-06-27 22:06:42
テツヤ2号 @one16seirin2

火「あ…………」 青「再登場、俺」 火「青峰ぇ……っ」 青「え、ちょ、待って何で涙目やめて助けろ犬」 わふー? 火「ま……」 青「え、な、何?」 火「迷子んなった…………っ」 青「さっき俺んトコ来た時既に迷子だった気が」

2014-06-27 22:19:03
テツヤ2号 @one16seirin2

火「道が無くなったんだよ」 青「道?んなの当たり前だ、この辺りは女王の敷地だからな」 火「女王…?」 わふー? 火「女王役なんて会ってないぞ」 青「そーか、んじゃこれからだな」 火「…………どやって会うんだ」 青「教えて下さい青峰様」 火「教えろ青峰」 青「可愛くねェな」

2014-06-27 23:32:43
テツヤ2号 @one16seirin2

青「女王に会うにはぁー、こっちの道」 火「こっちか!」 青「でもいいし、こっちの道、でもいい」 火「どっちだよ!」 青「あー、そっちのでもいいかも」 火「……………」 青「膨れんなよ、からかっただけだろ」 [火神君で遊ばないで下さい泣いちゃいます] 火「泣かねぇよ!!」 わん!

2014-06-27 23:36:12
テツヤ2号 @one16seirin2

青「ま、大変だろーが頑張れ」 [そう言うと青峰君は自分が座っていた大木の枝をレバーのようにグイッとおろします] 火「ぉわ……っ!!」 [大木は扉のように開かれ城への道が開かれました] 火「お、お前すげェな……!!」 青「そーゆー役だかんな」 火「猫耳なのに……っ」 青「…………」

2014-06-27 23:47:55
テツヤ2号 @one16seirin2

火「ありがとな!青峰!」 青「ハイハイ」 わん!((タタッ 火「あ゙!!オイ先に行くな!!」 [慌てて2号を追いかける火神君] 火「ぶッ!!」 [スカートに足を引っかけ転びます。何回目でしょうか] 青「ふはッww」 火「うぅ……笑うな………っ」 青「気ィつけろ馬鹿」 火「……ん」

2014-06-27 23:53:35
テツヤ2号 @one16seirin2

[青峰君が開いてくれた城への道をキョロキョロと辺りを見回しながら歩く火神君] 火「綺麗に整備されてんな。………つか何だよコレ、迷路みたいで訳わかんねぇ」 わぷっ((ガサッ 火「オイ植木突っ切ろうとすんな2号」 わふーっ((プルプルッ

2014-07-01 00:56:41
テツヤ2号 @one16seirin2

火「あっ」 わん! 火「降旗、福田、河原!」 [3人は、火神君には気付かずに慌てた様子で白い薔薇に赤いペンキを塗っています] 火「何してんだ………?」

2014-07-01 17:15:26
テツヤ2号 @one16seirin2

火「オイってば!」 福「ん?うわ、火神か!」 河「驚かせるなよー」 火「さっきも声かけたんだけど…」 わふーっ 火「そいやぁ、何で塗ってんだ?」 降「間違って白薔薇植えちゃったんだよ。だから赤く塗ってる」 火「白いのも綺麗だぜ?」 降「…………ダメなんだよ」

2014-07-01 17:20:50
テツヤ2号 @one16seirin2

火「??」 福「女王は白薔薇が嫌いなんだよ」 河「もしバレたら………」 [そこで口をつぐむ河原君を見て、火神君は言いました] 火「………じゃー俺も手伝う」 降「え……、いいのか?」 火「高い所は俺の方が届くだろ?」 わん!わん! 火「2号もやるって」 降「…………っ、ありがと!」

2014-07-01 17:24:55
テツヤ2号 @one16seirin2

火「よ………っと」 [脚立にまたがった火神君は高い所の白い薔薇にペンキをペタペタ塗っていきます] 河「おお~、やっぱデカい奴いると助かるなー」 わふわふ 福「出来れば足閉じて欲しいんだけどな」 降「火神なのに……罪悪感が……………」 火「うっせーな!」

2014-07-01 17:32:31
テツヤ2号 @one16seirin2

[その時、辺り一帯が急に騒がしくなり始めました] 火「なんだ…………?」 わふ? 降「……………女王だ……………ッ」 [3人の顔は一気に青ざめます]

2014-07-01 17:51:21
テツヤ2号 @one16seirin2

[大勢の家来達が列を成し、響く音楽はどこか恐ろしげな雰囲気を醸し出していました] 火「何が始まっ…………あ!」 [火神君の目線の先には、トランペットを吹きながら走ってくるカントクの姿が] 火「カントク!」 わん! [呼び掛けもむなしくカントクは家来達の列をすり抜け走っていきます]

2014-07-01 18:04:31
テツヤ2号 @one16seirin2

リ「女王のご到着よ!女王様よ!」 [恐々と地面に平伏す3人を見て火神君も真似します。正確には平伏すというよりうつ伏せに寝転がります] わふー [2号は伏せです] 火「何だ何だ………何の儀式だよ………」

2014-07-01 18:14:12
テツヤ2号 @one16seirin2

[先程とはうってかわってやけに静まり返った空間に、コツ……コツ………と響く足音は、次第に火神君達の方へ近付きます] 火「やべ、芝生口ん中入った」 [すいません火神君今そういう雰囲気じゃないんで] わふー……… [足音が目の前で止まりました] 「…………王宮の花壇を………」

2014-07-01 19:44:05