アイヌ差別言論はただのきっかけ。ここから多民族共生について考え始める

札幌市の金子市議の「民族としてのアイヌは既に滅びた」というブログ記事に対して、アイヌ民族の人だけでなく、非アイヌ系(適切な言葉が思いつかないので、便宜上使用)の道民、そしてその他の都府県民からも批判が寄せられました。 金子市議が「アイヌ民族が滅びた」という根拠は、平凡社百科事典に掲載されていた知里眞志保博士の記述でした: その後、この記述は改定されていることが判明したましたが、その時点で金子市議は次のように述べています。 続きを読む
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非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara 二級市民の扱いをされる者はは存在しないと?驚きです。また民族の実態とは何ですか?

2014-08-19 01:49:48
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara また名前に関しても迫害されぬぎりぎりのところで今でもアイヌ名が使われている。アイとかレクとか。アイなんかも漢字「愛」を当てたりするが、アイヌはloveではなく、「矢」の意味で付けている。先日私が名付け親になった女の子の名前は「キサ」。

2014-08-19 01:54:26
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara これも当然アイヌ語で「~に火を付ける」。チキサニに雷が落ち人類が創生された事にちなむ名です。

2014-08-19 01:56:13
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara このように圧迫の中でそれに対応して形こそ変えていますが、アイヌ語が使われなくなったり、名前が付けられなくなってはいないのです。

2014-08-19 01:59:16
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara 和人が許さぬ、だからお前たちはいないんだとおっしゃるんですね。なるほどあなたの見解がよくわかりました。

2014-08-19 02:03:58
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara 別に現状を是認してる訳ではありませんがね。圧迫に耐えながら戦っている。それを「消滅」と言う事に疑問を投げかけたのですが。

2014-08-19 02:16:00

私はアイヌ式の子どもの命名法を知ったのは、手塚マンガ「シュマリ」でした。確か「ポンション」だったか?(違うかも)。

Esaman@名古屋白仮面事件救援会(なりゆき救援組合。5名中3.5名支援) }{追悼・山本夜羽}{ @Esamani

@toshi_fujiwara @aynuitak_jiji @syotakota 子供に「アイヌ語にも日本語にも見えるハイブリット名」をつけるのは、差別の回避もあるでしょうが、その子が「どこまでアイヌやるか」がわからん以上、どちらも選択できるように、という親心もあると思います

2014-08-27 04:29:23
Esaman@名古屋白仮面事件救援会(なりゆき救援組合。5名中3.5名支援) }{追悼・山本夜羽}{ @Esamani

@toshi_fujiwara @aynuitak_jiji @syotakota 勝手に消すなよ(苦笑)。 「滅び行く民族」だとか「同化していなくなった」とか、さんざ好き放題言われ続けて、すでに1世紀近く経ってますが、いまだに「アイヌがいる」ことの意味は、考えたことあるかね?

2014-08-27 16:00:40
Esaman@名古屋白仮面事件救援会(なりゆき救援組合。5名中3.5名支援) }{追悼・山本夜羽}{ @Esamani

@toshi_fujiwara @aynuitak_jiji @syotakota 「日本語にもアイヌ語にも見えるハイブリット名」などは生存戦略のひとつとも言えます。よくしらない人から見れば、アイヌ語名の人はいないように見える。しかし「見えない」だけで、本当は居るわけです。

2014-08-27 16:04:55
Esaman@名古屋白仮面事件救援会(なりゆき救援組合。5名中3.5名支援) }{追悼・山本夜羽}{ @Esamani

@aynuitak_jiji @syotakota なぜそんな「生存戦略」が必要か? 子どもが「どこまでアイヌやるか」わからないから、というのは穏やかな説明で、実際には@toshi_fujiwara 氏のようなウザイ人に絡まれたら可愛そうだ、というのも多分にあるでしょうねぇ

2014-08-27 16:07:44
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

@toshi_fujiwara @syotakota そしてあなたはアイヌが消滅したと断言したレイシストでしかない。百万言並べようとあなたはアイヌを差別する一和人に過ぎない。それが露わになったからと言って私に何を言ってもその事実は消えない。戦うなら自分の差別心と戦ってくださいね。

2014-08-27 04:24:23

先住民の権利という概念は比較的新しいものだと思います。また、権利に関しては国連の見解はありますが、伝統儀礼、行事、言語、歴史教育など、その回復状況は国や民族によってさまざまです。

丹菊逸治 @itangiku

世界各地の先住民の間で行われている言語復興、文化復興つまり「言語や文化を取り戻す運動」はマジョリティに誤解されやすい。敵対的なマジョリティだけでなく、「味方」のマジョリティからも。

2014-08-27 07:42:31
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku マジョリティ自身も民族なんだから「民族というものはかくかくしかじかでなくてはならない」と考えるのは勝手だ。自民族についてはもちろん、他民族についても、意見はあるだろう。だが、個人に対して何かを求めるのはお門違いなのだ。

2014-08-27 07:49:06
非ウポポイ系アイヌ @aynuitak_jiji

アイヌ語の言語復興も、別にとっ捕まえて監禁するわけでもなし、希望者がやる事に無駄だと文句を言う研究者やアイヌがいる。そう思うなら心の中でせせら笑って自分の事だけやってればいいのにと思う。

2014-08-27 07:51:07
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku マジョリティのシンパは先住民の個人に対してしばしば「こうしなさい」と求める。「民族はこうあるべきだから、あなた個人はこうすべきだ」と。だが、それは誤りなのだ。「あなたがAを求めるならBのようにすればよい」のように、あくまで個人が出発点にならねばならない。

2014-08-27 07:54:33
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 先住民が何を求めるか、マジョリティ(敵だろうがシンパだろうが)が指図しても無駄なのだ。先住民は「今そこにいる人々」であって「政治的目的のために集う人々」ではない。

2014-08-27 07:59:14
丹菊逸治 @itangiku

少数民族、特に先住民の場合は「マジョリティ民族(国家)と自分の本来属する民族の両方の二重のアイデンティティー」を持つのが普通だ。2つの社会に同時に属しているのだから。「どちらか選べ」という政治家は勉強不足。引退をお勧めする。

2014-08-27 13:11:07
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 「あなたは先住民だから先住民の言語を話せるようにならなくてはならない」と先住民の個人に求めるのは完全なお門違いだ。そもそも現代の言語復興の多くはそのような文脈で行われてはいない。個人は好きなようにすればよい。

2014-08-27 08:04:47
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 言語復興は、あくまで「言語を自分のものとして取り戻す活動」だ。「マジョリティに認めてもらうために、民族としての体裁を整える運動」ではない。そういうものとしてとらえる活動家がいてもよいが、それに限定されるものではない。

2014-08-27 08:11:49
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 「言語を取り戻すこと」としての言語復興の実践内容は個人ごとにさまざまだ。ある人にとっては「単語を一つ知っている」ことかもしれない。また別の人にとっては「その言語だけで生活する」ことかもしれない。それでいいのだ。言語再活性化プログラムとは異なる。

2014-08-27 08:25:54
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 先住民の「言語を取り戻す活動」において大切なのは「その人が満足すること」「その人がその言語を自分のものだと感じられるようになること」「その人がその言語と自分の間の絆を取り戻すこと」だ。具体的に何をするかは個人による。単語一つでも、完全マスターでもよい。

2014-08-27 08:34:36
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 先住民は近代化の過程で不利な立場におかれてきた。言語や伝統文化は失われ、マジョリティのものに置き換わっているケースも多い。「元に戻す」ことを社会が目標にするのはかまわない。権利として要求するのも当然だ。だが、それがなければ民族ではない、なんてことはない。

2014-08-27 08:46:07