文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第3回2014/08/28)[私的録音録画補償金調査報告を受けて権利者側意見発表、クラウドサービスと著作権についてユーザー側意見発表、等]

2014年8月28日(木)16:00~18:15に開催された文化庁「文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第3回)を会場で一般傍聴し、ツイート実況したもののまとめです。 ★2014/09/03 14:33 追記。資料が公式サイト↓に掲載されました。 ○文化庁:文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会 (第3回) http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/hogoriyou/h26_03/gijishidai.html
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江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続く/津田委員:また調査設問の設定上、ヘビーユーザーの数値が大きくなる傾向があり、平均的なユーザー層を反映していない面があるところを、単純に掛け合わせてということが、統計的に意味があるのか、統計などの専門家にも聞くべき/*続く

2014-08-28 16:35:27
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:コピー回数が増えていることは、DRMやコピー制限自体が減っていることを受けて、今まではやりたくてもできなかったという需要が前面に出てきたものとも考えられる。

2014-08-28 16:36:19
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:36 椎名委員(芸団協):津田委員の意見を否定するわけではない。ただ、今回の発表は、権利者の不利益を実証しようという意図はなく、一定の仮定に基づいて試算してみたもの。これまでは、規模感を知ることのできる調査数値が無く、今回は統計の専門家等の意見も聞いて試算したもの。/*続く

2014-08-28 16:38:16
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続く/椎名委員:違法ユーザー云々というつもりもなく、機器メーカーが大きなメリットを享受しているだろうということで示した。

2014-08-28 16:39:01
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:38 津田委員:今回はあくまでも規模感を示したという理解でよいか?→椎名委員:それはこれからの議論

2014-08-28 16:40:02
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:39 榊原委員(JEITA):規模感ということだがもう少しわかりやすく。また個別の点では、2002年にMD→2014年にパソコンで保存曲数が約3倍というが、2002年にパソコンは無かったのか?/等々・・・

2014-08-28 16:42:26
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:42 椎名委員:今回の資料の趣旨は、権利者の逸失利益を主張しようというものではなく、メーカーの利益等、経済的効果の部分の規模感を考えたいという意図のもの。MDのSCMSが、PCでは採用されなかったのは、機器メーカーの意図で、権利者の希望ではない/*続く

2014-08-28 16:44:20
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/椎名委員:また2002年MD→2014年パソコンの対比は、それぞれの年で主流であったものとしてであって、2002年にパソコンがあったかどうかは関係ない。また、国民全体の数字の出し方は、統計専門家の意見も聞いて出したものであり意味があると思う。/*続く

2014-08-28 16:46:00
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/椎名委員:また、ユーザーや機器メーカーだけではなく、権利者も利益を得ているとのご指摘だが、権利者の利益はユーザーや機器メーカーの得ている利益に比べて極めて小さなもの。また私的複製は、権利者のコントロールできない領域。

2014-08-28 16:47:12
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:47 河村委員(主婦連):2002年MD、2014年パソコン、の対比に違和感があるのは、2002年MD、私は音楽ファンだがMDは持っていなかった。当時はMDが主流と言うが、数ある機器の一つの選択肢程度だったのではないか?

2014-08-28 16:48:46
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:48 椎名委員:僕も2002年のMDとの対比で3倍というのに大きな意味があると感じてはいない、統計でトップにあるものを使って規模感を出したという程度。

2014-08-28 16:49:44
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:49 榊原委員(JEITA):椎名委員は、この資料は機器メーカーが受けているメリット=どれだけ儲けているかを示すモノと言うが理解できない、これは感想なのでやり取りは不要。聴いてもらえなければ意味ないのであって、聞いてもらえるメリットは大きいと思う。

2014-08-28 16:52:05
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:51 椎名委員:今回の資料は統計の専門家の意見も取り入れて作成したもの。ただ、メーカーの利益という点は別の資料になると思う。しかし、これまでは権利者の逸失利益という点が前に出ていたが、今回は見方を変えてということ。

2014-08-28 16:53:11
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:53 土肥主査:椎名委員の発表内容と議論は、今後の議論の資料としたい。2つ目の議事のクラウドサービス等と著作権について、ユーザー側から、津田委員[MIAU]、河村委員[主婦連]から意見発表。まず津田委員から。

2014-08-28 16:54:57
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

16:54 津田委員:提出資料「ユーザー目線で考えるロッカー型クラウドサービスと著作権の有り方」、により説明。*この資料は現時点→ slideshare.net/KeisukeKatsuki… アップされています/*続く

2014-08-28 16:57:03
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:クラウドサービスと著作権との関係を考える上での前提。Chormebookに代表されるクラウドサービス前提の機器。ブロードバンド、データ圧縮技術の向上。/*続く

2014-08-28 16:58:40
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:これまでのコンピューティングは、データもアプリも手元の端末内の資源。クラウドコンピューティングではデータやアプリはインターネットを介してクラウド上にあり、必要な資源を必要な分だけ利用するのが前提/*続く

2014-08-28 17:00:03
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:技術的に見れば、「クラウド上のサーバーにデータを保存し、ネットワーク上で操作する」という視点からは、クラウドロッカーもWEBメールもSaaSに分類され、サービス実現のための技術はほぼ同じで区別は難しい/*つつく

2014-08-28 17:02:48
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:我々の主張。クラウドサービスと著作権に関する制度設計を行う上では、今後のIT技術の発展のロードマップを把握する必要がある。制度が技術発展を阻害しないような視点を持つべき、制度が将来思わぬ分野に影響を与えないように検討すべき。

2014-08-28 17:04:25
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続く/津田委員:クラウドロッカーへの保存は許諾必要な複製に当たるか?共有リンクにはユーザー名が紐づいており、発信者情報を追いかけることができ違法なファイルは検挙容易。利用者ファイル名等は個人情報。クラウドロッカーはワイヤレスのHDDやSSD。クラウドへの保存は私的複製。/*続く

2014-08-28 17:07:11
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:ファイルへの多数のアクセスは規制され、無尽蔵に共有できるわけではない。/*続く

2014-08-28 17:08:28
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:クラウド事業者に対して対価還元義務を課した場合どうなるか?事業者は利用規約で音楽ファイルや映像ファイルの取り扱いを禁止あるいは別契約を求めるようになる。結果として、期待通りの対価還元を得られない、制限のない海外サービスの利用、事業者撤退等/*続く

2014-08-28 17:09:54
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:クラウドサービスを用いた音楽・映像のイノベーションがストップする。クラウドサービス事業者への対価還元義務は国内産業の空洞化の原因となり、成長戦略の点からはどうなんですか?/*続く

2014-08-28 17:11:03
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:その他に技術的な視点。1点目、ユーザー自身がフリーソフトなどを用いてクラウドサービスを構築する場合?、2点目、事業の立ち上げに他社のクラウドサーバーを借りる場合、たとえばamazon AWS等、この場合、対価還元義務のある事業者はどこになるのか?/*続く

2014-08-28 17:12:59
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/津田委員:ここまでの技術的な話はみなさんちんぷんかんぷんかもしれないが。。。/*続く

2014-08-28 17:15:36