異能使い第二式リプレイ「矢城町怪奇劇」第2話―分離―

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アウル「安すぎだろうΣ(ﾟдﾟlll)　まーいい…さっさと行け！　シッシ( ´_ゝ`)/~~　」 ピエロ「オ～う…アウルさん、今日はなかなかアウルってきますね～」 アウル「首絞めるぞ～（`･ω･´）ﾑｯｷｰ!　」 ピエロ「アハハハ`'`'`'`'`」と消えていく。 クロ「クーん」

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傍らで心配そうな顔をする、犬のクロ。 アウル「大丈夫だ」 すると、気配を感じて奥に逃げるクロ。 キモヲタ山田（元クロの飼い主）「た、た、た、大変なんです～～～～～！！！(△ﾟ;;≡;ﾟ△ﾟ)　」 アウル「？？急にどうした？┐(´д｀)┌　」 山田「と、通り魔ですよ！！」

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アウル「通り魔？」 山田「見てくださいよ～ここを切られたんです！！( ` Δ´)　」見ると、袖口が２cm位切れてる。 山田「ね！ね！ね！」 アウル「…う～ん、まーそうだな…で、犯人を見たのか？」 山田「いや～ぜんぜん！急なことだったんで…と、とにかく捕まえてください！！」

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アウル「それはいいのだが…なんの手がかりもないとな…(-.-;)　」 山田「(￣д￣)ｴｰ　何でも屋じゃないいですか～何とかしてくださいよ！」 すがる山田。 山田「それに、最近コンビニでバイトしながら、ここのこと宣伝してるんですよ」 山田「お釣り２５０円です。何でも屋よろしく」

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山田「ってな感じでやってるんですから～～～～」 アウル「なんて、不自然な…まーわかった、わかった。探してみる」 山田「よろしくお願いしますよ～で、怖いんで送ってください…」 アウル「～～～ん、なんてめんどくさい奴！爺や！！送ってやれ！」 送られる田中。 アウル「面倒だな…」

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ミドルフェイズ 第１の現場に居合わせる『律と陽子』『礼希と田中』 陽子「律ちゃん…何かを感じない？」 田中「礼希…何か手がかり無いか？」 律・礼希「なんて他人任せな…(*´д`;)…」 礼希「そう言えばなんで律、ここに居るの？」 律「傷害事件を解決する為に探偵ごっこよ」

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礼希「へ～ってことはオイラ達と一緒か～」 律「そっちもそうなんだ？」 そこに偶然合流する『風花と暁彦』 暁彦「うん？何やってるんだ？クソガキどもｗ」 礼希「（`･ω･´）ﾑｯｷｰ!　クソガキって言うな！！」 暁彦「:( ＃´°ω°` ):ｲﾗｯクソガキだろうが～！」

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律・風花「ま～ま～(^^ゞ　」 礼希「あ、たま来た！おまえ何、頭もじゃもじゃしてるんだよ～(　｀皿´)ｷｰｯ!!　」 暁彦「お～俺はもじゃもじゃしてるぜ(´∀｀*)　いろいろとな～ガキにはわからないだろうけどな！」 礼希「へ！どうせおまえ！！」

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礼希「ブラジャーにホックがついてることも知らないだろう～(*￣∇￣*)ﾌｯ　」 暁彦「な、何！！(＠_＠;)　ブ、ブラジャーにはホックが付いてるのか…＿|￣|○」 律・風花「…えーと…」隅でいじける暁彦。 そこに、今度はアウルが合流する。 アウル「うん？どうした？みんな？？」

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風花「今、精神年齢小学生と小学生が争ってて…んじゃないや。所長！ピエロさんどこにいます？」 アウル「うん？ピエロに用事があるのか…(´-ω-)ｳﾑ(-ω-｀)　今、奴はヨーロッパだ！」 風花「だって、暁彦くん～」 暁彦「スーパー暁彦…復活～～～～～～つ！！ヽ(`Д´)ﾉ　」

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暁彦「風花！泊めて！！」 風花「所長！事務所にお願いします！」 アウル「(　ﾟдﾟ)ｳﾑ　仕方ないな～」 その時、大きな声が！ 陽子・田中「あ！！！！！！こ、これは！！！！！！」 見ると、ふたりが同時にカッターナイフを見つけた。刃は無い。 そして、その時何でも屋メンバーは、

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魔性の感覚をキャッチ。そして同時に、カッターナイフは関係ないこと理解する。 陽子「これは、私が見つけたんだから、私の手柄よ～( ﾟДﾟ)ﾄﾞﾙｧ!!　」 田中「いや！先に見つけたのは俺だ！妖怪ウォッチャブルウォッチが反応してる( ﾟдﾟ)ｳﾞｫｹ!!　」 律・礼希「関係ないよ！」

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アウル「やれやれだな～┐(´д｀)┌　一旦、事務所に集まるか」 一同、事務所に集まり、夕飯を食べることに。 爺や「おぼっちゃま、本日はイタリアンのコースでございます。もちろん、皆様の分、クロの分もございます」 律「クロって…毎日、こんなの食べてるの？」 クロにも豪華な食事が。

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礼希「所長～！ほんとにこのモジャ泊めるの？ｷｨｨｨ!!((ヾ(≧皿≦ﾒ)ﾉ))ｷｨｨｨ!!」 風花「暁彦くん～大人にね(^^ゞ　」 暁彦、無言で胸を指差す。そこには「寛大」と書いてある名札が。 礼希「字、キタナイ！！」 暁彦「(##ﾟДﾟ）ｲﾗｲﾗ　」「寛大」 風花「(^^ゞ」

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アウル「まー傷害事件の方も、魔性の絡みみたいだから調べることにするか」 風花「暁彦くん、協力してくれる？」 暁彦「寛大」 風花「ありがとう｡♥｡･ﾟ♡ﾟ･｡♥｡」 暁彦「俺は先に休むわ～」と言って退席する。 ふと、TVを見るとNEWSにモザイクで子供が映ってる。

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アナウンサー「くれぐれも警察に変なものを持ち込まないでください」 一同「…」 律「さ、さて、とりあえず、被害者をあたってみて、いろいろ聞き込みしましょう！うちの病院に入院してるみたいだし」 風花「そうだね」 アウル「では、明日から早速行動開始だ」 解散する一同。

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ミドルフェイズ２ ひとり家路に着く風花。すると目の前からピエロ？がやって来て、すれ違っていった。思わず足を止める風花。そして、声を掛ける。 風花「(¨* )あのぉ…ひょっとしてピエロさん？」 ピエロ？「はて？ピエロ？…あなた、何故、ピエロを知っているのですか？」

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ピエロ？「ワタシの名前は『クラウン』以降お見知りおきを…しかし、爽やかな風のニオイがしますな…あなた…。ワタシ、日本の単語をしってます。あなたはJKですね？」 風花は風の異能使い。ただならぬ空気に身構える風花。 クラウン「そうですか…風ですか…つかぬことを聞きますが…」

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そう言うと、クラウンは近づいてくる。 クラウン「黒い珠を知りませんか？いや、知っていますよね？？」 風花はすぐに理解した。前回、手に入れた珠の事だと。そして、それは、アウルが３つ、唯が１つ持っている。が、ここで素直に答えるわけにはいかない。 風花「知りません！」 クラウン「…」

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クラウン「隠すとためになりませんよ…」さらに近づいてくる。下がる風花。そして、武器を抜こうとした瞬間、クラウンの手が風花の喉を絞める。苦痛に顔を歪める風花。 クラウン「おーとっ…これでは、喋れませんね。さー、教えてください」 咳き込む風花。 風花「わ、わかったわ。話すわ」

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風花「それは、天老院の氷室唯さんが持ってるわ」 クラウン「ほほ～…天老院ですか」ニヤリと笑う。 クラウン「では、呼び出してもらいましょうか~知り合いなのでしょう？」 電話をする風花。が、当然繋がらない。 風花「繋がらないわ」 クラウン「ハァ・・・・どうやらわからない人ですね」

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禍々しいオーラをクラウンが纏う。そして、風花を手にかけようと近づいてくる。 焦る、風花。だが、その時、ふたりの間に斬撃が走る！その発生元に目をやる風花。 そこには仮面をつけた男が立っていた。 仮面の男「女を殺すのは好きじゃない…」 クラウン「そうですね～直接行きますか」

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そう言い残すと、ふたりは消えていった。難を逃れた風花。 同時刻。禍々しいオーラを感じたアウルはその元を追っていた。夜の闇を走り抜ける。田舎の夜は恐ろしく暗い。 礼希「今の変なのを探しに行くの？？」横を礼希が併走している。 アウル「なんだ…ついてきたのか…仕方ないな」

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礼希「今の何(＠_＠;)？？」 アウル「恐らく、魔人だ。…そして、強敵だ」息を切らさず走り抜けるふたり。 礼希「なんで、わかるの？知ってるのそいつのこと？」 アウル「懐かしい奴だ、多分な」ふたりは気づくと町の真ん中にある遠矢湖のほとりに来ていた。 アウル「やはりおまえか！」

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クラウン「おや～何故、あなたがここに？少々、面倒なことですね…アウル」 アウル「クラウン、何をしている？」距離をたもち睨み合う。 クラウン「まーあなたに隠しても仕方ないですね。力の奔流を探しています」 アウル「ほーまだ、力を求めるのか？もう十分だろう？」