福島民報の記事（発症割合地域差なし　子どもの甲状腺がん）と年齢調整と二次検査進捗率と。

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これに関して少しだけ。→発症割合地域差なし　子どもの甲状腺がん　県内０・０２８～０・０３６％ | 県内ニュース | 福島民報 minpo.jp/news/detail/20… @FKSminpoさんから

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｢甲状腺検査（先行検査）｣結果概要【暫定版】 ※PDF pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…　僕もこれから計算してみたけど、数字は一緒だった（当たり前か）。で、この数字は二次検査進捗率や年齢構成の違いは考慮に入れられていない。

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で、まず年齢調整を考えて見る。まず、先の先行調査の結果より、各自治体での3月11日時点での年齢構成を二次曲線で補間して求める（各年齢ごとの数字を、0-5、6-10、11-15、16-18歳の数字から推定する）。

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次に、資料の②-10の避難区域等13市町村、中通り、浜通り、会津地方の区分に分け、それぞれを検査時年齢の平均10.4、10.6、11.1、11.1に近くなるようにシフトし、0-5、6-10、11-15、16-18歳の数字を再構築する。

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結果はこれで、区分け事での違いはあまり無い（年齢調整はあまり効いて来ない事が予想される）。 pic.twitter.com/pVYmMGKeVc

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この結果と、全体での各年齢階層での悪性ないし悪性疑いの割合から補正係数を算出する。避難区域等→101.3%、中通り→101.0%、浜通り→94.6%、会津地方→102.7%。

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この数字から年齢調整して見ると、各区分けでの悪性ないし悪性疑いの割合は、避難区域等→0.0339%、中通り→0.0367%、浜通り→0.0333%、会津地方→0.0284%になる。

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次に二次検査進捗率を見て見る。避難区域等→88.2%、中通り→90.1%、浜通り→85.5%、会津地方→78.2%。この数字で悪性ないし悪性疑いの割合を補正すると、避難区域等→0.0379%、中通り→0.0404%、浜通り→0.0412%、会津地方→0.0354%になる。

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年齢と二次検査進捗率の両方で補正すると、避難区域等→0.0384%、中通り→0.0408%、浜通り→0.0390%、会津地方→0.0363%になる。

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それぞれの分母（一次検査受診者）は、避難区域等→41,813人、中通り→167,744人、浜通り→53,910人、会津地方→32,559人。

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二次検査進捗率で補正した全体での悪性ないし悪性疑いの比率は約0.04%になる。この確率で分母が50000人の時の10万人あたりの悪性ないし悪性疑いの分布は図の通り。 pic.twitter.com/4Dzg6gO1rP

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（0.04%は10万人あたり40人）

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この図はポアゾン分布に従うとしたもの。避難区域等→0.0384%（10万人あたり38人）、浜通り→0.0390%（同39人）、会津地方→0.0363%（同36人）という数字が分布のそれほど外れていない所にあるのがわかる。

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ついでなのでこれに関しても。→　env.go.jp/press/press.ph…　福島県の検査時と三県（青森、山梨、長崎）の対照調査の年齢構成。 pic.twitter.com/SW7ekAEkJw

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三県対照調査の年齢構成に合わせた場合の調整係数とかの表。 pic.twitter.com/UfYy2ZflZz

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年齢調整後のBC判定の割合。福島県の場合は一次検査受診者に対しての割合。 pic.twitter.com/CrbeqxNis2

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