落ちぬい 8月分

yamoto @yamoto

「司令、だらけてないで仕事をお願いします」 「熱くて死ねる。涼しくなれるものをくれ」 「わかりました。では司令の落ち度のうち、公安に差し出せば有罪になりそうなものをピックアップします」 「うっわ、すっげー冷えた。ばりばり仕事できそう」 「お役に立てて何よりです」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「そいや、陽炎。実は当初計画だと、秘書艦候補にお前の名前も挙がってたんだぞ」 「自分の幸運をこれほど感じたことはないわ。司令と四六時中一緒なんて胃に穴が開きそう」 「お前俺が傷つかないと思ってないか？」 「その程度で傷つくようなタイプでもないくせに」 「そだな」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「さあ、おまえの落ち度を数えろ」 「不知火に落ち度はありませんが」 「うん、知ってた」 「いい年をした司令がどうしてそんなおもちゃにご執心なのか理解しかねます」 「男はときどき、男の子なときがあんだよ」 「そうですか。痛ましいですね」 「容赦なしだな」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「いや、神通すげえな。久々に足腰ガクガクになったわ」 という駄提督の一言の迂闊さで、スーパーNINJA川内がストライダー飛龍ばりに出撃してえらいことになる恐怖。 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「金を惜しんだ覚えはねえんだが、陽炎、黒潮あたりからケチだとか言われててな」 「なるほど。後で2名を締め上げておけばいいですね」 「え、心当たりあんの？」 「そう言っておけば司令は見栄を張って無駄遣いをすると思っているのでしょう」 「なにそれ俺チョロい」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「え。なに、備蓄なくなったら共食いすんの？」 「そんなことを不知火がするわけがないでしょう」 「だよなー。ハハハハ、安心した」 「まずは司令の財布からです」 「マジで？」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「不知火、好きなスポーツとかってあったっけ」 「特にはありませんが、野球……特に高校野球は嫌いになりました」 「えっと……何があったん？」 「あれのせいで司令が仕事をしないので。盛り上がると話が生返事ですし」 「あー……目に浮かぶなあ」 「ので、野球は嫌いです」 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「これが落ち度ハウスだ」 「……ダンボールに図画工作的な絵が描いてありますね」 「上手くできてるだろ？　これをかぶせてだな……」 「こうでしょうか」 「俺にかぶせんなっつの！　これはお前用にだな」 「不知火に落ち度でも？」 しらぬいさんはきげんがわるいぞ。 #落ちぬい

yamoto @yamoto

「おしゃぶり浜風なあ。わりと好きだぞ」 「そうですか。司令、口を開けていただけますか？」 「その柑橘類の皮は何の真似かな、優秀な秘書艦殿」 「些細なことですから早く」 「酸っぱ死ぬだろそれ」 「ではおしゃぶり不知火について感想どうぞ」 「存在しないモンをどうしろと」 #落ちぬい