《私が2011年に自主避難をした事情》
- karitoshi2011
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その結果「屋外で一日中、例年通りに活動している子どもの運動団体」への取材は、東京からは来なかった。逆に、一部の、練習を室内で工夫して行っている団体への取材が来た。 形容が難しい、違和感が発生した。 @karitoshi2011
2014-09-23 13:34:27県外の、世界的な権威である専門家が安全と言うから屋外で活動しているのに。 県外のマスコミは、「普通の福島」を「専門家」が言うとおりに実践している団体ではなく、「普通ではない福島」ばかり探して報道するのだ。 これは、何なのか? @karitoshi2011
2014-09-23 13:36:45県外から来た世界的な「専門家」であり、広島と長崎とチェルノブイリを調べてきた権威である山下俊一氏ら、広島大学や長崎大学の教授の言っている事に沿った活動をしているだけなのに。 マスコミは、なぜ、権威の言う事に従わない様子ばかりを取り上げるのか? @karitoshi2011
2014-09-23 13:39:212011年5月になると、高校野球以外も含めて、各種の屋外競技の公式大会が始まった。 そこでは、年20ミリに気を遣った素振りは見せるが、実際には側溝で10μSv/hを超える場所があっても、大会は実施された。 福島県内マスコミは例年通りに結果を報じた。 @karitoshi2011
2014-09-23 13:42:142011年5月の段階では、いわき市などのスポーツ施設は、地震や津波の影響で使えないものもあったが、事故原発から半径30キロを越えた会場では、施設が無事なら、大会は「普通」に行われた。上級大会への出場資格もそこで競われた。 @karitoshi2011
2014-09-23 13:46:33地元新聞やテレビでは、スポーツ大会で被曝防護に気を配っている話など、どこにもニュースにならなかった。5μSv/hを超える会場で大会を実施しても、雨の中で競技を続行しても、外部や保護者からの抗議などは来ないらしいと分かった。 @karitoshi2011
2014-09-23 13:51:35この時期に私は、県立高校教諭の退職を決断している。 勤務先の学校の生徒に被曝防護を呼びかけることは禁じられた。 部活動指導の種目に関しても、私個人の主張では何一つ変えることができないと思い知ったし。 目の前にいる他の種目の生徒を守る呼びかけも不可能 @karitoshi2011
2014-09-23 13:56:37だから、私は逃げることを決断した。 目の前で、避けるべきだと分かっている被爆をどんどん累積させていく子どもたち。「大人の都合」で被曝を止めるように主張できない私。もし主張すれば、公的な権限を使って妨害する福島県教育委員会。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:01:02しかも、私に直接「教育委員会による指導」を伝える職場の管理職には、県の判断を覆す権限は無い。それどころか「どうすれば良いのか、わからないことが多いから屋外行事は減らしましょう」と、福島県から丸投げされた責任を行使して、良心的な判断を下した上司だ。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:04:09「福島県の教職員の組合はなぜ子どもを守らないのか?」という憤りの半分は、私も共有できる。 しかし、震災発生前から、教職員組合との交渉に、権限がある県庁の責任者が対応したことは無かったのだ。たとえ主張しても、福島県庁は聞き入れないだろう。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:08:102011年7月。夏の甲子園の予選が始まる。 まるでとってつけたように、マウンドと応援スタンドの「除染」が行われ、 「降雨時試合中断。スライディング禁止」という臨時ルールができた。 大会前は、雨の中でもスライディングしたのに。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:11:19そして、2011年夏の高校野球県大会決勝。 雨の中の感動的な決着。 福島県高野連は、大会開会前に自らが決めた「降雨時は試合中断」というルールを、簡単に破った。 競技団体が、自ら決めた大会ルールを破った。 それを問題にした報道を、私はしらない。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:14:082011年4月9日のNHKスペシャルの話に始まって、 ようやくまたマスコミの話に戻ってきたわけだが。 日本社会におけるマスコミの位置というのは、 客観報道がひどく下手で、スポンサーや視聴者の好みに流されやすく、 「発表」に頼らない独自報道は苦手だ。 @karitoshi2011
2014-09-23 14:29:41