ニーハサ

ニーハサまとめ
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ニート @p_m_neet

@hasae_1st @mitaroshi うそつけ。 ....今、味ついてるもの、ダメなのか....ごめんな。 ▼とりあげた

2014-09-29 21:41:51
ニート @p_m_neet

@hasae_1st @mitaroshi いーよ。無理すんな。じゃあ、普通の水もってくるから ▼軽く頭を撫でて取替えに行った

2014-09-29 21:44:50
みたらし @mitaroshi

5人のヒロインが溶けて指になる所って、ヒロインが妄想とかそういう系?

2014-09-29 21:45:00
ニート @p_m_neet

(味がダメなのか.........)

2014-09-29 21:49:19
ニート @p_m_neet

..............湧き水のおいしいトコでも探しておくか。

2014-09-29 21:50:52
ニート @p_m_neet

@hasae_1st ▼勇者がお水を持ってきました

2014-09-29 22:01:59
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 「ごめんね、ニート」 手、繋いで。そう言われた時、少し嫌な予感がしていた。けれど、神との戦いで身も心もボロボロだった少年には、その手は安堵の場所でもあった。 だから、繋いだ。 ふ、と優しく微笑んだ魔王は…そのまま、反対の手で自らの胸を貫き、心臓を抉り出した。

2014-09-29 22:49:55
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 「この命を使って、世界を守るためには…やっぱり、君の手が必要だから」 己の命を代償に、神を封印すると。その為には、勇者に殺されないと。 そう言った魔王は、繋いだ勇者の手を、心臓に近付けた。

2014-09-29 22:50:11
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。 勇者は拒絶した。首を振り、声を荒げ、涙を散らし、泣き喚いた。それでも、その小さな手はゆっくりと魔王の心臓に埋まっていく。 あたたかい。 こんなにも、あたたかいのに。 「どうか、幸せに」 微笑んだ彼の命は、あっけなくこの手の中で弾けた。

2014-09-29 22:50:21
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 気が付くと、豪奢な部屋の中。城の綺麗なベッドに、寝かされていた。 メイドだろうか、無愛想な黒髪の少女に、何故自分はここにいるのか、と勇者は尋ねた。すると 「魔王は死にましたよ。自らの命を代償に、神を封じて」 無感情な言葉は、現実と共に勇者を侵していった。

2014-09-29 22:50:45
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st それから、勇者は人に温かく迎え入れられた。王は故郷を失った勇者のために城に住処を提供し、衣食住困らない生活を約束した。そして、将来も。

2014-09-29 22:51:00
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 時は過ぎて、勇者と呼ばれた少年は王となった。彼はとても良い王だった。 全てを笑顔で受け入れ、人を愛し、人を許し、人の為に尽くした。

2014-09-29 22:51:20
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st そんな王は、ふと夜空を見上げた。いつか魔王と見たような、満天の星空だ。 「いつか、一緒に旅に出よう」 その約束は、果たされる事はなかった。 「……嘘つきめ」 王は、民の前では決して見せない表情で笑った。

2014-09-29 22:51:30
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st もし。もし、未だこの身に、勇者としてのちからが残っているなら。 そんな、途方もない事を考える。でももし、もし叶うなら。 「…やり直したい」 あの日の戦いを。 もっと、もっと強くなるから。 あいつを死なせたくないから。

2014-09-29 22:51:47
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 「…やり直させろ!」 あいつとの約束を、果たしたいから。

2014-09-29 22:51:59
みたらし @mitaroshi

@hasae_1st 願いは星へ届き、幸運は希望へと導かれる。 幸せへの道を、歩む為に。

2014-09-29 22:52:03
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