2014.9.30作成【論文紹介「原子力発電所事故に伴う放射能汚染のコイ免疫系に及ぼす影響」】 YuriHiranumaさんのツイートまとめ

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「原子力発電所事故に伴う放射能汚染のコイ免疫系に及ぼす影響」2014年5月10日 鈴木 譲 元東京大学水産実験所 youtube.com/watch?v=KG48nc… bit.ly/YJobpw(PDFダウンロード)

2014-09-30 11:17:16
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「コイの筋肉中セシウム濃度は小宮と蕨平で平均5000Bq/kgを超え,最高9600Bq/kgにも達した.前田も含め,飯舘村のコイは極めて高い内部被曝を受けていることが分かった.」

2014-09-30 11:18:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「栃木と飯舘村のコイとを比較すると,好塩基球を除く好中球,単球,リンパ球の数が栃木県より有意に少なかった.生息地の離れた栃木のデータを除外した場合,好塩基球数がセシウム濃度に対して負の相関を示したことから放射線の影響が示唆されたが,他の血球は相関を示さなかった.」

2014-09-30 11:19:23
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「このように,放射線は何らかの形で白血球の異常を引き起こしている可能性が高いが,今回の調査では対照を栃木県の一か所しか設定できなかったことから,明確な結論を下すには至らなかった.」

2014-09-30 11:20:33
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「組織学的観察の結果,飯舘村のコイでは脾臓,腎臓,肝臓,膵臓での顕著なマクロファージ集塊(図2)の形成,脾組織の崩壊,肝細胞の委縮といった多様な異常所見が,すべての個体で複数認められた.しかし異変の程度や種類には個体差が大きく,セシウム量との関係も認められなかった.」

2014-09-30 11:20:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「マクロファージ集塊は,壊された細胞,組織を除去する過程でできたと考えられ,コイ体内では様々な組織崩壊が起こっているものと推察されるが,正確に評価するにはさらに多くの解析個体が必要である.」

2014-09-30 11:21:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

【結論】  今回の調査は対照が1か所しか設定できず,個体数も少ないため,早急な結論は控えるべきではあるが,飯舘村のコイは放射性セシウムを多量に蓄積することで不健康状態におちいっている可能性が高い.

2014-09-30 11:21:48