【ひじおり手帖】旅とくらし文化研究所さんの山形・肘折温泉の旅

2013年秋の連続ツイート「盛岡の旅ノート」(http://togetter.com/li/601963)では多くの岩手県関係者を唸らせるようなすばらしいレポートをしてくださった「旅とくらし文化研究所」さん。2014年の初秋は山形の秘湯・肘折温泉をレポートしてくださいましたのでまとめさせて頂きました。
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旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

【ひじおり手帖】肘折温泉を流れる銅山川。月山の雪解け水が水源で、名前は上流にあった永松銅山に由来。温泉街近くの「肘折ダム」は、土砂災害防止のため昭和27年、地元の人たちの協力により人力でつくられました。現在は源泉公園になっています。 pic.twitter.com/RwVAZq34qN

2014-09-01 22:21:29
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【ひじおり手帖】源泉公園にある、不思議な卵型のドーム。肘折温泉の源泉のひとつがこのなかから湧き出ていて、木のベンチに座って石に腰をつけると、じんわり温かい「腰湯」が楽しめます。銅山川の心地よい水音に耳を傾けながら、ホッとひと息。 pic.twitter.com/wTWkD3UETN

2014-09-01 22:22:14
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【ひじおり手帖】肘折温泉・源泉公園近くの羽賀だんご店。お団子はあんこ・醤油・ごま・豆(ぬた)の4種。旅とくらし文化研究所は「ぬた」をチョイス。宮城県では「ずんだ」と呼ばれる枝豆をすりつぶした餡で、豆の香ばしさとこっくりした甘さが絶品! pic.twitter.com/rcPgOLQFJj

2014-09-01 22:22:58
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【ひじおり手帖】肘折温泉はこけしのふる里。東北6県に点在する伝統こけし全11系統のひとつ「肘折こけし」の産地として100年以上の歴史があり、宮城の鳴子や遠刈田の流れを汲みます。現在、肘折に住むこけし工人は鈴木征一さんただひとりです。 pic.twitter.com/JJisJSXpAT

2014-09-02 22:41:01
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【ひじおり手帖】肘折こけし・鈴木征一工人の工房から「ろくろ」の音が聞こえてきました。覗くと、ろくろをまわして作業している征一工人。9月5日から宮城県・鳴子温泉で開催される「第60回全国こけし祭り」に向けて、準備の真っ最中です。 pic.twitter.com/uwsn1q5g8b

2014-09-02 22:42:28
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【ひじおり手帖】肘折こけし・鈴木征一工人の工房のはす向かいにあるお店には、棚にずらりとこけしが並びます。ご自身の手による肘折こけしだけでなく、東北各地の古いもの新しいもの、故人から現役工人のこけしまで幅広い品揃えです。 pic.twitter.com/SIpQa5pVFt

2014-09-03 23:07:29
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【ひじおり手帖】鈴木征一工人のお店に並ぶ、ご本人のつくったこけし。個性的な顔立ちが特徴の肘折こけしのなかでも、このこけしはアルカイックスマイルにも似た独特のほほえみと、達観したような表情が特徴。胴模様には菊やなでしこの花が描かれます。 pic.twitter.com/AABgFCHysN

2014-09-03 23:09:02
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【ひじおり手帖】肘折こけし・鈴木征一工人のお話では、最近、木地玩具の注文が増えているそうで、数点を見せていただきました。写真の玩具は、車輪を回すとあいだの二つのこけしがくるくると回る仕掛け。追いかけっこする子どものようで愛嬌たっぷり。 pic.twitter.com/dWq7FdjZ59

2014-09-04 21:48:11
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【ひじおり手帖】肘折こけし・鈴木征一工人の木地玩具。手前は「大砲」、奥は「四つ車」と呼ばれます。こけしよりもつくりが複雑で、玩具を挽く工人さんは少なくなりましたが、郷愁を感じさせる木の温もりが、いま見直されているのではないでしょうか。 pic.twitter.com/hbuFdKwgGk

2014-09-04 21:48:41
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【ひじおり手帖】肘折温泉の高台に建つ、旧・大蔵村立肘折小中学校。明治7年に開校し、肘折の人たちの多くがこの学校の卒業生です。少子化による学校統合で2009年に閉校し、134年の歴史に幕を閉じましたが、校舎は取り壊さずに残されています。 pic.twitter.com/tLWWIbf2XI

2014-09-05 22:37:53
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【ひじおり手帖】旧肘折小中学校校舎側面の校章、交差する2枚の葉の上に「肘学」の文字が。直線で描かれた文字の形にどこか愛嬌があって、すてきなロゴマークになっています。そのままブローチやピンズにしたくなるようなグッドデザイン。 pic.twitter.com/LXdBHTgKsI

2014-09-05 22:38:34
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【ひじおり手帖】旧肘折小中学校の校舎裏手にまわると、そこは校庭。役目を終えた校旗の掲揚台に、草の生え茂るグラウンド。ひと気がなく、静かな雰囲気に包まれていますが、毎年冬には豪雪地帯ならではの風物詩「地面出し競争」がここで行われます。 pic.twitter.com/wKQwX4DbxO

2014-09-05 22:39:25
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【ひじおり手帖】旧肘折小中学校の校舎を見ると、子どもたちが描いたのびのびした絵が壁面に飾られています。「えがおの花さく肘折温泉」の言葉に、生き物や自然の豊かさとともに、そこに生きる人たちの土地への愛情と誇りを感じました。 pic.twitter.com/UBRqDuSbMq

2014-09-05 22:42:53
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【ひじおり手帖】肘折温泉を散策してお腹が空いたら、お昼はおそば屋さんへ。温泉街を抜けた銅山川の橋のたもとにある「そば処 寿屋」は、国産玄そばを自家製粉した打ちたて、茹でたてのおそばが食べられます。広い店内も気持ちよくてゆったり。 pic.twitter.com/oTzt49gP6I

2014-09-06 21:57:47
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【ひじおり手帖】「そば処 寿屋」では、冷たいなめこそば 780円を注文。大きめのなめこ入りで、つるりとしたのどごしが暑い夏にぴったり。肘折温泉はなめこの産地で、この頃は原木なめこの出始め、これから本格的な収穫のシーズンを迎えます。 pic.twitter.com/B1Bha6pGd0

2014-09-06 21:59:20
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【ひじおり手帖】肘折温泉には、共同浴場「上の湯」以外にも日帰り入浴を楽しめる施設があります。温泉街からすぐの「肘折いでゆ館」は、上の湯のレトロな雰囲気と対照的な、近代的な温泉施設。入浴料は400円、旅館の宿泊者は割引券で50円引き。 pic.twitter.com/FDnE0XzmEZ

2014-09-07 21:55:03
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【ひじおり手帖】日帰り温泉施設「肘折いでゆ館」に入ると、等身大こけしの看板娘がどーんとお出迎え! 故・奥山運七から現役の鈴木征一工人へと連なる肘折こけしの特徴・アルカイックスマイルで、出入りするお客さんに優しく微笑みかけています。 pic.twitter.com/RU9twRTr5A

2014-09-07 21:56:12
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【ひじおり手帖】肘折いでゆ館・大浴場前の自動販売機で購入した「肘折カルデラサイダー」270円。火山活動でできた肘折カルデラから自然湧出する天然炭酸泉を10%加えたサイダーで、お風呂上がりにごくごく飲むと気分爽快! ラベルもかわいい。 pic.twitter.com/MsYXt2iUts

2014-09-07 21:59:16
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【ひじおり手帖】肘折いでゆ館の近くにある小松淵橋からの、銅山川と温泉街の眺め。川のせせらぎの音が心地よく響きます。温泉に入り汗を流してさっぱりしたら、体も軽くなってリフレッシュ! のんびりぶらりと散策を再開するのでした。 pic.twitter.com/13E8JX4xVX

2014-09-07 22:00:47
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【ひじおり手帖】肘折いでゆ館のすぐそばにある渓谷「小松淵」。約1万年前の火山の噴火で生まれた溶岩ドームで、銅山川の浸食で現在の地形になったといわれています。切り立った岩間を流れる川が独特の景観を生み、大蛇が住む伝説も残っています pic.twitter.com/KtLeRjJqKr

2014-09-08 23:03:32
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【ひじおり手帖】肘折温泉・小松淵。銅山川の流れがカーブして向こう側が見えないことから、本当に大蛇が住んでいてもおかしくない気配。溶岩ドームのごつごつとした岩肌も迫力があります。緑が多く、新緑や紅葉の季節はさぞ美しいことでしょう。 pic.twitter.com/QdVA7cs1aQ

2014-09-08 23:04:28
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【ひじおり手帖】いまや肘折温泉の夏の風物詩となった、今年で8年目の温泉街と東北芸術工科大学の共同プロジェクト「ひじおりの灯」。大学院生と卒業生の有志が温泉街に逗留して制作した絵灯籠が軒先につるされ、彩りを添えています。 pic.twitter.com/rSPsiHUbaS

2014-09-09 22:52:32
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【ひじおり手帖】旧肘折郵便局舎は「ひじおりの灯」プロジェクトの拠点でもあり、中では灯籠が展示されていて、開館中は東北芸術工科大学の学生スタッフが常駐。昭和12年建築当時のままの、郵便局受付窓口やレトロな雰囲気の建物自体も必見です。 pic.twitter.com/bCTNTCVjRu

2014-09-09 22:53:58
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