2014年10月9日

日亜化学工業はノーベル賞受賞者中村氏に十分な報酬を払ったのか?

中村氏のノーベル賞受賞で「十分な代価を支払わなかったから才能が流出した」「日本の制度はクソ」のような意見を散見しますが本当にそうでしょうか?シータ(N-Shiraishi)さんによる職務発明の取り扱いの国際比較のツィートをまとめました。 関連まとめ 「ノーベル賞の中村修二氏が捨てた日本社会・企業はそんなに糞なのか?Ver1.21」 http://togetter.com/li/729077
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シータ @Perfect_Insider

職務発明の取り扱いの国際比較jipa.or.jp/jyohou_hasin/s… このまとめによると「使用者の職務発明に関する特許を受ける権利の確保について保護が薄い割に、従業者に対し排他権の利益分配を前提とした高い補償金支払い義務が課されている」 つまり日本は従業員が非常に有利な国。

2014-10-08 12:08:17
シータ @Perfect_Insider

イギリスやフランスでは基本的に権利はすべて使用者(会社)に属する。イギリスでは一応法律で強い貢献が認められる場合に補償金支払いが定められているが、これが実際に行われたことは一件もない。フランスは協約や雇用契約で定められるが、よく貢献して10万円のオーダーがほとんど。

2014-10-08 12:12:29
シータ @Perfect_Insider

アメリカでは完全に自由契約になっているが、逆に雇用契約で全面的に特許が会社に移されることも多い。大半のアメリカ企業は補償金はたったの2ドル、発明奨励に非常に熱心な会社でも千ドルのオーダーdndi.jp/08-hattori/hat… まれに起きる訴訟は大体は職務発明ではない

2014-10-08 12:15:37
シータ @Perfect_Insider

労働者は契約上不利であるという観点から欧米で最も労働者保護を行っているのはドイツで、法律で補償金支払い額が定められている。しかしその場合でも600億円の売り上げで補償金は720万円、以下600億円の売り上げ増加ごとに300万円jpo.go.jp/shiryou/toushi…

2014-10-08 12:18:47
シータ @Perfect_Insider

結局、従業員の職務発明に対して6億円の支払いというのは欧米基準で言っても信じがたいぐらい高額で、まして200億円とかいうのは論外なわけで、「きちんと対価を出さないから欧米に頭脳が流出する」とかいう議論の運びは筋が悪い。例の訴訟も金の問題というより人間関係と評価の問題かと思うし。

2014-10-08 12:20:52
シータ @Perfect_Insider

中村さんが日亜を辞めてアメリカに渡ったのは「新しいことがしたかったから」techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/2… 200億訴訟は渡米後だしその理由は「企業秘密漏洩で訴えられて頭に来たから」nikkei.com/article/DGXLAS… 報奨金と渡米はあまり関係ないと見るべきかと

2014-10-08 22:54:45

コメント

絶望党員 @zetuboutouin 2014年10月10日
今まで私の作ったまとめと比べてダントツで、お気に入りに登録した人が多いのに何故コメントはゼロなんだろう?
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てんてん @NonSswgwssm 2014年10月10日
発明を目的で雇用された研究者がそれをなし得た、またそれに付随する発明の権利の所在、報酬の程度と言うのはどの国も同じな気がしますけどね。 中村氏の言葉を聞くと、「世界を揺るがす発明をした場合に企業同士で札束で殴りあい引き抜くべき」という風に思えるんです。 研究者一般の待遇改善なんて崇高な話とはほど遠く思えます。 自然科学に力を入れている米国に日本企業は札束の殴り合いで勝てる訳が無いんです。 
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てんてん @NonSswgwssm 2014年10月10日
そして世界の研究者が米国に集まった結果どうなるかと言えば、米国研究職の超学歴主義、成果主義だと思います。 日本企業だと修士で実績ほぼ無しで企業の研究者になる人が多いですが米国であると、博士号持ちで成果を出してる、これがスタートラインになってしまう。 目立った成果を出せない研究者は米国ではすぐクビになります。 アメリカ型の社会では中村氏は発明する前にクビになっていたんじゃ無いでしょうか? そのかわり超高額で他企業の研究者を引き抜くと言う具合に。
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うに(5歳) 2回接種完了 @uni_2030 2014年10月10日
海外見ても大差ないじゃないという現実が判ればいい。
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