日亜化学工業はノーベル賞受賞者中村氏に十分な報酬を払ったのか?
- zetuboutouin
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職務発明の取り扱いの国際比較jipa.or.jp/jyohou_hasin/s… このまとめによると「使用者の職務発明に関する特許を受ける権利の確保について保護が薄い割に、従業者に対し排他権の利益分配を前提とした高い補償金支払い義務が課されている」 つまり日本は従業員が非常に有利な国。
2014-10-08 12:08:17イギリスやフランスでは基本的に権利はすべて使用者(会社)に属する。イギリスでは一応法律で強い貢献が認められる場合に補償金支払いが定められているが、これが実際に行われたことは一件もない。フランスは協約や雇用契約で定められるが、よく貢献して10万円のオーダーがほとんど。
2014-10-08 12:12:29アメリカでは完全に自由契約になっているが、逆に雇用契約で全面的に特許が会社に移されることも多い。大半のアメリカ企業は補償金はたったの2ドル、発明奨励に非常に熱心な会社でも千ドルのオーダーdndi.jp/08-hattori/hat… まれに起きる訴訟は大体は職務発明ではない
2014-10-08 12:15:37労働者は契約上不利であるという観点から欧米で最も労働者保護を行っているのはドイツで、法律で補償金支払い額が定められている。しかしその場合でも600億円の売り上げで補償金は720万円、以下600億円の売り上げ増加ごとに300万円jpo.go.jp/shiryou/toushi…
2014-10-08 12:18:47結局、従業員の職務発明に対して6億円の支払いというのは欧米基準で言っても信じがたいぐらい高額で、まして200億円とかいうのは論外なわけで、「きちんと対価を出さないから欧米に頭脳が流出する」とかいう議論の運びは筋が悪い。例の訴訟も金の問題というより人間関係と評価の問題かと思うし。
2014-10-08 12:20:52中村さんが日亜を辞めてアメリカに渡ったのは「新しいことがしたかったから」techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/2… 200億訴訟は渡米後だしその理由は「企業秘密漏洩で訴えられて頭に来たから」nikkei.com/article/DGXLAS… 報奨金と渡米はあまり関係ないと見るべきかと
2014-10-08 22:54:45