《日本政府が主張する「世界標準」は日本独自の恣意的な数字》

自己ツイートをまとめました。 核被害に関する日本政府の主張は、科学的でないばかりか、虚偽に基づくものです。 国民が自力で確認しないことと、裁判に訴えないことを利用して、恣意的な主張を続けています。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

日本政府や福島県庁や御用学者の皆様方が、 福島県内向けに語る話だと、 チェルノブイリ原発事故の死者は 収束作業による急性被曝死者28人と、 小児甲状腺癌死者の5人。計33人。 だけど、それらの人が典拠にするICRPやIAEAの公式見解では、約50人。白血病等の死者がカウントされる

2014-10-11 19:22:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

もう一回繰り返すけど、 チェルノブイリ原発事故の死者は 日本政府や福島県や日本の御用学者によると、33人。 IAEAやICRPやUNSCEARなど核利用御用国際団体によると、50人。 そのほかの団体によると、最低でも5000人。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:25:31
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

チェルノブイリ原発事故発生地元のウクライナ政府などによると、 事故による死亡者は1万人を軽く上回る。 ヨーロッパの民間医療情報組織などによると、さらに2桁上がる。 ドイツなどヨーロッパ諸国でもガン死が事故後有意に増加していると数えるからだ。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:29:29
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

チェルノブイリ原発事故の死者を一番少なくカウントしてきたのは、 「広島や長崎のデータを使って客観的に統計してきた」と主張する、 実は米軍の思惑に左右されてきた、日本の医者、研究者たちと、 日本政府だ。 それが日本政府認定の原爆被爆者認定基準だからだ @karitoshi2011

2014-10-11 19:32:20
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私達日本国民は、広島や長崎の多くの被爆者の声を黙殺する行為に加担してきた。 確かに法律上の基準の線量はあるけれど、 それを数字の計算とか、様々なアクロバティックな論法を駆使することによって、可能な限り低く見積もる日本政府の行動を黙認してきた。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:36:56
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

例えば、多くの成人が国語の教科書で一部を読むなどしてきた小説の題名にもなった「黒い雨」。 読んだ人の多くは漠然と、「黒い雨を浴びてしまった人は被曝認定されて、きちんと処遇されてきたんだろう」と思ってしまっただろう。 しかし、実際には違うのだ。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:40:42
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「黒い雨」を浴びていても、 「実際には浴びていないだろう」ということにされたり、 「黒い雨は浴びたけれど、認定するほどの被曝していない」という計算をされているのだ。 学校では教えないし、国語の教師向け「指導書」にもそんなことは書かれていない。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:43:11
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

広島・長崎の被爆者の人数を過小評価を放置してきた日本人は、 同じ理屈で東京電力の原発事故の被曝を過小評価させられる。 時間的に考えると、その間で、チェルノブイリ原発事故の健康被害も過小評価してきたのだ。それも、世界で最も少ない数に。 @karitoshi2011

2014-10-11 19:46:26
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

日本政府の数え方は、世界標準の御用機関よりも、 さらに極端な過小評価なのだ。 原発事故が日本国内で発生し、3年半が経過した今、 ようやく私にもその理屈が飲み込めてきた気がする。 一言で言うと、「国民に優しくない」のだ。 国民には直接支援をしないのだ @karitoshi2011

2014-10-11 19:51:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

政府や自治体が直接国民に支援をすることを、 日本政府は極端に嫌がるのだ。 直接支援をしたら、その分は公共事業にまわせない。 天下り団体にもまわせない。 中抜きをすることもできない。 それでは、まずいのだ。 国が直接国民に渡しても「うまいこと」はない @karitoshi2011

2014-10-11 19:56:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

日本政府が加害者である米国政府に代わって被爆者と遺族を支援することになり、 幾つかの利害関係が、米国を含む複雑な組織の中で一致したのだろう。 原爆被害者の認定数を少なくすることが、米国政府、米軍、日本政府、両国の医療関係者と研究者の間で決められた。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:26:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

さすがにアレだけのことをしておいて、 原爆の被害者をなくす事はできない。 しかし、被害者を様々な要素で細かく分断し、感情の壁を作ることによって、 加害者である米国・米軍と、敗戦後それに協力する日本政府・官僚に向かう責任追及論をそらすことはできる。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:29:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

複雑な認定要件をもうけること、被害者が被害を証明しないと認定されない仕組み、自治体や地域ごとに対応を分ける手法、全てを使って、分断が行われた。 そして、被害認定は行うのは日本政府。 まるで、原爆の被害認定は、東京電力原発事故の賠償認定のようだ。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:33:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

加害者である米国・米軍と取引をして、そのままの人間と仕組みが残ることを許された日本政府は、 加害者の共犯組織になっていた。 ちょうど現在、日本政府が東京電力の共犯組織になっているように。 被害を過小評価するのが、加害者の共犯組織には有利な行動だ。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:35:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

被害を過小評価するのは、加害者とその共犯者にとって有利な考え方だ。 広島・長崎では、米国・米軍と、日本政府と官僚にとって、有利だった。 そして、近現代日本では科学者や専門家の存在は、政府や官僚と非常に近い関係で成り立ってきた。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:43:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

広島・長崎では、被害者はどのように認定されてきたのか、または認定されなかったのか。 公害事件では、被害者はどのように認定されてきたのか、または認定されてこなかったのか。 それが、チェルノブイリ原発事故の被害者認定にもつながっている。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:46:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

その延長線上に、東京電力福島原発事故の被害認定がある。 近代日本は、基本的に、国家政策の被害者を人数的にも質的にも、過小評価し続けてきた。 そこには、ほぼ常に「専門家」や「国際組織」のお墨付きが添えられている。 今度こそ、分断を放置してはいけない。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:49:50
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

被害者と被害事実を過小評価のまま放置してはいけない。 次にまた、何かの国家政策による被害者が、どこかで生まれるだろう。 それは、国家がある以上、完全には防ぐことができない。 その時のためにも、被害を放置してはいけない。 @karitoshi2011

2014-10-11 20:52:39
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

南相馬市説明会で 「出発点として考えている専門家の知見は、100ミリシーベルトまでの被曝は健康影響なし」という、ウソがまかり通っている。 そんな事を言っているのは、広島長崎の原爆被害を過小評価したABCC直系の日本の「専門家」だけだ。 ウソを出発点にして、話が進むのは許せない。

2014-10-11 23:13:07
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

健康被害に関しては、日本は基本的に 「政府が被害と認めなかったら影響ではないことにする」が、広島長崎以来、ずっとまかり通っているんだと思いますよ。 そうすれば、基準の数値も不要だし、適当に官僚の匙加減でなんとでもなるから。基本的に裁判に持ち込まなければ、逃げ切るつもりでしょ?

2014-10-11 23:48:30