西村艦隊とレイテ沖海戦

あずLOVE@ミリタリー界のヌマクロー @skylinegtrr33jp

艦これのミニイベ、西村艦隊と志摩艦隊が元になっているのかな？というわけで、西村艦隊と志摩艦隊の編制をたれながすかな。

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西村艦隊　第二戦隊司令官　西村祥治中将　戦艦２（山城　扶桑）、重巡１（最上）、駆逐艦４（満潮、山雲、朝雲、時雨）

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西村艦隊所属各艦艇艦長 山城　篠田勝清少将（海兵44期） 扶桑　阪匡身大佐（海兵42期） 最上　藤間良大佐（海兵47期） 満潮　田中和生少佐（海兵57期） 朝雲　柴山一雄中佐（海兵52期） 山雲　小野四郎少佐（海兵54期） 時雨　西野繁少佐（海兵55期）

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@skylinegtrr33jp このうち、藤間大佐は海大30期です。

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@tebasaki_s 最上について調べてみましたら、最上は第三艦隊付属が本来の所属とのことでした。本来であれば小澤機動部隊に所属しておくべきなのでしょうが、捷一号作戦発動時は南方への輸送に従事しており、たまたま作戦発動となって栗田艦隊に臨時配属されたとみられます。

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@tebasaki_s で、最上はいわばよそものともいえるので、西村艦隊に付属させたのではなかろうか、と。 史実では、正式には第一遊撃部隊と第二遊撃部隊とに分けられており、第一遊撃部隊が第二艦隊（栗田健男中将）のもと、第一部隊（栗田中将直率）、第二部隊（鈴木義尾中将）

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志摩艦隊　第五艦隊　志摩清英中将　重巡2（那智、足柄）、軽巡１（阿武隈）、駆逐艦4（曙、潮、不知火、霞）

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志摩艦隊各艦艇艦長 那智　鹿岡円平大佐（海兵49期） 足柄　三浦速雄大佐（海兵45期） 阿武隈　花田卓夫大佐（海兵48期） 曙　余田四郎少佐（海兵64期） 潮　荒木正臣少佐（海兵56期） 霞　山名寛雄少佐（海兵55期） 不知火　荒悌三郎少佐（海兵56期）

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@skylinegtrr33jp このうち、鹿岡大佐は東條英機秘書官より転出、海大32期優等、花田大佐は海大29期、荒少佐は海大38期でした。

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西村艦隊と志摩艦隊のこの海戦はいわゆるスリガオ海峡夜戦といわれるもので、主力艦隊の栗田艦隊と呼応して、レイテ上陸船団への突入を企図して行われたものです。西村艦隊は当初、栗田艦隊と行動をともにする予定でしたが、主力の栗田艦隊の艦隊速力に随伴できず、分離して最短ルートからの（続）

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レイテ泊地への突入を企図します。この突入タイミングは、囮部隊といわれた小澤機動部隊と主力の栗田艦隊とのタイミングが鍵で、もしタイミングが悪いと各個撃破という形になってしまいます。実際、西村艦隊の突入が栗田艦隊よりも早く、米第七艦隊の迎撃を受け、壊滅します。

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単独突入を決意した西村中将の真意は、この海戦で戦死してしまったため分からないのですが、おそらく、栗田艦隊の突入を有利にするため、自らを犠牲にして、栗田艦隊とは反対側に敵艦隊を引きつけるつもりだったのではないのか、と思われます。

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なお、志摩艦隊は実はこの海戦で使用するかどうか上層部は迷っていました。これに対し志摩清英中将は、本来は第五艦隊として北方警備に任ずるべきところを、硫黄島への陸兵輸送に使われるわ、台湾沖航空戦の残敵掃蕩に使われるわ、便利屋のごとくこきつかわれたことに対する鬱憤から、

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「第二遊撃部隊（志摩艦隊）ハ、二十一日〇七〇〇、馬公出撃、レイテ湾突入行動ニ移ル」という内容の電報を関係各部に打って勝手に出撃、突入を企図します（暴れ馬）。志摩艦隊突入時にはすでに西村艦隊は壊滅していて、突入するんだ！という志摩長官を幕僚がなだめて、退却します。

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で、この志摩長官突入断念するまでの間で有名な事故が・・・それは、先に突入して大破していた西村艦隊の最上と、志摩艦隊の那智との衝突です。最上が大破炎上しているのを見た那智は、最上が停止しているものと判断していた。最上発見直後に電探で敵艦を発見した那智は（実際には島影）、

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これに向けて魚雷を発射した後に回頭、その前方に最上が浮いていたがこれを停止していると判断していた那智は、最上の前を横切ろうとした。しかし、最上は実際には8ノットの速力で動いていて、那智は後方から最上の右舷に急速接近、最上が動いていると分かった那智艦長は面舵一杯を命じるが

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間に合わずに衝突。那智の艦首揚錨室に浸水、最大速力20ノットしか出せなくなった。 最上さん、またもや衝突されてしまう事案・・・

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とまあ、艦これの秋ミニイベがスリガオ海峡夜戦と想定しての、ちょっとした豆知識を垂れ流しました。