初めてのまとめ「特定秘密保護法と、治安維持法や特高警察についての連ツイ」を自らまとめてみました。

昨年、秋の臨時国会で強行採決により成立した特定秘密保護法。12月10日に施行されることが決まりましたが、その恐ろしさが世間にまだ認知されていないのか、危機感が感じられません。なんの専門知識もない素人ながら色々調べたことを、連ツイしそれをまとめてみました。
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S_Shimizu @cao58020

⑤【特定秘密保護法を作ったのは、どんな人たちか】内閣官房情報調査室、警察庁警備局、公安調査庁、省防衛省情報本部、外務省国際情報統括間組織、海上保安庁、法務省の官僚らが参加し、なんと8年もの歳月を掛け密かに準備していたのです。その多くを占めたのが公安といわれる警察官僚でした。(続)

2014-10-14 23:36:19
S_Shimizu @cao58020

⑥そしてそれを最後に完成させたと言ってもよいのが、秘密保全プロジェクトチームの座長、自民党の町村信孝(元官房長官、外相)です。彼の父親こそ、悪名高き特高警察の総元締め、内務省警保局長として全国の特高警察を指揮した人物なのです。そして、公安警察(正式には警備警察)と呼ばれるのは(続

2014-10-14 23:37:02
S_Shimizu @cao58020

⑦戦前・戦中の特高警察に代わるべき組織として作られましたが、公職追放から復帰した旧特高警察官の多くが公安警察に復帰していますから、特高警察は組織としては無くなっていないも同然で、その名前だけが変わった特高警察と、総元締めの息子が、名前の違う治安維持法を復活させたといえます。(続)

2014-10-14 23:38:11
S_Shimizu @cao58020

⑧【戦後も脈々と続く特高警察の系譜】終戦直後、特高警察治安維持法と共に廃止され、こうした人道に反する犯罪をおかした特高たちは、約5,000人が公職追放となり、特高課配属の下級警察官は職を失いますが、特高官僚は「休職」扱いで多くが復権、旧自治省・警視庁の公安部門・公安調査庁、(続)

2014-10-14 23:38:55
S_Shimizu @cao58020

⑨日本育英会などの上級幹部職に復職し要職につきました。実は、特高警察の人間で、戦後その責任を問われた人間は一人も居ません。彼らの国民に対する人権蹂躙の罪は一切問われることもなく。ですから彼らは何の反省もなく、彼らは官僚としての自らの実績であり功績とすら考えているのでしょう。(続)

2014-10-14 23:39:53
S_Shimizu @cao58020

⑩【特高官僚と政治家の関係】そんな、特高官僚のうち、戦後、国会議員になった人間は54名にも及びます。その中の一人が町村信孝の父の、町村金五です。彼は、内務省の官僚でしたが、その中でも警保局長と言って全国の特高警察を指揮する総元締め、最高責任者でした。現在なら警察庁長官です。(続)

2014-10-14 23:40:55
S_Shimizu @cao58020

⑪残虐で過酷な拷問を伴う、取り調べとは名ばかりの弾圧を指揮していた人間です。同じく自民党議員の高村正彦の父で、衆議院議員を務めた高村坂彦も同じく内務省の官僚でした。彼の場合は、各県の特高警察のトップとして、実際に市民への弾圧と拷問を直接指揮し、実際に拷問に手を下したのかも。(続)

2014-10-14 23:42:17
S_Shimizu @cao58020

⑫2人とも内務省の官僚を辞めた後、特高警察幹部として自らの悪魔の所行を一顧だにもせず国会議員になり、しかもその息子たちも、政治家として、本来であれば負の負担である系譜を顧みるべきところなのに、迷うこともなく、特高官僚のDNAを受け入れて、地盤とともに引き継いだようです。(続)

2014-10-14 23:42:59
S_Shimizu @cao58020

⑬特定秘密保護法が施工され、さらには共謀罪が創設されれば、特高警察の血を引く公安警察は本性を現し国民に牙を剥くでしょう。秘密指定を監視し、情報の記録・保管・保全・公開を担保するという法や制度といった、歯止めが一切無いのですから。

2014-10-14 23:43:51