日本図書館研究会第10回国際図書館学セミナー「第一線の読者・利用者サービスを考える」
山本先生:全く市長さんの言われたとおりだと思う。世界中の公共図書館の究極の目的はへこたれない人を育てるということにあるのだと思う。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:12:23山本先生:そのような自立した瞬発力のある人を育てたいということはまったくそのとおり。図書館の目的は教養や情報の共有を進めることにあると。気持ちのよい空間をつくることにある、とも、市長は言っている。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:13:34山本先生:図書館ににぎわいの機能をもたせたいということを期待することにはいささかの違和感を感じる。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:14:19山本先生:図書館は無料貸本屋ではないという考えは見事に間違っていると思う。公共図書館は間違いなく無料貸本屋であります。無料貸本屋でなければ、公共図書館もミッションは果たせない。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:15:20山本先生:たまたま運が悪く家庭が崩壊し、天涯孤独である貧乏人(でなくてもよいが)が、無料で役に立たない小説やフィクションだけでなく高額な学術的な本を読めることに図書館の意味があるのではないかと思う。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:16:09山本先生:潜在的能力と自助努力を前提として機会均等な人間的な成長を促すところが公共図書館だと思う。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:16:56山本先生:図書館の利用者に対する見方だが、単なる図書館行政の客体ではなく、消費者的な「お客様」でもないと思う。図書館の利用者が自ら振り返って自分を変えて行くという動きを支援するのが公共図書館だと思う。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:18:07山本先生:一年間アメリカで遊んでいたが、アメリカの文献をみてみると、コミュニティーアンカーという言葉がよく出てくる。コミュニティーの錘の役割を果たすのが図書館。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:19:11山本先生:このスライドをみていただくと、これは米図書館協会がホームページに挙げているもの。米国民に対して積極的な支援をお願いしようとして作成した文書。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:20:56山本先生:先般米図書館協会会長が米大使館の招きで来日。そのときのネタになったのがこの声明です。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:21:56「図書館が生活を変える」の全文はこちら。ilovelibraries.org/declaration-ri… #NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:44:52山本先生:この文書のタイトルにLibraries changes livesとある。内容はこれを具体化したものといえる。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:23:31山本先生:この文書の中程にこう書いている「図書館は個々人に力を与える。学校でうまくやってゆくスキルを身に着けたり、...」と書かれている。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:24:39山本先生:このウェブページですが、ワタシが一年間住んでいたカウンティのパブリックライブラリーのページです。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:26:15山本先生:来客は、アリゾナ大学の図書館とこのカウンティのパブリックライブラリーにご案内した。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:26:45山本先生:コミュニティーアンカーと言ったが、このページをご覧になると、いろんなイベントをやっているのをお分かりになると思う。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:27:11山本先生:homework helpとある。宿題支援サービスであります。日本の公共図書館もこういうサービスをやっていれば、ベネッセが発展することもなかったかもしれない。#NAL_JC_Seminar2014
2014-10-18 16:28:46山本先生:放課後や週末にフラッと児童や生徒がやってきても、この宿題支援サービスを受けることができる。#NAL_JC_Seminar2014
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