ヨコスカ・アサイラムVSラブホテル鎮守府 ~チキチキ ポロリもあるよ!ドキドキ合同演習 in なんばパークス~ その5
- hennui_kisaragi
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……あっちの足柄にタマ取ったるわー、つってマジにタマを取られない限りは。 そう言い掛けたが飲み込む。 #変態不知火さん
2014-10-14 22:53:01「わかったわ。……私、全力で戦うから。ちゃんと、見ていて」漸く笑ってくれたエリザは唇を重ねてきた。「……ん、もっとしたい」エリザのしたいようにしてくれていいぞ。「むー。それだと何だか私が欲しがりみたいじゃない」違うのか。「もう、ばかっ」またエリザは俺の口を塞ぐ。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:16:16手を絡めて、互いの体温や唇、そして舌の感触を確かめ合っていると、突然エリザが離れた。「あ……」……うん?「このままだと止まらなくなってしまうわ」苦笑して乱れた服装を直す。そうだった。このあと試合が控えているのに。無理矢理位置の転送が出来るとか言ってたし、あの女。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:26:55エリザとその、最中に転送されたら恥ずかしいってレベルではない。エリザが気づいてくれてよかった。「演習が終わったら……ね?」……うん。時計を見て、死合の開始まで時間がない事に気づく。行くか。「あっ、その、準備するから……すぐ終わるわ。待っていて」……? わかった。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:30:27……ちょっと、歩きにくい。本当に男って単純(バカ)だ。外で待っている間、壁により掛かっていると、誰かの話し声が「──ふむ、質の良いωにするには」「それはね、ω、ωω。ωωω」……不知火の声と、足柄の声だ。二人して、何の会話をしてるんだ。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:35:16やっと治まったところで顔を出す。「あら、司令。もう宜しいのですか」あぁ。もうバッチリ──「あ~~~ら♥ 自分から取られに 着 て く れ た の ?」 ぞわわわっ! 生命の危機と悪寒。やっぱりやめときゃよかった。「なーんて、冗談よ」足柄はてへ、と舌を出す。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:38:13あー、あんま聴きたくはないが何の話をしてたんだ。「足柄さんにセイジロウフグリのお世話の仕方を教わっておりました」「そうなの~♥ 不知火ちゃんったら、ωのお世話してくれるって言うから嬉しくってもう♥」テンションたっけー。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:40:21ωωと言いながらくねくねしている足柄の後ろから、慌ててジャージの提督が走ってきた。「んもう、大丈夫よ。全部終わるまでは氷室誠士郎のωには手を出さないから♥ 足柄禁ω中よ。でも、あんまり側にいたら手が勝手に」よし逃げよう。 #変態不知火さん
2014-10-14 23:43:03テンションの高い足柄を引っ張るジャージのアサイラム提督に、聞き忘れていたことがあった。なぁ、そっちの加賀さんはまだ見てないが大丈夫なのか。「あ? 気にせんでええから。ほら、行くぞ」ふーん。そうか。“どれだけ持つか聞いておきたかったんだが、聞く相手を間違えたかな” #変態不知火さん
2014-10-14 23:46:08……次は第四死合だし、その前に最終戦で加賀さんが“大丈夫な時間”を知っておきたかった。浜風の報告はもう聞いているし、それならば、と。不躾というか余計なお世話なのはわかっちゃいるが、善行のつもりが悪意と受け取られてもまぁ……仕方がないだろう。 #変態不知火さん
2014-10-15 01:26:36「ωωω〜♪ωを食べ〜ると〜♪」 控え室、静けさの中に足柄の歌。 第四試合が迫っていた。種目の発表は、この後行われる。 「ωωω〜♪ω〜が〜なく〜なる〜♪」 種を蒔いた火元は、今は上機嫌だ。キンタマの禁タマを行い、死闘に備えている。素振りだけは欠かさない。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 07:50:26「ねえ、まだかしら」 まだやろ、と足柄を他所にスマホを弄る。マンボウをプヨプヨするのにも飽きてきた。今のところ、何かしらの通知はない。ふーん、と残念さとどうでもよさを混ぜた相槌を打って、足柄はシャドーキンタマハンティングを続ける。空を割く音が重なる。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 07:53:04考え事をしていた。 何故、あちらの提督ーー氷室誠士郎は、加賀の容態が悪化していることを知っていたのか? リークがあったのだろうか。ここへ輸送する際、「冷蔵庫です!冷蔵庫なんで!」と言ってデカいダンボールにブチこんできたのが悪かったのだろうか。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 08:00:25いや、早合点はよくない。もしかしたら加賀がどれだけセックス耐久力があるかを探ってきているだけかもしれないぞ。奴は勢いのあるときはガツガツ食ってくるが自分が満足するとちょっと齧っただけですぐに寝る。凄くムラがある。そういうことだよな。そういう旨だよな!? #加賀さん観察日記
2014-10-15 08:02:40結局、提督本人から話は聞けなかった。というか、誤魔化された。だが彼女の目の反応から、“そこまでする程のレベル”らしい。浜風の報告では治癒は行っているが、かなり急なもののようだ。つまり、代償を払うほどのもの。始めるなら早い方がいいか。第四死合開始の通知を見ながら。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:29:24改めてエリザの部屋に行き、なんばパークス地下駐車場へ向かう。隣のエリザの手を握り、頷いてみせる。エレベーターに入り電源が点く前に、唇に触れた感触。……いつの間にかこんなにキス魔になってしまった彼女が愛しいが、今はそんな場合ではない。 ……因縁の二人が対峙する。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:32:33「あら、イメチェンかしら」「三度目の改造よ」「あぁ、あのどれ──」「Drei.ドライよ」「そう。とっても、楽しめそうだわ」 未だ余裕の足柄と、目を離さないエリザ。これまで三度こうしているが、一番緊張感があるかもしれない。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:35:48「ねぇ、氷室誠士郎のωの感触ってどうなの?」「……質問の意味が分からないわ」「教えて欲しいの。私の予想では……ああっ、ωωω♥ 百年に一度のゴールデンω♥」 強烈な足柄の視線を股間に感じる。さっきから冷や汗が止まらないのだ。半径10mは近くにいたくない。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:38:32「触ってみたいの。貴方の提督のゴールデンωを」「させないわ。私が誠士郎を守るの」「それはこれから……ね?」 地下深くへと降りていくエレベーター内で、ガラス越しにぶつかる火花。笑顔の足柄と真剣なエリザ。 ──と。 「んむっ」な、何で今。「あら、アツアツねぇ」 #変態不知火さん
2014-10-15 09:43:00強引にエリザに唇を奪われ、さらには舌まで入れてきた。まるで砂漠を歩いてやっと辿り着いたオアシスで水を飲むように。相手と相手の提督が居るにも関わらず、エリザは見せつけるように貪る。 「……っぷぁ」エリザ、何で今……。「貴方を愛しているもの。当然の事よ」……うん。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:45:51「絶対に勝ってみせるから」……あぁ。「見せつけてくれるわね。アツアツすぎて、妬けちゃいそう」「もっと妬いてもいいのよ」挑発に挑発。ガラス越しに向かい合う二人はもう今からでも始めてしまいそうだ。 ……一方二人の提督は気まずそうにしていた。 #変態不知火さん
2014-10-15 09:48:21会場へ向かうエレベーターの中。向かいの二人はずーっとチュッチュクチュッチュクしている。多分降りるまでちちくりあってるだろう。左手に光る指輪からして、こいつがあっちの重婚嫁か。一方こっちの重婚嫁はずっとωの歌を歌ってる。どうして差がついたのか。慢心。環境の違い。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 14:00:53重婚したものの足柄とは関係をもっていない……北上を勢い余って押し倒してしまった以外は、誰とも肉体関係にはない。 ……と思ったけど、金剛に食われてた。あとあきつ丸もやたらにじり寄ってくる。うちは横須賀、クソレズの園。最近はゲイも増えた。なんなんだもう。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 14:05:42「ああっもう!あのビスマルク、私の目の前でゴールデンωを転がすなんて…!私もω転がしたぁい!ωー!ωー!!」 イチャイチャはエスカレートしていた。エレベーターの中で。足柄はその様子をガラスにへばりついて見ている。 「ねぇっ!?提督!?ωない!?」 ねえよ。 #加賀さん観察日記
2014-10-15 14:08:15