武道必修化と古武道

武道必修化と古武道について。伝統を学ぶなら現代武道より古武道じゃないの?という話に対して。 個人的には柔道剣道といった現代武道だって100年以上の歴史があるから十分伝統だと思いますが。
10
小池一也(道場経営入門著者) @buzenkan

学校での武道必修化は「日本の伝統文化を…」というお題目の下始まった。これがそもそも間違っている。柔道、剣道、合気道…明治以降に生まれた武道で、どうやって「伝統」を学ぶというのだろうか。伝統が組み込まれている武道なのは分かるが、伝統そのものではない。

2014-10-20 00:47:53
小池一也(道場経営入門著者) @buzenkan

例えば伝統文化を学ぶことが目的なら必修科目は「藩幕時代の藩御留流の武術」を学ぶべき。名古屋なら尾張柳生新陰流や尾張貫流槍術。岐阜なら一刀流など各々の地域で過去の武士が学んでいた武術がある。これを学べば地域毎の特色や思想、教育法の特色も知れる。それでこその伝統文化学習だと思うが。

2014-10-20 00:53:10
みんみんぜみ @inuchochin

RT、「伝統」だから明治以降百数十年になろうとしてる剣道、柔道は十分日本の伝統だとは思う。ただ、地元の流派が残ってるならそれを習うのは良いと思う。「問題は地元の流派」に子供を受け入れり体制が残ってる事がほとんど無い事だよな~_~;

2014-10-20 14:22:48
みんみんぜみ @inuchochin

じゃ「幕藩時代に仙台には新陰流が伝わっていたから、新陰流を習おう!」とか言った場合、今残ってる新陰流は尾張につたわった流派で、仙台の新陰流とは別物なんだよな。いわば、イワナを移植したらその地方のイワナと違う亜種でした、みたいな。下手するとひっそり残ってた地元種が絶滅すると

2014-10-20 14:29:09
石和¥@ 「ブラックマーケットでした」 @itsaYork

@inuchochin 地元流派での修行を、というのは個人の趣味としてなら全面的に同意しますが、国策として(というほどのビジョンはないでしょうが)の武道教育なら統一化された組織による技術と指導方針がないと無意味でしょう。藩校教育を復活させるようなものでは。

2014-10-21 12:09:35
石和¥@ 「ブラックマーケットでした」 @itsaYork

@inuchochin 子供の習い事で重要なのは飽きさせずモチベーションを維持すること。たとえば友人や新しい仲間とのコミュニケーション手段であったり、自分の成長を実感したり成功体験を得ることだったり。それにはやはり共通のバックボーンがあった方がわかりやすいのです。

2014-10-21 12:15:36
石和¥@ 「ブラックマーケットでした」 @itsaYork

@inuchochin 自分は親が転勤族だったので特に痛感しました。「今後どこへ行っても剣道柔道ならどうにでもなる」という安心感はすごい。指導体制も競技者の質も、競技人口が底支えして高水準を維持している。問題が無いとは言いませんが、現時点でのベストは剣道柔道というのが自分の意見。

2014-10-21 12:20:07
みんみんぜみ @inuchochin

@itsaYork そうですね。 剣道なんかは明治頃に全国の学校教育に取り入れりために整理された面があるので、学校教育向きですね。馬庭念流や高木流、無比流棒術なんかは地元の中学で学ばれてるようですが、郷土学習やそれに類する学習で、武道学習じゃない扱いみたいです

2014-10-21 12:20:09
みんみんぜみ @inuchochin

@itsaYork ただ、部活ならともかく、学校の授業レベルなら全国で習える事に拘る必要は無いとも思います。

2014-10-21 12:22:30
石和¥@ 「ブラックマーケットでした」 @itsaYork

@inuchochin たとえば、うちの地元は立身流なんですけれども……いやホント素晴らしいし自分は興味津々ですが、これ小中学校の(特に興味を持ってない不特定多数の)子供にやれってなかなか言えないですよね。指導者どうすんだって話は措いといたとしても。

2014-10-21 12:27:51
みんみんぜみ @inuchochin

@itsaYork まあ、興味ない人がどうするんだ、という問題は学校教育全般の話ですよね。指導者の問題はおっしゃるとおりで、結局興味ある生徒が習うような総合学習が古武道には向いてると思います。授業なら剣道柔道の格技の授業が昔からありますし。

2014-10-21 12:31:10
石和¥@ 「ブラックマーケットでした」 @itsaYork

@inuchochin 競技人口というのは指導者(経験者)の数と、授業で興味を持った子供の受け皿の多さにつながるのです。一定レベルまで達したら大きな競技会を行えるというのもあります。もともと教育用にソフト化した面もあるので習う側も教える側も楽で安全です。

2014-10-21 12:33:09
みんみんぜみ @inuchochin

武道必修の経緯を見ると「武道についてはその学習を通じて我が国固有の伝統と文化により一層触れることができるよう指導の在り方を改善」とあるから、地元の古武道学ぶ方が良い、という人の意見も筋が通ってるわな。 個人的には大半の場合、中学校の体育の先生が教えてる時点でアカン気が。

2014-10-21 12:40:56
みんみんぜみ @inuchochin

せめて、地元の武道高段者と協力して出来ればよいのに。

2014-10-21 12:43:29
秋月(作業中) @154Fanson

@inuchochin 突然すいません。武術の本来の意味や心構え迄教えなければ意味が無い気がしますし学校教育では全く無理な気がします。

2014-10-21 13:04:08
秋月(作業中) @154Fanson

武術の本来の意味は身をまもる技術道具だという事。最も有効な護身は相手を一瞬で無力化するという事。精神涵養は副産物で、もし武術が精神涵養に役立つなら本来の意味の本質を自覚しなければ精神涵養などという副産物は生まれて来ないという事になる。学校教育で中途半端に武術など教えても

2014-10-21 13:48:27
秋月(作業中) @154Fanson

@154Fanson かえって暴力の道具になりかねない。今の学校に武術を教える能力は無い、学校での武道必修化はちょっとな〜と思う。

2014-10-21 13:51:54
秋月(作業中) @154Fanson

かと言ってダンスはもっと疑問。何故茶道とか日本舞踊とかではダメなのだろう、、、

2014-10-21 13:53:43
みんみんぜみ @inuchochin

まあ、そんな事を言ったら剣道や柔道も同じだと思いますよ。しかし日本の場合は江戸時代から教育、娯楽として武術が行われていた歴史があります。 @154Fanson: 突然すいません。武術の本来の意味や心構え迄教えなければ意味が無い気がしますし学校教育では全く無理な気がします。

2014-10-21 17:08:41
みんみんぜみ @inuchochin

昔も初伝とかで辞める人はいましたし、文化を学ぶ、理解を広めるという意味では、少し触れるだけでも私は構わないと思いますが。 @154Fanson

2014-10-21 17:11:09
秋月(作業中) @154Fanson

@inuchochin 確かにそういうところはあるかもしれませんね。中国武術の場合も三年間ぐらいは様子見みたいなところがあるので、その期間にやることは教育に使えるのかもしれないですね。

2014-10-21 17:23:12
みんみんぜみ @inuchochin

@154Fanson たぶん中国武術と日本の武術はだいぶ様相が違う気がします。技法やなにやらには共通要素があっても、社会的な立場はかなり違う気がします。

2014-10-21 17:31:52
秋月(作業中) @154Fanson

@inuchochin 確かにだいぶ違うと思います、日本武術と比べると、より個人的(適切な表現か分かりませんが)という感じがします。ただ、江戸時代に入る前の日本武術もそれに近かったのではという気がするのですが、日本武術の事はよくわからないのですが、、、

2014-10-21 17:41:02
みんみんぜみ @inuchochin

中国武術の社会的な地位はよくわからないけど、日本の場合は支配階層が武士だったせいか、武術の達人は立派な人だ、というイメージもあるから、武術=危険なもの、という単純なイメージは無いよなあ。幕末には「立派なサムライになりたい!」と庶民が武術を学んだりしてるし

2014-10-22 12:37:52