現実という物理学で記述できる世界を用意して、その上にステロタイプ的でもそうでなくてもなんでもよいので適当な魔法像を乗せていくことによって、科学的ではない魔法という現代量産型創作の図式が完成するが、そうなるのはそうなるような設定で作られたからに過ぎない。
2014-01-19 15:41:04魔法のために物理法則が変わっていたら人間が存在しないから、既存の物理法則を成り立たせつつ、いい加減で呪文を唱えて奇跡が起こせるなどと脳天気な人間の思考を読んで、あくまで原子や分子を吹き飛ばさないように精密に奇跡を起こす面倒見のいい神様がいるのである。
2014-01-19 20:35:45魔法や超能力が生体で制御できる現象なら、科学による研究を待たずとも、生物進化の過程でもっと上手い形で取り込まれているのでは、というのもあるな。数万人に一人能力が発現するなら、適者生存でその能力を持った個体が支配的になっていてもおかしくない
2014-01-19 20:39:44Q.何故フィクションには魔法や異能力を前提とした生物進化が起きないのですか?A.登場人物が人間ではない作品は人間の作品としては存在しないからです。
2014-01-19 20:41:57たとえ如何なるシミュレーションを用いたとしても、人間を主人公にしなければいけないという条件によって、人間が人間ではなくなった世界の可能性はすべて否定される。終わり。
2014-01-19 20:43:19宇宙の可能性は幾らでも自由度があるのに何故かフィクションでは人間が生きている宇宙の話しかないのは、この宇宙しか知らないしこの宇宙の話しか書くつもりがなくこの宇宙の話しか読むつもりがないからだ。
2014-01-19 20:46:02展開
単にイントロとしてそういう状況で始めるというのはときどき見かけるけど、そんな生ぬるいのじゃなくて、これまで(読者が)積み重ねてきた経験とかある種のお約束的理屈への予測を全て無に帰すような、容赦のない方向転換があって、そういうのはとても怖い
2014-11-04 01:26:25ストーリーの内容が怖いというのも少しはあるけど、何よりも、これ以上ストーリーを読むと今までの世界観が牙を向いて襲いかかってきそうな、続きを読むことそのものに対するメタな恐怖がある
2014-11-04 01:27:53言葉(語彙)
ところで小説って大変ですお。城の上のなんかギザギザデコボコのあの弓とか射る時に隠れる場所とか名前わからなかったらどうあっても調べないといけないんだぞ。「男は息を飲み、城の上のなんかギザギザデコボコのあの弓とか射る時に隠れる場所から眼下を見下ろした」とか書けないんだぞ。
2014-10-06 18:23:25記述
オリキャラの外見とか小物まで統一感出してオリキャラ作る人スゴイよね。小説でオリキャラ作ると描写しないかぎり全裸である可能性あるままだし、最悪最初っから最後まで描写なくて全裸マンだった可能性を持ったまま終わったりするし
2014-10-05 19:00:30演出
物語(特にフィクション)を読むとき、読者はその物語環境にchrootしているわけで、そこから外に出ることを求めるメタな演出を鬱陶しく感じるのも当たり前のこと
2013-07-15 07:53:44アニメの中で「アニメじゃないんだから」とか、小説の中で「読者が云々」とか、そういう演出の存在を知っている人にとっては、驚きでも何でもないし、ただ負荷がかかるだけ
2013-07-15 07:56:04