#武邑塾 後半スタート。木戸敏郎 x 武邑光裕 x 斎藤ようこ。 pic.twitter.com/9t8H1MB7eU
2014-11-15 14:31:29#武邑塾 斎藤さん、クールジャパンのオープニングパーティーの頃から言葉の生みの親は「なんで盛り上がってるかわからない状態。早く虚構から抜けたいと思ってた」
2014-11-15 14:32:02#武邑塾 元々、雅楽は宮内庁が管理して表に出てくるものではなかったものだが、木戸さんが国立劇場を通して世に出した、その木戸さん国立劇場が校倉造りなのが良くない。そもそもがお蔵入りに引っ掛けたコンセプトでその造りにした pic.twitter.com/0A4qrlHJRL
2014-11-15 14:38:05#武邑塾 武邑さん「雅楽聞いてるとねちゃうんですが」.木戸さん「寝ちゃうの当たり前です。そもそもは儀式。でも、コンサートホールでやるとなるとパラダイム変わってしまう。寝させちゃうわけにはいかない。」
2014-11-15 14:40:09#武邑塾 木戸:基礎概念。金沢21世紀美術館の「間」の基礎概念は何か?数字には2種類、順序数と計上数(量)。ヨーロッパは日時計なので順序数で基礎概念だか、日本の時計は漏刻(液体)だったので、大化の改新までは軽量数が基礎概念。だから、中間の状態=「間」の概念ある。
2014-11-15 14:43:54#武邑塾 木戸:明治以降日本の劇場、しんとみ以降大きく変わった。西洋文化への憧れからミラノのスカラ座のようなプロセニアム、後ろが高くなってる造り。観客席から見て遠近法。見えるようにやっていく認識論。対して歌舞伎の劇場や日本画は概念論 pic.twitter.com/rriXBkHunx
2014-11-15 14:48:12#武邑塾 木戸:西洋の影響受けた劇場は遠近法など人間の認識に合わせたステージで見ている劇は額縁に収まった絵を見るように構成されているが、日本の劇は観客と一体化する部分も。それを西洋化された劇場でやるから破綻の中に花道だけ残すような構成。
2014-11-15 14:50:43#武邑塾 武邑「今は正装して見に行くものだが、元々の能はソーシャルメデイアのような観客が一体になったもの。シテは殿様とかが演じていて、ワキを農民らが。
2014-11-15 14:56:00#武邑塾 武邑さん「歌舞伎や能はもはや著作権もない。これを捕食して現代流にする人はなぜなかなか出てこないのか」、木戸「やればいいと思うが、やってはいけない」と思う人が多い。
2014-11-15 14:59:25#武邑塾 雅楽を国立劇場で始めたことについて 木戸「雅楽は音が非常「キラキラしていて西洋のような洗練なく野生的。演奏家が稽古場にバラした楽器持ち込み組み立て音を鳴らす時、その時の音がウミネコの群れがないてるようで野生的で素晴らしい。」
2014-11-15 15:02:19#武邑塾 パリの万博で雅楽の演奏行われた時、最初の短い曲が素晴らしい、と絶賛された。チューニングをしている音だった。
2014-11-15 15:03:12#武邑塾 木戸:西洋人が西洋の方法で雅楽器の曲作ろうとすると苦労する。音に対する概念がまったく違う。基礎概念がまったく違う。西洋の油絵の具で混ぜると透明だから紫になるが、日本の岩絵の具は不透明なのでくすんだ色になる。 pic.twitter.com/qD9Q86INnM
2014-11-15 15:07:25#武邑塾 木戸敏郎氏による伝統の創造、ポイエティークの方法論。武邑氏「これがCOOL JAPANだと思う」 pic.twitter.com/sW9DNOkQJf
2014-11-15 15:12:53#武邑塾 木戸「魯山人についつ て私が興味を持ったのは今で言う文化庁の無形文化課にいた。そこで桃山時代の白の茶碗そっくりの焼き物つくる荒川ていぞうの茶碗にピンと来なかった。魯山人は自分の欲しい茶碗ないと作ろうとしていた。
2014-11-15 15:16:53#武邑塾 昔、池袋にあったセゾン美術館のイサムノグチと北大路魯山人で展示された魯山人の作品、ほとんどが木戸さんのものだっそうです。
2014-11-15 15:18:04#武邑塾 木戸「魯山人は器をわざと欠けさせてから焼く。その欠けている部分が、見る人にイメージを湧かさせる」武邑「その魯山人の器、海外の人が良さを評価するのに、日本人がその良さわからなくなるとしたら大きな文化の喪失」
2014-11-15 15:20:28#武邑塾 武邑「現代の《生産と消費》が対立する社会は生産者だけがクリエイティブという二元論生み出してる。歌舞伎のミエは観客いないと成立しない。今、そうしたものをもう一度、復権させる時代」木戸「雅楽も照明も十分準備して提供すると観客は眠くなる。埋める間を与えるのが大事。」
2014-11-15 15:25:27木戸「文化というものは社会にとって何の役にも立たない。財政も良くならないし、カロリー取れるわけでもない。唯一、精神に対してのみ効果があるもの。そういう世界で素晴らしいものを作っていくのは大抵、アマチュア。魯山人もアマチュア」 #武邑塾 pic.twitter.com/KMnxd4Stgs
2014-11-15 15:31:20#武邑塾 木戸: 日本が万博に雅楽の楽器と楽譜だけを出品したのをドビュッシーが見て、自分のしっかりした西洋音楽の基礎概念と掛け合わせた
2014-11-15 15:32:55#武邑塾 木戸: 何が形骸になるかは興味の持ち方によって変わる。 武邑: 目の不自由な人の按摩など、型の伝承がうらなりでなく役立つ分野がある一方で型がけいがい生み出すことも。 pic.twitter.com/LV3DWBjirf
2014-11-15 15:36:29#武邑塾 木戸: 宮内庁には舞の譜がある。大阪は伝承だけ。同じ型、同じ身振りでも解釈。ドビュッシーが日本の雅楽をハーモニーの概念で捉えたことが新しい音楽を生み出した。
2014-11-15 15:38:37凄い。 #武邑塾 どうしても聞きたくいてもたってもいられなくなって神戸から来た人も。神戸の「テクノ盆」調べてみよう。
2014-11-15 15:48:58#武邑塾 12月20日の次回が最終回なのか!これは他の予定キャンセルしても来ないと…残念!もっと続いて欲しい! pic.twitter.com/I7kYAKgIfY
2014-11-15 15:53:25