あと20分ほどで開始いたします。 新しくフォローしてくださった方も、 以前よりフォローしてくださってる方も 宜しくお願いします^^ 過去講座はこちらにまとめておりますので、 良かったらご覧になってください↓ togetter.com/id/aca_arr
2014-11-28 21:41:03今日は和音についてのおはなし・初級編です。 直接的なアレンジの技法についてなどは触れませんが、 「和音をいじったりするにはどうしたらいいんだろう」 と悩んだことがある方はヒントになると思うので読んでみて下さい^^ 講座の内容に限らず質問は@メッセージで気軽にどうぞ。
2014-11-28 20:26:38それでは時間になったので始めていきたいと思います。 今日は「和音について学ぼう・初級編」ということで連投させていただきます。アレンジの技法などの話は今日はないのですが、オシャレ和音に興味があるけど、コードのことはさっぱり…という人のヒントになるよう話していきたいと思います。
2014-11-28 22:00:08アレンジ講座を開講した時に必ずといっていいほど、 「オシャレな感じのハーモニーを取り入れてアレンジしたいんです」 という方に遭遇するので、じゃあ“オシャレな感じ”って何なのか、 どういうプラスアルファをすればオシャレになるのか。 まずは和音の基礎から学んでいきましょう。
2014-11-28 22:00:52第2講で「コードについて知ろう」というテーマでお話ししたのですが、そちらも併せてみてもらうとわかりやすいかと思います。今回、メジャーコード・マイナーコード何が違うか、などは省略しますので、第2講を参照にしてみてください。( togetter.com/li/491800 )
2014-11-28 22:01:44まずは和音の作り方のおさらいです。コードを作る時は団子状に重ねて作る、というお話しをしました。また、音同士の間隔が違うため、メジャーになったりマイナーになったりすることも学びました。今回は「どの音を含んでいるか」に注目してみて下さい。 pic.twitter.com/yaUYIx2AJs
2014-11-28 22:03:43このように団子状に重ねたものを 【ダイアトニックスケールコード】と呼ぶのですが、 早い話「Cメジャーというキーに出てくる登場人物紹介」と考えてください。キーが変わると登場人物も変わるのですが、まずはCメジャーに注目して学んでいきたいと思います。
2014-11-28 22:05:49まずは主要登場人物について確認です。 主人公のCメジャー。この物語を作る中心人物です。そしてその恋人役のGメジャー、異性の友人Fメジャーというイメージで考えてみましょう。 『定番の物語の流れ』は、GメジャーからCメジャーに移って終了、という形です。
2014-11-28 22:07:50※余談ですが… 現在放送中のテレビドラマに例えるなら、Cメジャーが綾瀬はるか、Gメジャーが福士蒼汰、Fメジャーが玉木宏、と考えてみると面白いのかもしれません。(笑) >>>参考 「きょうは会社休みます」ntv.co.jp/yasumimasu/
2014-11-28 22:09:02Cを主人公とした物語は「Cに始まりCに終わる」のが王道の展開です。 そして恋人であるGと結ばれる G → C という解決が最も説得力があります。
2014-11-28 22:10:24主役について学んだので、次は脇役について学んでいきましょう。 Dマイナー、Eマイナー、Aマイナーの3つに、何の音を含んでいるかを見ながら機能をみていきます。 Bm(♭5)について、今日は気にしてなくて大丈夫です。
2014-11-28 22:14:57まずはDマイナーについてみてみましょう。Dマイナーは「レファラ」で構成されていますが、Fがファとラを含むために【似た役割】を果たすことが出来ます。Fの方が効果は強いですが、Dマイナーをバランスよく使うことで変化をつけることが出来ます。 pic.twitter.com/K1yj7X4O31
2014-11-28 22:17:19同じような理由から、AマイナーもCに代わることが出来ます。 構成音を見比べると、ド、ミが共通していますね。 主人公Cと代わりとなることが出来るので、 さしずめ主人公の兄弟といった感じでしょうか。
2014-11-28 22:18:12Eマイナーは上記ふたつと少し性質が違い、 ミソを含むことからCに代わることが出来るし、また ソシに注目するとGに代わることも出来ます。 どっちつかずのややこしい存在ではあるのですが、逆に言うとどちらにも行くことが出来るとも言えます。
2014-11-28 22:19:09似た性質の和音を代理和音と呼び、リハーモナイズのポイントとなります。 ※リハーモナイズとは、原曲とは違うコード進行にすることです。 今回含めた和音のおはなしのゴールのひとつがリハーモナイズの理解です。
2014-11-28 22:21:01ここまでCメジャーのキーの物語での役割をみてきましたが、いつだってCが主人公というわけではなく、例えばGが主人公の話もあれば、Fも同様に主人公になりうるのです。 Fメジャーのキー、Gメジャーのキー、どちらにも同じように団子状に重ねてみます。
2014-11-28 22:29:16あらかじめ、主要三和音に○をつけておきました。Fのキーでは、主役はF、B♭、Cで、一方Gのキーでは、G、C、Dとなっています。前まで主人公だったCメジャーの和音も、別の物語では恋人役だったり、異性の友人役だったりすることもあるのです。 pic.twitter.com/nWhBbZqTwz
2014-11-28 22:30:40あるキーにおいて、どの和音が主要三和音になるか、どうすればわかるのでしょう。 これまでみた3つのキーを見比べてみると、1番目、4番目、5番目に出る和音が主要三和音になっていることがわかりますね。実はこの出てくる順番というのは決まっているのです。
2014-11-28 22:31:20またCメジャーに戻ってみましょう。 始まりの音を1度と見て、順番にローマ数字を当てはめて考えるのが一般的です。IImは、2度の音のマイナー(つまりここではDマイナー)ということですね。 pic.twitter.com/72aZ7l8gB1
2014-11-28 22:33:44慣れていないと「 V → I 」と言われても暗号にように見えますが、 これは5番目の和音から1番目の和音に変わる、ということなので、 Cメジャーのキーだったら「 G→C 」となりますし、 Fメジャーのキーだったら「 C→F 」となります。
2014-11-28 22:34:30キーが変わっても和音の機能は同じなので、こういう表記の仕方も可能だということを覚えておくと、今後発展的な話になった時にも話が理解しやすくなると思います。 ※ 少しわかりにくいかもしれないですが、 Cメジャーといっても VであるCメジャーと、IであるCメジャーは別の役割です。
2014-11-28 22:36:22○ダイアトニックコードの一例 これまでの話を表にまとめてみました。 I、IV、Vが主要三和音ということはお伝えしましたが、 IIm、IIIm、VImが副三和音になります。 これも2番目、3番目、6番目の和音となっていますね。 pic.twitter.com/Rlc1U0nAcj
2014-11-28 22:37:40