@kuromogさん、仏像彫刻にみる、「両性、中性」のキャラクターを描くという事の奥深さを下敷きに、「滅び」とは何かを語る

9
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

…実は一番難しいのは、ファンタジー的によくある「両性」とか「中性(もしくは性別が無い)」という設定のキャラを、ほんとに「そう見える」ように描くことだったりします。これはホントに難しい。だって、どっちかの身体的特徴によりかかっては駄目なわけだから。この究極のかたちが、仏像彫刻だと。

2010-12-04 15:42:51
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

私は結構、大胸筋が好きです!あと上腕二頭筋と、大腿筋にも目が無いです!!(聞いてねえ☆)RT @lina_asaba: @kuromog そうそうそうですよー好きか嫌いか以上の意味があるのか!?私はちなみに大胸筋より脂肪の方がすきです!

2010-12-04 15:44:08
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

様式的に、時代が下るほど中性的になるのですよ。飛鳥時代くらいまでは、御顔立ちといいフォルムといい、まだかなり男性的ですな。RT @mla99: そういや仏像って男性的でもあり女性的でもあるな。・・・作品によっても、男性っぽい女性っぽいってのはあるけど、さりとて中性というスタンス。

2010-12-04 15:46:34
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

それは恐らく、「性別」によって救済に差別が起きるのは良くない、と昔の仏教を作った人達なりに考えた結果だろうと。…ちなみにキリスト教でイエス=父なる神=聖霊となって以後も、はっきり男性形で描かれるのは対照的で、これは信仰の対象として、聖人としての聖母マリアがいることが大きいと思う。

2010-12-04 15:49:26
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

キリスト教初期の「天使(=大天使級)」のイメージと能力は、その後に細分化していった「聖人」達の原型と思われ。それは仏教に置き換えると曼荼羅世界の各階層に鎮座する多彩な「~天」や「観音」になるのだろう。いずれも「何とかして下界の末端の、さらにはしくれの自分をも、救って欲しい」願い。

2010-12-04 15:52:33
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

仏教では、「鬼」ですら「仏」の教えを守る戦いのいわば前線部隊の兵士みたいな役どころなのだが。その点、キリスト教とかの「悪魔」とは性質が違うのかな?それとも、あれらも同じ「神の世界の理」の中で説明されるんだろうか?その中に人間はどういう位置づけで組み込まれるんだろうか?何のために?

2010-12-04 15:55:11
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

…どうして、人は「世界を滅ぼす神」を自ら創造(=想像)せずにいられないのか?時代や民族を問わず、それは何度でも繰り返される。創り、見守り、育て、壊して、滅ぼして、無に帰して、また新しく創る。何故いつもそれが「必要」なのか?誰にとって?…ならば我々は本質的に「滅びたい」のだろうか?

2010-12-04 15:59:55
@Nandesukaina

ん~。そういう願うさきも昔と現代では変わっているのでしょうか。何となくそういう天使のイメージは生命を感じさせながら無味無臭とゆうかだったのですが、姿かたちも変化しているのかなぁなんて妄想してしまいそうになります RT @kuromog: キリスト教初期の「天使(=大天使級)」・

2010-12-04 16:00:22
本橋ゆうこ@漫画のお仕事も再開中(次作品準備中…) @kuromog

「滅びたい」のなら、何故、今も「生きている」のだ?

2010-12-04 16:01:54