地獄鎮守府の日常――XXX-0 叢雲とセクロス

叢雲と提督がエロいことをするだけの話。地獄鎮守府の主、白金桜花さんにプレゼンテーション。
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来栖 @res_kurusu_scp

九龍鎮守府。そこは巨大なアーコロジーだ。数万の提督とうん百万の艦娘たちがそこで生まれ、生活を営み、そして死んでいく。巨大な閉世界。だがそこに住んでいる人間と艦娘の8割は狂っていた。残り2割に比して、という程度問題にすぎないが。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 13:54:36
来栖 @res_kurusu_scp

狂い方は色いろある。だが大体において凄惨なものだ。艦娘を娼婦のように扱うなど序の口。食ったりリョナったり「操作」で殺しあいをさせたりするのもまだ凡庸。自分が見た最も狂った提督は、那珂ちゃん同位体で親衛隊を作り、独立王国を築いて大本営からの命令を無視する提督だった。

2014-11-26 14:00:48
来栖 @res_kurusu_scp

同一艦の同位体で編成される部隊は――大本営からは禁止されているが――利他精神が高く、相互に最適に助けあうため、油断がならない。しかも全員、強制的に提督への愛をインストールされている。強敵といえた。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:04:00
来栖 @res_kurusu_scp

その鎮守府の討伐命令を、俺は受ける。叢雲は云う。「狂ってる奴にためらいは必要ないわ。全員殺して、さっさと済ませましょう」当然のことだ。だが同型艦娘部隊はやっかいだ。「あいつらは群知能で動く。余程の練度がない限り、群体知性の連携攻撃には勝てない。MI作戦より難易度が高いぞ」

2014-11-26 14:07:46
来栖 @res_kurusu_scp

「ジャミングをかければいいわ。それで群知能のアルゴリズムは破綻するから。その上で各個撃破よ。そんなこともわからないのかしら」叢雲は俺をあざ笑うように云う。だが俺には分かっている。俺は「モノ」を適切に扱える主人なのかと、試されているのだと。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:10:45
来栖 @res_kurusu_scp

「ブラックモノリスの演算力を使ってもその程度か? 俺はもっとクールな作戦を考えている」叢雲はペースを崩され怪訝な顔を擦る。「どんな?」その評定は純粋な懐疑だ。「敵の提督をピンポイントで殺害する。単独行動時が望ましいが、まあ護衛は付いているだろう。だが艦娘全てを相手にするより楽だ」

2014-11-26 14:14:00
来栖 @res_kurusu_scp

「リスクが高過ぎるからブラックモノリスが却下した提案だわ」「だがリターンも大きい。成功すれば、一気に鎮守府全ての艦娘を麻痺させられる。あいつらは提督がいなければ何もできないからな」叢雲は不安げ。「提督、自分が先頭に立つつもりでしょう?」「ああ。指揮官率先だ」 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:17:58
来栖 @res_kurusu_scp

「何故率先するの? モノとモノとの戦争に、生身の人間は耐えられない。提督はそこに座って戦果報告を聞いているだけでいいのよ」叢雲は俺を役立たず扱いする。だがそれは想定内の判断だ。「お前たちをモノとして扱うなら、俺がモノになって何が悪い? 提督を始めた時から、覚悟できてる、それに」

2014-11-26 14:22:48
来栖 @res_kurusu_scp

「これは提督と提督の双撃だ。お前たちには、トロフィーを与えるつもりはない」叢雲は沈黙。その言葉に秘められた、疎外感を覚えているのだろう。だから俺は、叢雲を抱きしめた。「お前は最高のモノだ、だから俺のわがままを聞いてくれる、そうだな」 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:25:37
来栖 @res_kurusu_scp

卑怯な殺し文句。だが叢雲はそれに応えて、唇を求めてくる。俺は叢雲と唇を絡め、そして口腔へと舌を押し入れる。俺と叢雲の舌が絡みあい、ナメクジの交尾のような快感を与えてくれる。舌を絡め合わせながら、そのままベッドへと押し倒す。叢雲は抵抗しない。モノだからだ。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:29:02
来栖 @res_kurusu_scp

そのまま叢雲の上着を剥ぎ取る。スレンダーな裸身が晒される。俺は叢雲の小さな乳房へと愛撫の手を伸ばす。叢雲は抵抗しない。モノだからだ。そう自分を規定しているからだ。だから――その自己規定を壊すほどに、犯したくなった。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:33:04
来栖 @res_kurusu_scp

叢雲は乱暴に扱われることを求めながら、一方で愛されることも求めている。その二律背反を利用して、俺は好き勝手に叢雲の身体を愛撫する。舌を絡めて叢雲の味を確かめ、乳房を優しく、時に激しく愛撫して叢雲のわななきを感じ取り、秘裂に指を伸ばして敏感な部分を刺激しながら、高揚させる。

2014-11-26 14:36:54
来栖 @res_kurusu_scp

叢雲はそれに応え、舌を絡めながら、俺の男根に手を添えて愛撫する。自分が快楽にようほどに、俺をも快楽に酔わせたいという欲求。自己を、モノと規定しながらも、規定しきれない欲望がそうさせる。「ずいぶん求めてくるな」唇を離し、俺はそう云う。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:40:49
来栖 @res_kurusu_scp

「あたしはモノだから、提督の欲求に答えるためならなんでもするわ」アイブに顔を上気させながらも、頑なな応え。俺は挑発されていると感じる。だったら、モノではありえない反応を返させてやろうかと思う。俺は叢雲の秘芯に指を伸ばし、焦らすように愛撫する。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:44:38
来栖 @res_kurusu_scp

叢雲は唇、乳房、秘芯の三所を同時に責め立てられ、切なげな声を上げる。秘裂からは愛液が滴り落ち、受け入れてくれとの欲求を自己顕示している。だが俺は、あくまで焦らす。「モノ」である叢雲は、自身の欲求と道具的存在との自己規定の間で葛藤し、身を捩らせる。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:48:00
来栖 @res_kurusu_scp

「お願い、入れて……」叢雲が普段の強気な態度から一転しおらしく、懇願して身を委ねてくる。だが俺はそれがアナログハックによる「操作」だと気づいている。叢雲があくまで「モノ」で在り続ける限り、俺は叢雲の要求に応えるつもりはない。責め立てるだけだ。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:50:19
来栖 @res_kurusu_scp

「ダメだ。お前がモノであるかぎり、俺の欲求に従え」殺し文句に叢雲は静かに、俺が与える快楽を受け止める。だが籍を切るのは時間の問題だ。そこで俺は思う。「彼女が『モノ』であるなら、その存在意義を壊していいものだろうかと」 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:55:40
来栖 @res_kurusu_scp

そんな躊躇を見て取ったか、叢雲は俺の男根に秘裂を押し付けてくる。快楽を貪りつつ、俺を操作しようとする「ふるまい」。そこで俺の自制心は切れた。この「モノ」を、めちゃくちゃにしてやると。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 14:57:59
来栖 @res_kurusu_scp

俺は叢雲の秘裂を男根で愛撫する。だが、膣内には押し入らない。もちろん、唇と乳房への愛撫も続ける。叢雲の白い肌が、快楽に染まって紅く火照り、汗を滴らせる。叢雲はしきりに懇願する。「もう、限界です。入れてください」そうして俺と唇を重ね、貪欲にむさぼる。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:03:05
来栖 @res_kurusu_scp

そこで俺は叢雲を突き放す。ベッドの上で、白い肌を紅潮させ、潤んだ瞳で「何故」と問うてくる叢雲に、俺は応える。「お前はモノなんだから、俺の都合に従うべきだろう。俺はもう飽きた」すると叢雲は身を起こし、俺を指弾する。「モノにだって、適切な使い方はあります!」 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:07:58
来栖 @res_kurusu_scp

「それを決めるのは俺だ。俺は飽きた。お前はモノだから、それに従えばいい」あえて選んだ冷酷な言葉。叢雲は硬直する。そして云う。「……適切に扱ってくれないなら、こっちも考えがあるわ」俺はその言葉に寒気を覚える。ミスった、という自戒を覚える。だが遅い。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:10:31
来栖 @res_kurusu_scp

叢雲は起き上がると俺を押し倒し、身動きがとれないようにする。俺の両手両足はベッドに縛り付けられ、身動きがとれない。攻守逆転だ。叢雲は俺の全身を舌で愛撫する。男根は特に念入りに。だが、射精までは至らない。寸止めの感覚を、俺は味わっている。俺が叢雲にしてきたように #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:15:27
来栖 @res_kurusu_scp

「モノには適切に扱われる手順(プロトコル)があるのよ。提督はそれを壊そうとしたから、モノとして当然の反応を返すわ。うっかりナイフで手を切るように、わたしというモノが適切に扱われなかった大小を教えてあげる」叢雲の表情は、情欲と理性の狭間にあって凄惨だ。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:19:09
来栖 @res_kurusu_scp

叢雲は俺の性感帯――乳首に舌を這わせながら、右手で俺の男根を、優しく擦る。俺の興奮は著しく高まる。だが、それ以上に進まない。俺が叢雲にしてきたような、寸止めの快楽。俺が屈服しない限り、永遠につづく拷問。俺は喘ぎ、のたうち、そして懇願した。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:22:02
来栖 @res_kurusu_scp

「頼む、叢雲……」「なにかしら?」秘裂から愛液を滴り落としながらも、叢雲の言葉は冷淡だ。「俺を……イカせてくれ」屈服の言葉。しかし俺の、ヒトとしての情欲がそれを云わせた。叢雲は満足気に頷いた。「提督の命令なら」そして、濡れそぼった秘裂を、俺の男根に当てる。 #地獄鎮守府の日常

2014-11-26 15:25:00