ミックスジャンルでついのべました

自分が書いた twnovel のまとめ。 色々なジャンルが混じってます。
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ハラヨシ @harayosy

#twnovel 」と最初にタグを書いて、一個スペース。残り131文字。さあ何を書こうか?恋愛ものは昨日書いたし、SFはネタ切れ。ミステリーは苦手だし、ギャグはオチが思いつかない。ちょっと黒いの書いちゃおうか。いやいや、ホラーものとか面白いかも? そんなこんなで夜が更け行く。

2010-07-22 23:56:19
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 華子さんはバイト先の花屋の店長。暑いのが苦手。キーパーの中に入るのが好き。時々マネキンの真似してる。フラワーアレンジメントが独自の世界になってる。お客さんに受けてる。ハーブティーが好き。コーヒーが苦手。「店ちょ…華子さん」時々だけど、名前じゃないと振り向かない。

2010-07-24 09:37:19
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 華子さんはバイト先の花屋の店長。ただ今絶賛不機嫌中。コーヒーに塩入れられた。花言葉で悪口を言ってくる。お菓子を独り占め。好きなはずなのに残してる。髪を結んだりほどいたり。お客さんに「また喧嘩?仲いいね」って言われてる。ちらりとこちらを見る顔がほんの少し寂しそう。

2010-08-05 18:56:52
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「もしも僕が死んだなら…これを使って過去に跳んでくれ」言って彼は機械を手渡した。「あの「そうこれはタイムマシン。失敗してもやり直せる。必ずあいつを倒すために」「あ、だから「大丈夫、僕は何度でもやり直す。君を信じてるから」彼は旅立つ。私を残して。「え…使い方は?」

2010-08-05 19:15:23
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 現代に生きる魔法使い。高見沢綺麗(きれい)さんは、名は体を表すを地で行く女性である。「田中」駅から少し離れた場所にある『天使の車輪』は、車輪がつくものなら何でもOKの「田中」修理工場。ツナギを着る綺麗さんのそのギャップがたまらんと言うか、そのスパナで俺を(続く)

2010-08-05 22:35:24
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 締め付けてくださいなんて、「…田中」うわ、俺そういう性癖なんて持ってないから、いやいや綺麗さんになら問題ないというか、むしろ是非やって頂き「たぐろぅぼわぁっ!?」スパナが回転しながら頭に飛んできた。「仕事中にぶつぶつ妄想垂れ流してるんじゃない」「げ、声出てた?」

2010-08-05 22:35:36
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 僕には秘密の能力がある。「味見」食べ物を見ると、その味が文字となって浮かんでいるように見えるのだ。【毒】嫌だ【毒】食べたくない【毒毒】どうして【毒毒毒】「…母さん」「…!どうしたの?すごい汗だよ」「…なんでもないよ」幼い頃の記憶。僕の秘密の能力を…母は知らない。

2010-08-11 23:05:23
ハラヨシ @harayosy

#twnovel ここに一つのボタンがあるとしよう。そう、例えば『地球大爆発ボタン』…ネーミングセンスの話は、とりあえず置いておくとして。どうだろう?冗談じゃなく、本当にその機能があるとして。君はこれをどうしたい?押すか。壊すか。無視するか。性格診断でもなんでもなく。さあ、君は?

2010-08-11 23:13:27
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「疑問!質問!知ってるもん!」「ほけーきょ」「皆さんのピュアな質問に、わかりやすく旨いこと言って説明するコーナー!」「『クジラさんはなんでとぶんですか?とりはどおしてクジラさんをつれていくんですか?』」「それは、twitterのシステムに負荷が」「リアルすぎる」

2010-08-11 23:28:14
ハラヨシ @harayosy

#twnovel そうして、ぼくらは夏祭りの夜、言葉を交わすこともなく、笑顔のままで別れた。彼女とは再会する事はなかった。たった40日間の夏休みだけの、本当になんでもない思い出だけど。あの日、あの夜、彼女と見た花火の事は決して忘れることはないだろう。例え、ぼくらが大人になっても。

2010-08-11 23:51:38
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 名探偵が現場に到着したとき、既に死体は鑑識が持って行った後だった。残るのは、床に広がった血の跡だけ。「さすがに君も、これだけでは手がかりを掴むのは無理だろう」付き添いの友人が言う。「そうでもないよ」名探偵は床の血だまりを見ながら答えた。「見ろよ、この血」(続く)

2010-08-12 15:28:54
ハラヨシ @harayosy

#twnovel (続き)「普通の血だな」「それは君が何も考えてない証拠さ。この残った血の量を見て気づかないかい?一人から流れた量にしては多すぎだ。恐らく、二人…いや、三人の血が混じっている。男が二人と女が一人。死んでいたのは男だったな?」「じゃあ、他にも死人がいると?」(続く)

2010-08-12 15:29:04
ハラヨシ @harayosy

#twnovel (続き)「…どうかな。恐らく、他の二人は生きている可能性が強い。"儀式"だろう。死んだ男の心臓には恐らく穴が開いているだろうさ」「では、やはり」「ああ、同胞だ。忌むべき、ね」名探偵が笑う。口から牙を覗かせて。「さあ、行こう。吸血鬼の犯罪には吸血鬼の探偵の出番だ」

2010-08-12 15:29:11
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 【もし、2chで起こった出来事がtwitterで起こっていたならばシリーズ】「いま、目の前で女性が酔っぱらいにからまれてるなう」「ハッシュタグは#HERMESで」「めしどこかたのむなう」「こことか小洒落てるよ http://bit.ly/9hzTo8

2010-08-12 18:48:52
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 僕には秘密の能力がある。「味見」食べ物を見ると、その味が文字となって浮かんでいるように見えるのだ。大学に入るまで僕は自分が作る料理以外は口にする事はできなかった。母の件がトラウマになっていた。「先輩!お弁当作ったので食べて下さい!」きっかけは彼女の言葉。(続く)

2010-08-18 19:31:21
ハラヨシ @harayosy

#twnovel (続き)「いや、悪いけど」いつものように断る僕。何故か彼女に気に入られた僕は、毎日お弁当アタックを受けていた。正直、僕の何処が気に入られたのか謎だ。「もーまたですか!明日頑張ります!リベンジです!」【美味しいよ美味しいよ】それを僕は見えない事にしていた。(続く)

2010-08-18 19:31:36
ハラヨシ @harayosy

#twnovel (続き)「…なんでそんなに頑張るの?」彼女に尋ねた。「えー、だって食べて欲しいですもん!私が作るお弁当」ごく普通に。当たり前のように。【毒】母の顔が浮かぶ。【絶対美味しい!】目の前の彼女の顔。「貰っても…いいかな?」彼女の歓声。あまりの不味さに悶えるまで後少し。

2010-08-18 19:31:44
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 壊れてしまったので数年ぶりにメガネを新調した。「これはどうでしょう?最新式のAR機能搭載型です」つけてみると、人の頭上にtwitterの最新のツイートが浮かんでたり、商品を手に取るとクチコミ情報が表示されたり。「買います」購入して数日後、返品した。「正直ウザイ」

2010-08-21 09:39:39
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「大発明です」「何だ突然」「『パラメーター調整ツール』と『フラグ管理ユーティリティ』です」「ゲームの改造ツールなんて作ったってしょうがないだろ」「ゲームじゃありません、現実世界対応のです」「…待て」「?」「なんて物騒なもん作りやがる!壊せ壊せ!」「…勿体ない…」

2010-08-25 18:17:59
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 私の名前はアリス。天高くそびえる塔の一番上に住んでいる。生まれたときからここにいて、今日も一日ここにいたし、明日も多分、きっとそう。部屋の壁を埋め尽くす本だけが友達で、『不思議の国のアリス』がお気に入り。そこへ兎がやってきた。「やあ、二番目のアリス、君も来る?」

2010-09-03 23:39:25
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 星が降る夜は外に出て、落ちた星を拾うのが村の掟だ。村中の明かりを消すと、辺り一面の星の一粒一粒が、まるで地面が星空になったみたいに輝く。「さあ、拾え拾え。星狩りだ」村の大人達の声に、僕ら子供たちは方々に散らばる。「ねえ、一緒にやろ?」夏の或る夜。あの子と一緒に。

2010-09-08 22:40:12
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 昔々ある所におじいさんとおばあさんが住んでいませんでした。おじいさんは山へ芝刈りに行かなかったし、おばあさんは川へ洗濯へ行きませんでした。拾われる筈だった巨大な桃はそのまま川を流れ、慌てた様な泣き声が響き渡りました。鬼は島で幸せに暮らしました。めでたしめでたし。

2010-09-08 23:24:50
ハラヨシ @harayosy

二時間前に一目ぼれ。一時間半前に告白した。一時間前に喧嘩して。四十五分前に仲直り。三十分前に突然の不治の病に倒れ。十五分前に奇跡的に直った。夕焼けの浜辺を歩いている今は、スタッフロールと共にエンディングの歌が流れている。ケータイで読むような映画みたいな恋でした。 #twnovel

2010-09-11 01:12:40
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 地元に帰るバス停に白いワンピースの綺麗な女性が立っていた。「こんにちは」「どうも、人待ちですか?」「ええ、昨年の今日戻ってくるって言ってたんですけど」「そりゃひどい」「だから今年も待ってるんです」バスが到着する。「えと、ごめんなさい」「宜しい」 #BGS_fes

2010-09-20 21:45:24
ハラヨシ @harayosy

#twnovel 僕の町の中心には、大きな猫が住んでいる。神社の中心に位置するそこには神社が建つより昔から、その猫がいるらしい。ちょっとしたビル並みのサイズ。いつもいつも眠っていて時折しっぽが動くだけ。そんな『猫神』に魅入られたら猫耳が生えるとか。今日も、町のどこかで悲鳴が響く。

2010-09-25 17:16:05
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