ミックスジャンルでついのべました

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 僕のパパは仮面ライダーで、正義の味方をやっている。でも、最近元気がない。公園のブランコで黄昏れていたのを発見。駆け寄った。「どうしたの？」「なあ、変身…派手じゃないとだめかな？」「え？」「カードもメダルも使わねーの？格好悪いって…」パパは昭和のライダーだった。

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#twnovel …かすかな記憶に残る彼女の姿は、とても儚げで、弱々しくて…。触れたらフッと消えてしまいそうな、そんな感じだった。「あれー！久しぶり、いつ以来だろ！？ねえねえ、元気してた？こんなトコで会うなんて偶然だね！」再会した彼女に違和感。あれ、こんなんだったけ？…いいかも。

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#twnovel 音が聞こえる。かさかさかさかさ。背後から近づくように聞こえる小さい音。何度振り返ってみても音は聞こえるのに、一体何の音なのか分からない。聞き間違い？まさか。今も聞こえる。かさかさかさかさ。 最近は諦めて聞こえるままにしている。かさかさかさかさ。かさかさかさかさ。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「勝負をします」「勝負？」「私が貴方の心の中を当ててみせます。的中したら、このランチはご馳走様ということで」「ふーん、いいけど」「では。…あなたは、私の事が『好き』『愛してる』『一番大事』『離さない』のいずれか、もしくは全部である」「…外れって言わせない気か！」

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 盗まれたバイクで走られた。行き先も決めずに行き当たりばったりで無駄にガソリンを減らされた。「大人達は汚い」とか「自由が欲しい」とかそういう我侭な勝手な理屈をさも被害者のような顔で喚いていた。必死になって働いてやっと手に入れたバイクはそんな15歳が傷だらけにした。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「ドラえもんとパーマンとコロ助とハットリくんとオバＱと怪物くんと、その他もろもろが出てくる2時間サスペンスものが見てみたい」「サスペンス…ですか？」「スプラッタでもいいわ。開始直後に4次元ポケットを盗られたドラえもんの死体が見つかって…」「スクラップですよね」

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 『アタシの兄がこんなに可愛いわけがない』サッカー部のスターで、イケメンで、頭も良くて、生徒会長もやってたりする。そんな完璧超人を兄に持つ妹のアタシは平凡な一般人で、のんびり日々の生活を営んでいた。そう、お風呂場でブラジャーしてる兄を見るまでは。(色々酷い)

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 私は生まれつき制御不能な超能力を持っている。テレパシー。しかも送信のみ。私の思っている事が相手に勝手に伝わってしまう。そんな訳で彼氏なんて最近まで思ってもみなかった。「あ、ミカちゃん、今日遊びに来ない？」「うん」あ。部屋に二人きり…。…。彼が鼻血出して倒れた。

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#twnovel 私は生まれつき制御不能な超能力を持っている。テレパシー。しかも送信のみ。私の思っている事が相手に勝手に伝わってしまう。だから私は引っ込み思案に生きてきた。最近出来た彼氏の言葉。「ミカちゃんが一番猛烈なアプローチだったなぁ…想いがダイレクトだったもの」あれれ？

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#twnovel 「お、俺今度の携帯に絶対変えるよ！」「何だよ今まで全然機種変してなかったじゃねーの」「だってさー３Ｄの裸なんだぜ！すごくね！？エロイよな！買うしかないし！」「待って待って。裸眼３Ｄだから。お前の妄想な未来は来てないから。来ないから」

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#twnovel 僕の名前は『王子様』。平凡な名前であんまり気に入ってない。幼馴染の名前の『シフォン』なんて学校に何人いるか分からない。友達の『虎舞流』は、虎つながりで「タイガース」ってグループ作ってた。今日転校してきたあいつは「サトシ」って名前。それなんてDQN。

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#twnovel 3LDKで安い家賃を発見。契約したら最悪だった。リビングには「TVのチャンネル権は我のものだ！」という我が儘な(L)oad。ダイニングには人語が絶対分かるくせに無視しやがる(D)ragon。キッチンには人見知りで聖剣を振り回す危険な(K)night。解約したい。

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#twnovel 「はわわ～」と目をぐるぐるにして驚くのが癖なＡ子。ありえねえ、作りだろ、絶対。「それって地なの？やっぱり演技？」「え？え？え？はわわ～、な、なんですか～？」俺の質問にいつものように驚くＡ子。ただし例外が一つ。両目がじっと俺の顔を凝視していた。こ、こわい。

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#twnovel ちょきん　何でも切れるハサミを手に入れた　ちょきん　嫌いなあの子の赤い糸を切ってやった　ちょきん　うざったいあいつの頼みの綱を切ってやった　ちょきん　沢山の人に愛されてる奴の人の縁を切ってやった　ちょきん　何でも羨む馬鹿な自分の生命線を切ってやった　ちょきん　　

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#twnovel 「おはよう」と「おやすみ」の間に何回私のこと考える？僕はすぐに答えた。分からない。どうして？彼女の頬が不満そうに膨らむ。だって気がついたら君のこと考えてるんだ。回数なんて分からないよ。膨らんだ頬は、満足そうに赤くなる。ふうと僕は息をついた。この質問何回目だっけ。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「おやすみ」と「おはよう」の間に何回私のこと夢に見る？僕はすぐに答えた。1回かな。たった1回？彼女の頬が不満そうに膨らむ。最初からずっと一緒なんだもの。回数なんか関係ない。膨らんだ頬は、満足そうに赤くなる。ふうと僕は息をついた。寝つきがいいから夢は見ない事は秘密

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 今日、11月11日は１を縦線に見立ててポッキーの日らしい。しかし、平成二二年二月二二日に横線な裏ポッキーの日が開催されていたことは誰も知らない….。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 我輩は犬猫である。名前はまだニャいんだワン。

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#twnovel 今日が最後だったのに。今日だけがチャンスだったのに。勇気を出して言えなかった。勇気を出しても言えなかった。涙と後悔が溢れ出して。風に流れて消えていく。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 起きたばかりのぼうっとした状態で言葉を紡ぐ。頭の中からあふれ出るストーリーをただひたすらに打ち込んでツイート。しばらくして表示されたその文章は、いつもの自分とは違う少し不思議な物語。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 『！』『？』『１』『１』『？』『◎』『ω』『ｗ』『ｗ』『ε』『3』『♪』『～』…僕と彼女とのメールのやり取り。一文字だけでも相手の言いたいことが何となく分かるのが、ちょっと嬉しいある夜だった。

ハラヨシ @harayosy

#twnvday 霜がおりた朝に告白した。「ムリ、職業が医師じゃないと」なんてこったい。僕はショックでビルの屋上に。「押すなよ、絶対に押すなよ！」ポーズだったのに空気読んだ人に突き飛ばされた。夢オチだったら良かったのに！「いえ、上島竜兵オチです」誰かの声がした。 #twnovel

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 天の星より　地の花よりも　人の貴方が美しい。言われた瞬間耐え切れなくなって私は五分間悶絶した。「笑うなよ馬鹿」「だ、だって…もうちょっと普通に言ってよ」彼はすごく不機嫌そうに顔をそむけるとボソッと呟いた。「すげー好き」私たちには、これぐらいが丁度いい。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 人の悪意が形となって見えてしまう幼馴染。「貴方は見えないから安心する」いつも一緒だった。俺に彼女が出来た時も喜んでくれた。…けど失恋した。彼女の二股だった。傷つけられて捨てられた。慰めに来た幼馴染は俺を見た瞬間、何か『悍ましいモノ』を見たかのように悲鳴をあげた。

ハラヨシ @harayosy

#twnovel 「上様ー！」「ご主人様ー！」「王様ー！」「旦那様ー！」「殿様ー！」「神様ー！」サマー・ウォーズ。