大阪府の債務について By 浅田 均

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浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin こういう問題ははっきりさせておきましょう。大阪府が赤字団体に転落する危機は2回ありました。平成13年と平成19年です。大阪府は赤字団体転落を回避するために減債基金(将来の府債償還のための積立金)からの借り入れという脱法行為を平成13年から始めました。

2015-01-01 03:05:32
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin 平成13年の577億円から始まって、14年(1145億円)、15年(1020億円)、16年(710億円)、17年(640億円)、18年(430億円)、19年(992億円)。つまり、橋下知事が誕生し初予算を組んだのが平成20年だから平成19年までは赤字財政でした。

2015-01-01 03:11:21
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin とりあえずは減債基金からの借り入れで赤字団体転落を回避できた大阪府だが一つウソをつくと、ウソをウソでないようにするため、またウソをつく必要が生じる。即ち、平成18年には減債基金そのものが底をつく。基金残高がマイナスになり平成19年度には赤字団体に転落。

2015-01-01 03:15:57
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin そこで始めたのが借換債の増発と言う手法。ふつう、府債はあるルールに従って償還して行く。ところがその原資である減債基金は使い果たしており返すカネがない。そこで次に始めたのが借金返済の先送り。平成16年から19年までに返済すべき3500億円を10年間先送りしました。

2015-01-01 03:22:24
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin 大阪府の赤字団体転落の危機を救ったのは紛れもなく橋下知事の維新改革。単に単年度黒字化しただけではありません。あの平成20年度の1100億円の収支改善から始まる大改革がなかったら大阪府も夕張市と同じ道を歩んでいたんですよ。

2015-01-01 03:29:19
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin @takeboutyan 減債基金を使って何とかごまかしていたが基金もやがては底をつく。それをごまかすために始めたのが借金返済の先送り(借換債の増発)です。平成16年に発行した3120億円の借換債のうち528億円は本来なら平成16年に返済すべき借金です。

2015-01-01 16:01:30
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin @takeboutyan 平成17年の借換債発行額4480億円のうち1218億円が先送り分、同平成18年4509億円のうち1184億円。19年3720億円のうち570億円が返済先送り。つまり、平成16年から19年までに合計3500億円の借金返済を先送りしました。

2015-01-01 16:07:15
浅田 均(参議院議員) @asalogue

@t_ishin @takeboutyan 当然、これらの返済を先送りした借金も起債残高には残ります。実質公債費比率が18%を超えている理由です。

2015-01-01 16:11:42