椎原旬氏が過去作を振り返る
おね星のプログラム担当の方は名古屋本社の方だったので、マスターアップ時には僕と下原が名古屋に行って作業することになりました。ここまでは普通です。
2015-01-25 03:58:22他のスタッフは東京でスクリプト作業。僕と下原は名古屋でスクリプト作業と監修。そんな感じで数日を過ごし、マスターアップ前日に「これで大丈夫かな」というところまで辿りつきました。ここまでも普通。
2015-01-25 03:59:00冒険はこの後。その日の夜、下原と本社近くのホテルに戻った後、全体的にシーンの切り替わりに『間』が足りないんだと思いついてしまい、深夜誰もいなくなった本社開発室に忍び込み、下原と二人で全シナリオのシーンの切れ目に演出を足しました。
2015-01-25 04:01:02いま考えてもめちゃくちゃやったなあと思いますが、そのおかげで自分がおね星に悔いを残さなかったという1点で、個人的にはやってよかったと思っています。
2015-01-25 04:01:57ただ、時間の無い中、正確な再チェックを行ってくれたプログラマーさんと、眠い中再デバッグにつきあってくれた当時のスタッフには本当に感謝。本当に本当に感謝しています。
2015-01-25 04:02:27てとてトライオン!
今日はてとてトライオンの母こと、もののけ姫をやってたのか(てとてトライオンともののけ姫にほぼ関連性はないのですが、椎原が富山に帰省してもののけ姫を観ているときにてとてトライオンの原案があふれてきて慌てて書き留めたので、間接的に母っぽい感じ)。
2016-08-05 23:19:14ただ、てとてトライオンの原案は、最終的な設定とはけっこう変わってます。夏の恋に主眼を置いていることは変わってないけど、シンプルだった初期案にガンガン設定が追加されていってゲームの形になったというか。
2016-08-05 23:24:29逆に、ほぼ最初に頭の中にあった『スコールの中で声を限りに恋を叫ぶ、感情表現の苦手な女の子』とかの情景は、そのまま残ることはなかったなあとか思ったり。
2016-08-05 23:28:30それはそれとして、せっかくくそ暑い季節なんでてとてを読み返して、チームサマーとチームてまーに分かれたりしちゃうか。
2016-08-05 23:35:36