日本の大学入試改革案と大学卒業要件厳格化改革案に見る、日本とアメリカの大学の現状とメリット・デメリットと日米の教育環境の違い

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けんちゃま @rodomangreat

それに伴いアメリカの大学のように毎日莫大な課題を出される大学が少ないので、時間を持て余し遊んでしまう学生も一定数でてくるデメリット(学業が主体と考える場合)もある一方で、いろんな事ができる環境にあるので人によっては経験値も高くなるし、

2015-01-15 00:32:29
けんちゃま @rodomangreat

学生によっては自分がやりたい勉強をする時間が確保でき、自分の専門分野(好きな分野も含め)の知識を深める事ができる。ただ最低限の自主性は必要になってくる。

2015-01-15 00:32:33
けんちゃま @rodomangreat

~アメリカの大学のメリット~ アメリカの大学は毎日のように膨大な量の課題が学生に課せられる為、学生達が受動的・自主的に学習せざるを得ない環境ができ、ほとんどの学生がコンスタントに学習を継続していける。

2015-01-15 00:35:48
けんちゃま @rodomangreat

それ故に多くの学生達にとっては自分1人の力で勉強していくよりも、半受動的ではあるが知識の習得が早くなると同時に、知識の質と量もスピーディーに身についていく。

2015-01-15 00:36:10
けんちゃま @rodomangreat

ディベートの講義も多い為、頭の中のごちゃごちゃしていて整理されていない引き出しから、「本当に思っている事」「本当はそう思っていない単なる知識」「理屈」「誰かが言ってたのでとりあえず信じていた事」「合理的な考え」「実践的な知識」等

2015-01-15 00:36:36
けんちゃま @rodomangreat

いろいろな思考を炙り出し引き出しに振り分け整理する事ができる。いろんな国からいろんな人が集まってくる為、ワールドワイドなお友達ができ国際的な知識や感覚が身につく(かもしれない)。

2015-01-15 00:36:58
けんちゃま @rodomangreat

それに伴い、アメリカの大学は入学は比較的楽だが卒業する事がとても難しい為、アメリカの大学を卒業するとそれだけでそれ相応の価値として認められる。もちろんそれは就職の際にも大きな武器となる。

2015-01-15 00:37:01
けんちゃま @rodomangreat

~日本の大学のデメリット~ 一面的な能力だけでの入試システム&入り口が狭き門である為、ある面での能力レベルは大体同じ位の人達を集める事ができるが、多面的能力という視点で見れば偏った能力を持った人達ばかりが入学してくる事になる。

2015-01-15 00:37:36
けんちゃま @rodomangreat

そういう入試システムを組んでる大学が多い事と、大学のブランドを重要視する風潮が未だに色濃く残っている事もあり、そうなると必然的に企業に入社してくる人材も偏った能力を持った人達ばかりが集まり兼ねない要素はある。

2015-01-15 00:37:50
けんちゃま @rodomangreat

それに伴い新卒者一括採用という日本独自のの就職システムもあって、多くの企業ではそのシステムを採用しており、もし新卒一括採用試験で企業に入社できないと、新卒一括採用に比べハンデのある難しい入社試験を強いられる事になり、

2015-01-15 00:38:13
けんちゃま @rodomangreat

結果的に多くの学生は大学3年生の後半あたりから、早い人だと大学3年生の始めあたりから就職活動をせざるを得ない状況に立たされる。そうなってくると学生の本業である学業の方に支障がでてきて高い学費を払っているにも拘わらず、大学生活の後半にそれ相応の学びが受けられなくなるリスクがある。

2015-01-15 00:38:55
けんちゃま @rodomangreat

ディベートの講義が少ないので将来就くであろう職種によっては、ある面での実践力を鍛えられない可能性も高くなる。

2015-01-15 00:38:59
けんちゃま @rodomangreat

~アメリカの大学のデメリット~ 入り口が広く、人種の坩堝の国という事もあり世界中からいろんな国の人やいろんな能力をもった人達が入学してくる為、大学側が学生へ教える範囲や難易度、講義の進め方や教え方や課題の出し方等に多数多様性が求められる為、

2015-01-15 00:41:46
けんちゃま @rodomangreat

教える側のやり方としてはワンパターンや一筋縄にはいかなくなるし創意工夫が求めらるので講義をメイクしていく側としてはとても大きな苦労が伴ってくる。

2015-01-15 00:42:03
けんちゃま @rodomangreat

アメリカの大学は学生が能動的に講義に参加し自主的に学んでいかないとやっていけない環境だし、毎週のように小テストがあり、テストで最低限の成績を残せないと場合によっては強制的に退学させられるケースもある厳しいシステムなので

2015-01-15 18:08:32
けんちゃま @rodomangreat

自主性や積極性、モチベーションや、やる気がない学生には不向きな環境ではある。

2015-01-15 18:08:42
けんちゃま @rodomangreat

毎日のように莫大な課題がだされる為、ある面ではバランスよく知識を身に付けていく事ができるが、ある面では知識偏重に陥ってしまう可能性もでてくる。

2015-01-15 00:42:13
けんちゃま @rodomangreat

そういった環境もあり、あまり友人等と遊ぶ時間や確保できず自分が好きな事(専攻している学部で学んでいる事が自分の好きな事なのであればその限りではない)をしたり勉強する時間がなかなか確保できない為、人によってはノイローゼや燃え尽き症候群といった精神病に陥る可能性もでてくる。

2015-01-15 00:42:45
けんちゃま @rodomangreat

個人的には「卒業要件を厳格化」というより「卒業要件の拡充」という意識のもとで改革していった方が良さそうな感じはする。「厳格化」だと以前からある既存の評価軸の「縦軸」だけを変えていく感じがするし、

2015-01-15 00:43:46
けんちゃま @rodomangreat

せっかく変えていくなら「横軸」も、出来ることなら3次元にいじっていき拡充していった方が効率的でいいと思うし、そうでないとあまり意味がない感じはする。

2015-01-15 00:44:20
けんちゃま @rodomangreat

そういう日本の大学の現状やメリット・デメリットといった観点から逆ルートで分析・考究していき逆算して答えや結論を導きだしていくのもひとつの手段かなと思う。

2015-01-15 00:45:03
けんちゃま @rodomangreat

日本の学校では先生から生徒への一方向流し授業が主流で生徒はひたすらノートをとり、あてられたら答えるみたいやり方で授業が進行していく学校が多いらしいし、自分が学生だった時も確かにそういう授業スタイルが多かった。

2015-01-15 18:09:57
けんちゃま @rodomangreat

大学も同じような講義スタイルが多く、アメリカの大学生と違い課題やテストの頻度が少ないので、自由時間も多い(経済的に厳しくてアルバイトをしている学生は多いらしい)。

2015-01-15 18:10:42
けんちゃま @rodomangreat

それに対しアメリカの学校の授業スタイルはでは「みなさんなにか質問はありませんか?」みたいな感じで授業が始まり、生徒が自主的に考え積極的に質問やディベートをしていく双方向型授業スタイルが主流。

2015-01-15 18:11:04
けんちゃま @rodomangreat

でそういう環境で育つと日本人は、既に決められた事や支持された事に関しては責任をもってしっかりやる人間性が形成される一方で、自分で考え自分で判断し行動し取捨選択していく的な自主性が未熟で融通が利かないな人が多い(ように感じる)。

2015-01-15 18:11:39