今だからこそ考える、機甲艦隊ダイラガーXV

ダイラガーXV全52話についての視聴感想です。全話視聴は約2年半ほど前に完遂している為実質再視聴になります。艦これブームに便乗した件は……御愛嬌 http://www.muddy-walkers.com/ATZ/DR/index.html←ラガーマンの聖典
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そんでもってラガーチームの面々も、第1話の時点で半年の間旅をしても、人が住める惑星を見つけられず、マンネリ的なムードが漂っている状態から。そしてあくまで調査用として開発されたダイラガーを実際に運用する機会も恵まれない。

2015-01-15 23:33:54
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そんな中、後にアキレウスと名付けられる第8恒星の惑星をラガーチームが発見した後、ガルベストン帝国の戦闘機編隊と遭遇戦が発生してしまった事が物語の発端となる。

2015-01-15 23:34:57
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

この、ラガーチームが新惑星を発見した点と、異星人との遭遇戦が発生してしまった点。2つの出来事を基に惑星探査の続行の是非が銀河警備軍(いわば地球連邦的な)では選択を迫られるが……

2015-01-15 23:36:43
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

「我々にとって銀河系を知るということは、我々自身、つまり、地球を知ることになるんだ」との出羽総司令の一声によって、銀河警備軍はラガーチームの活動を支援する事を表明。かくして学術調査のための戦いへと物語が転がり出す……!

2015-01-15 23:37:35
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

かくして15体合体のダイラガーが登場する。ラガーマシーンは元々単独で調査を目的として開発されたマシンだそうで、ダイラガーの形態は万が一の事態を想定した形態と解釈した方が良いかもしれない。 pic.twitter.com/Cjal5XBH5J

2015-01-15 23:39:02
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ただ、後に銀河警備軍がダイラガーの量産型(この頃のロボットアニメには主役ロボの2号機、量産ネタが多い)を作ろうとしても上手く行かないネタがある。何故軍の量産型が探査目的のロボットに劣ってしまうのかは藪の中だ(汗)

2015-01-15 23:39:51
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、敵メカの総称でもあるバトルマシンについて。ゴライオンまでとは一転してリアルロボットものっぽいデザインへイメチェン。重機動メカの面影が見えるような気もするが、リアルロボットものの隆盛が背景にあった事は察しやすいかもしれない。 pic.twitter.com/zAlmemUplb

2015-01-15 23:42:16
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、第1話でダイラガーとバトルマシンの初戦闘が展開される。ダイラガー自体は圧倒した戦闘力を誇っているが、安芸達が初の実戦だった事情で苦戦を強いられる。その後、危機を脱するきっかけはダイラガーではなく、銀河警備軍の援軍が到着した事による。

2015-01-15 23:43:41
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ここら辺、スーパーロボットのパワーで押し切るのではなく、軍団の数で戦局を逆転するという切り口で第1話の戦いは描かれていた。主役ロボットとしての魅力は若干欠けるかもしれないが、リアルっぽさを意識した戦線を描きたかったのかもしれない。

2015-01-15 23:44:53
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ダイラガーは外見的にはスーパーになってしまうが、この枠では珍しくパワーアップイベントや追加武装と無縁の存在だった。やや兵器や物の文法でロボットを描いていたのかもしれない。

2015-01-15 23:45:40
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、戦いが終わった後に安芸たちは「これが戦いなのか……!?」と驚愕し、伊勢は「宇宙を旅する事は平和な道だけではない」と静かに一人呟く。ここら辺宇宙調査を目的とした新米とベテランの差が出ているかとも。

2015-01-15 23:47:38
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

@ut_ken あー、今からという訳ではないですが、3話まで見てダメそうでしたらガルパンに乗り換えても良いかもしれないと考えています。たまたま最近地上波の再放送を録画していたこともありますが……

2015-01-15 23:50:08
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

かくして2、3話ではアキレウスを舞台に地球とガルベストン側の接触が描かれる。第2話では地球側とガルベストン側で調査に挑む事への心構えの違いが照らされる。

2015-01-15 23:50:30
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ガルベストン側について少々。だいぶ後の話で明かされるがガルベストン側こそ故郷が崩壊を迎えようとしている為、新天地を探す事に躍起となっている陣営だ。

2015-01-15 23:51:04
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

第2話でテレス司令と副将ラッカルとの対話の中で テレス「あの星は新天地としては向いていないから地球にくれてやれ」 ラッカル「星1つ2つの問題ではなく、近いうちに調査の邪魔になるから倒すべき」 テレス「……一理ある」 との対話が交わされる。ここは第3話への伏線

2015-01-15 23:53:02
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして地球側だが、銀河警備軍が比較的まともな組織であっても、その上となる行政府が怠慢な組織なのであり……。第2話ではアキレウスに駐留するラガーチームに代わり基地建設、調査を担当する増援艦隊の手配で手間取る描写が出てくる。

2015-01-15 23:54:28
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

出羽総司令がその際、「発見した惑星で外敵の恐怖に晒されている者たちのことを諸君は考えてるのかね!?」と憤慨したり、「太平の世を貪り、何もかもたるんでしまったのだ」と呆れたりしているが……

2015-01-15 23:54:59
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ここら辺は放送された1980年代前半の世相を反映した台詞ではないだろうか。ダイラガーは反戦の一方で平穏な現代を堕落したものと批判するようなエピソードが結構多い。何気に社会的かとも。

2015-01-15 23:56:19
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、銀河警備軍が支援艦隊を送ろうにも送れない状況の中で、最前線のラガーチームはとりあえず学術的な研究の為確保したアキレウスを明け渡せるはずがない。ただ本部隊が到着するまで最前線で戦わないといけない。

2015-01-15 23:57:38
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ちなみに、2話ではガルベストン側が航空戦力で艦隊を引き寄せた隙に、地上制圧を目的とした戦車部隊を送り込んで惑星奪回を試みる戦略が展開される。ここら辺ガンダムやダグラムなどに影響された戦争描写かもしれない。 pic.twitter.com/C6fObdQz40

2015-01-15 23:59:37
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして3話は敗北、いうなれば最初の失敗が扱われる。ガルベストン側は結局ラガーチームをアキレウスから退ける為に、光子ミサイルの雨を落とすと脅迫を仕掛けてくる。

2015-01-16 00:02:02
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ここら辺、一見ガルベストン側が卑怯にも見えてしまうが、そもそもラガーチームがバトルマシンを軽々と倒すダイラガーを持っているのである。ガルベストン側のやり方は少々苛烈だが、相手と対等な交渉のために必要な“力“を用意しただけと見ることもできるだろう。

2015-01-16 00:03:47
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

また、テレスが何故光子ミサイルの雨を持ってラガーチームを退ける危険な方法を許可したかだが……これは、アキレウスという惑星がどちらにしろ彼等にとって新天地ではないという考えに根付くものだろう。

2015-01-16 00:04:51
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

いわば、ガルベストン側からすれば、アキレウスがどうなっても特に減るものではなく、それならばラガーチームをまず退けた方が良いと判断したのだろう。ガルベストン側の考えとしてはこんな感じだったかと。

2015-01-16 00:05:48
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、ラガーガード側だが……この脅迫を受けた後、ラガーガードは話し合いによる解決を望むが……その為には「アキレウスから退去しろ」という条件を飲まなければならない。アキレウスは学術研究のために手放せない惑星。

2015-01-16 00:07:23
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