アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』4話(及び過去話)感想

まとめてみました。 1話冒頭のナレーション、特に「在りし日の軍船(いくさぶね)の魂を持つ娘たち、艦娘(かんむす)である」とはなんだったのだろう。
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相楽 @sagara1

ちなみに。同じく現代に生きていても、特に経済と政治、教育等の違いや格差により価値観、物の見方、中でも個人の生命や自由といったものに相対的にどれだけの価値を認めるかという点で互いに「別世界」にいる人々とその摩擦の問題という話にも関連付けることは可能なのかなとも思う。大変危ういけど。

2015-01-28 09:46:41
相楽 @sagara1

続く)元々はGレコの話題だけど、どちらかといえば冲方さんの方は特に。 なお、「経済と政治、教育等」という並びからあえて「宗教」は外してる。 特定の宗教(が他に比べ)問題とされがちなのって、その三要素の影響でどんな側面が強調されてきてしまっているか、という話が大きいと思うので。

2015-01-28 09:50:35
相楽 @sagara1

蛇足、説明過剰かとも思うけど、一応。 この話題で twitter.com/sagara1/status… twitter.com/sagara1/status… 冲方さんの名前を挙げているのは、今度は主にシュピーゲルシリーズを意識してのことだったりする。

2015-01-28 09:56:00
相楽 @sagara1

ただ、宗教の問題は単に「経済と政治、教育等」に従属するものではない、良くも悪くもそれ独自の問題を多く孕むということもまた当然で。 そこにおいて、Gレコではスコード教というのが(ロジスティックスとも深く絡んで)大きく扱われているのも面白い。

2015-01-28 09:59:47
相楽 @sagara1

あと、なんとなくここで挙げた話題の諸々にも関連して、長谷敏司「バベル」(『NOVA+バベル』収録)amazon.co.jp/dp/4309413226/もお勧めしておきたい。

2015-01-28 10:01:14

↑以上、脱線終わり。

雪見バーガー @H926

@sagara1 なるほど確かに。私は轟沈(死)がありふれた世界だっていうことを吹雪(と視聴者)に示し受け入れるエピソードと受け止めました。戦いに決着を付けることとか出来ないアニメでありましょうし、”隣り合わせの轟沈と青春”を描く日常系?アニメですよ、というような宣言込みでの。

2015-02-02 12:17:22
相楽 @sagara1

@H926 3話時点で1-3話が導入部として1セットなのは明らかでしたしね。 個人的な捉え方はアニメ版艦これ4話放映以前にこんな風にまとめてtwitter.com/sagara1/status…(リンク先連投)もいます。

2015-02-02 12:22:51
相楽 @sagara1

アニメ版艦これ3話。最後にそういうの突っ込んでくるのはそれはそれでいいのかも知れないけど。生まれた時から戦うことが宿命の艦娘、その相互の友情愛情仲間意識等は描かれる一方で、艦娘以外は提督(の影)しか描かれていないの流石に無理があるような。お互い以外を守ってる感じがおよそしない。

2015-01-22 01:51:12
相楽 @sagara1

@H926 なお、アニメ版艦これについては(死と隣合わせの)「生」の描写の方に個人的に多くの問題を感じることについては、こちらtogetter.com/li/776047で概ね書いていたりします。

2015-02-02 12:24:31
雪見バーガー @H926

@sagara1 戦いで何を守っているかを描かないていうのも、原作との兼ね合いの制約もあると思いますが、描くことでそこに意味が生まれてしまうことを意識的に避けているようにも感じます。誰かや何かの為に戦って死ぬことを良いこととも悪いこととも描かない。そこに価値を置かないというか。

2015-02-02 12:36:41
雪見バーガー @H926

たまたま戦争やってる世界、時代に生まれて、疑問を感じる間もなく、当たり前のように士官学校~戦場に放り込まれた学徒兵が、死と隣り合わせの青春を送るっていう、現代を生きる我々にとっては非日常、彼ら彼女らにとっては日常っていうドラマの類と思って見てる>『艦これ』アニメ

2015-02-02 12:46:42
だびっど @david_12080623

第1話のベルリ君は本編でも言われた様に「戦争を面白がる世代」なのよ。それが2話で好意を持った女性の恋人を殺した事で嫌な実感を覚える。更に6話で教官を殺してしまった事に衝撃を受け、人を殺めない戦い方になる。セリフで説明せずに観る側が次第に気付いていく見せ方は素晴らしい。#gレコ

2015-02-02 12:47:05
相楽 @sagara1

思わぬ続き)ちなみに九井諒子『ダンジョン飯』はこの背中合わせの死と生の描写、作中人物たちの捉え方、接し方の問題twitter.com/sagara1/status…視点でも、とってもウィザードリーっぽい死の扱いに応じ、生もまた我々の常識とは異なる独自の趣きを見せる。愉しい。そして、凄い。

2015-02-02 12:52:30
相楽 @sagara1

死(とそれに対する反応)の描き方は生の描き方と当然セットなわけで、どちらかが見事に描かれている作品は他方もそうである事が多い。 生の描写が単純でなければ、概ね、死についてもまたそうだったりする。 Gレコtwitter.com/sagara1/status…はちょっと扱いが難しいかと思う。

2015-02-02 12:09:05

余談1:『ダンジョン飯』他九井諒子作品について。

相楽 @sagara1

『ダンジョン飯』1巻読んだ。すごいな、これ。ぐだぐだ感想出すこともできそうだけど、なんか書くだけ自分が嫌になりそうで、ただ「とにかく素晴らしかった」とだけにしておきたいな……。

2015-01-31 19:27:39
相楽 @sagara1

ちなみに九井諒子作品に関しては過去作に例えばこんな感想書いてるけど。 竜のかわいい七つの子 d.hatena.ne.jp/skipturnreset/… 竜の学校は山の上 d.hatena.ne.jp/skipturnreset/… 『ダンジョン飯』、ますます素晴らしいな、と。

2015-01-31 19:37:25
リンク 【蝸牛の翅(かたつむりのつばさ)】 待望のファンタジー/RPG漫画、『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』 『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』は絵柄においてもストーリーにおいても多彩な魅力に満ちた、断固お勧..
リンク 【蝸牛の翅(かたつむりのつばさ)】 2012-10-15 九井諒子『竜のかわいい七つの子』感想 表紙の背
相楽 @sagara1

もしなんか書くとするなら表現、技法寄り(いや、そんな方面ろくに書けないわけだけど)で、テーマ云々みたいなのは下手に触れるのは絶対止めた方がよさそうだというか、そういう方面で行くと怪我するというか、書いたあとで読み返すと自分を殴りつけたくなるものにしかならない感じがする。

2015-01-31 19:39:20

余談。4話での島風について……なのか?

相楽 @sagara1

ちなみに、艦これ4話感想の中で不自然に島風についての言及を避けているのは、正直解釈に困っているから。やはり、病気だか病的傾向の演出という捉え方で行くべきなのかなー?ぼっちなので関係性薄いぶん感慨も……という線もありそうだけど。ごめん、今のところ考えあぐねてる……。 #艦これアニメ

2015-02-02 12:33:25
相楽 @sagara1

島風ちゃんについて、「闇」が広がっていた。 twitter.com/Kaigoat/status… twitter.com/Kaigoat/status… #艦これアニメ

2015-02-02 12:39:26
灰鉄蝸(かいてっか) @Kaigoat

「島風はァ-、こういうのやだなあ!」疾走する――海面を、重たく冷たい塩水の上を。殺意はない。恐怖もない。連装砲ちゃんの目と耳と鼻と繋がった心、一つの戦闘知性として充実感。ああ、ああ! いい気持ち! こんなに足が速い! 敵駆逐艦へ向けて銃弾の雨――疑似質量弾体の破壊力は火砲のそれ。

2015-01-31 02:41:31
灰鉄蝸(かいてっか) @Kaigoat

「如月ちゃんはいなくなった! だからぁ! あなたたちのお葬式もしようね! ずっとずぅーっと!」殺す気はない。ただ敵にもお葬式をさせるだけだ。ずっと、ずっと、ずっと。海の底に墓があるのなら、それはきっととても綺麗だろう。純粋な好奇心の塊が、にこにこと笑いながら魚雷を発射――

2015-01-31 02:44:36
リンク Twitter 角の灰鉄蝸(かいてっか) on Twitter “「島風はァ-、こういうのやだなあ!」疾走する――海面を、重たく冷たい塩水の上を。殺意はない。恐怖もない。連装砲ちゃんの目と耳と鼻と繋がった心、一つの戦闘知性として充実感。ああ、ああ! いい気持ち! こんなに足が速い! 敵駆逐艦へ向けて銃弾の雨――疑似質量弾体の破壊力は火砲のそれ。”
リンク Twitter 角の灰鉄蝸(かいてっか) on Twitter “「如月ちゃんはいなくなった! だからぁ! あなたたちのお葬式もしようね! ずっとずぅーっと!」殺す気はない。ただ敵にもお葬式をさせるだけだ。ずっと、ずっと、ずっと。海の底に墓があるのなら、それはきっととても綺麗だろう。純粋な好奇心の塊が、にこにこと笑いながら魚雷を発射――”
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