紅鎮守府日記 お正月編

お正月エピソードをまとめました。更新が2月に入っている?そんなバカなことあるわけないじゃないですか(シレッ
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戦争さん @RAKUNYA

「……いやだったかしら? 」 「いえ、あの、私は別にそういうのはむしろウェルカムで……え? でも、あれぇー? 」 「大鳳さんも(運ぶのが楽で)とてもよかったわ」 「……あ、あの」 「なにかしら? 」 「……どこまで? 」 「……たくさん? 」 「……うあぁぁぁぁ」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:31:20
戦争さん @RAKUNYA

「…………覚えていないの? 」 「あ、はい……頭痛くて……思い出せないです……」 「……そう……昨夜のあなたはとても激しかったわ」 「!? 」 「私もとっても暑くなったの」 「!!? 」 「だから責任をとってもらったわ」 「……え、あ、いや……え? 」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:27:55
戦争さん @RAKUNYA

「…………」 「…………」 「…………おはよう、大鳳さん」 「あ、お、おはようございます……あの、ここ、私の部屋……ですよね」 「……そう、みたいね」 「……なんで、二人とも裸で? 」 「…………(ポッ)」 「え、なんですかその乙女な反応!? 」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:25:26
戦争さん @RAKUNYA

―1月7日 午前 艦娘棟 空母寮― 「う……んん……痛っ……」 ふにょん 「……んん? 」 「んむぅ……」 もにゅもにゅ…… 「……なんで雲龍さんがここに? あれ? なんで私、裸……あれ? 」 「……すこし、くすぐったいわ」 「あ……ごめんなさい……」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:23:36
戦争さん @RAKUNYA

「…………よし! 」 「ん……」 「書類も終わった。さて、響」 「……なんだい、司令官」 「少し食事に行こうと思う。"ついてきてくれるか?" 」 「……"もちろん、よろこんで"」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:20:29
戦争さん @RAKUNYA

「ずっと、私を隣に置いてくれていること」 「…………」 「それだけは変わらないし、変わってほしくない」 「……本当に……変わったな。お前も」 「ん……そう、だね」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:17:56
戦争さん @RAKUNYA

「俺は……変われているのだろうか」 「……変わっているよ。司令官は」 「そうか? 」 「うん。変わっている。以前よりずっと、他の艦娘との対話が増えた」 「……そうだな」 「でも、変わらないところもある」 「……なんだ? 」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:15:41
戦争さん @RAKUNYA

「あの時は二人とも、文字通り死にかけたからな」 「……でも、生きているね」 「ああ、結果オーライだな」 「…………」 「……この鎮守府も変わった。そして、お前もずいぶんと変わったよな」 「……そうかな? 」 「ああ、だいぶ感情が豊かになった」 「…………」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:06:03
戦争さん @RAKUNYA

「あの時は二人とも、文字通り死にかけたからな」 「……でも、生きているね」 「ああ、結果オーライだな」 「…………」 「……この鎮守府も変わった。そして、お前もずいぶんと変わったよな」 「……そうかな? 」 「ああ、だいぶ感情が豊かになった」 「…………」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:06:03
戦争さん @RAKUNYA

「……なあ、響」 「なんだい、司令官」 「……ずいぶん賑やかになったよなぁ」 「…………そうだね」 「雲龍や大鳳もひどかったが……お前と会った時に比べたら、まだまだだったな」 「……そうかな? 」 「ああ、そうだ」 「司令官が言うなら……きっとそうだね」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 03:01:13
戦争さん @RAKUNYA

「たぶん、お休みしなさい……ってことじゃないかな」 「……それは勘か? 」 「……ああ、不死鳥の勘だよ」 「それは頼もしいな」 「だろう? 」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 02:58:33
戦争さん @RAKUNYA

「…………」 「…………」 「…………ぷっ」 「…………ふふっ」 「そうか。妖精の仕業じゃ仕方がない。でも一体、どうして妖精はこんなことをしたんだろうな? 」 「……さあね。私は妖精じゃないからわからないけど」 「…………けど? 」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 02:57:07
戦争さん @RAKUNYA

「……なんのことかな」 「……お前じゃないのか」 「さあ……知らないね」 「…………」 「……きっと」 「ん? 」 「きっと妖精の仕業だよ。そうに違いない」 「……そうか」 「そうだよ」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 02:54:43
戦争さん @RAKUNYA

―1月6日 紅鎮守府 提督室― 「……司令官、仕事……していたんだね」 「響か……ああ、出撃続きで溜まっていたからな。だいぶ片付いたよ」 「……水くさいね」 「それはこっちのセリフだ。あらかじめ面倒なところはしてあった。おかげで楽をさせてもらったよ」 #紅鎮守府日記

2015-02-01 02:52:45
戦争さん @RAKUNYA

「ま、そういうことだ。聞いた以上はしっかりと共犯になってもらうぞ」 「……今ごろになって後悔ガ」 「もう遅い」 「ぶぅーー……」 「それじゃあ、改めて……よろしくな、共犯者」 「絶対に離しちゃNoなんだからね!主犯者サマ!」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 03:14:10
戦争さん @RAKUNYA

~数分後~ 「…………呆れた、ヨ」 「だろうな」 「はぁーーー……」 「失望したか?」 「…………No」 「まったく、何度惚れ直させるつもりなノ?提督もイジワル、ネ」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 03:11:15
戦争さん @RAKUNYA

「それじゃあ、新年最初の約束だ」 「……Yes」 「んじゃ、約束ついでにお前のさっきの疑問に答えてやろう」 「………エ?疑問、って……」 「おいおい、もう忘れたのか?」 「――この深海戦争の、終わらせ方だよ」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 03:07:34
戦争さん @RAKUNYA

「……参ったな。これでも見てきたつもりなんだが」 「……足りないネ。全然足りないヨ」 「……そうか」 「そうネ」 「……よし、わかった。もっとお前を見よう。だから、お前も見せてくれ」 「もちろん。提督も、ネ」 「隠すのは癖なんだが……努力はする」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 03:04:54
戦争さん @RAKUNYA

「提督が私の知らないところを補ってくれるなんて、そんなこと、ずっとずっと知っているネ!」 「……金剛」 「でもそれじゃあ……私はただの守り刀なノ?」 「…………」 「……提督……お願いダカラ」 「…………」 「私も、見てほしい……ネ」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 03:00:56
戦争さん @RAKUNYA

暁紅って?:紅鎮守府の金剛が持っている朱塗り鍔無しの大刀の銘だよ!

2015-01-29 02:52:12
戦争さん @RAKUNYA

「……どうして?」 「それじゃあ、提督はどこに頼るノ?」 「…………それは……」 「私だって頼られたい。頼って欲しい。そのためには強くならないといけない。強くなるって……!」 グッ 「これを預かった時に、誓ったネ」 「……暁紅、か」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 02:51:14
戦争さん @RAKUNYA

「…………そう、ネ」 「そして、どうしても収められなくなったら……」 「……? 」 「俺を頼れ。お前の知らない外法なんざ、腐るほど知っている。そう言ってきたはずだ」 「……わかって、いるネ」 「なら……」 「でも、それじゃダメ、ネ」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 02:47:52
戦争さん @RAKUNYA

「それでいい。それもお前だ」 「……でも、私はハンサムで――」 「そうだよ。ハンサムだ。そしてハンサムだって悩む。俺の教えたハンサムは、ただの脳天気野郎の意味じゃないはずだ」 「…………」 「お前は悩みを持つ、その自分を持てている。それをその手に収めろ」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 02:44:18
戦争さん @RAKUNYA

「……ゴメンナサイ」 「……どうして謝る?」 「本当はこんな話、するつもりなかったヨ。もっと明るくて、楽しいお話をしたかった……でも、ダメ……あぁ、どうして私ってこう……」 「……金剛」 「……Yes」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 02:39:30
戦争さん @RAKUNYA

「人と人の戦争ナラ、和解がありマス。動物相手ならそれは狩りネ。狩り尽くせば終わり」 「…………」 「でもこの“深海戦争”は……和解もなければ絶滅もナい」 「……上の一部は深海との和解派もいるぞ」 「無理ネ。和解するためには、私たちは殺しすぎたし、殺されすぎた」 #紅鎮守府日記

2015-01-29 02:31:17