ピケティ「21世紀の資本論」1pごとの要約〜第3章
ちょっとづつピケティ「21世紀の資本論」要約進めていきます。山形氏が「はじめにとおわりを読んでから1部の用語解説は飛ばして2部から読んだほうがいい」と言っていたので二部から(おわりに、もやってるけど7pだし読んだほうが早い気が) pic.twitter.com/KDipEj5689
2015-02-04 18:35:32p119 第二部は、資本ストックの発展を見て、その所得比率の規模、そして資産別の構成比を見よう。まずは英、仏から。 19世紀、バルザックやオースティンが書いた人々の資産は、土地か国債だった。 「21世紀の資本論 はじめに」要約 - togetter.com/li/775827
2015-02-04 17:56:03p120 今から見ると彼らはただの不労所得者に見える。しかし、定期的な安定収入を求めることはとても自然なことでもある。 国債は実のところ、国民(国債保有者)が国民(納税者)から利息を受け取る権利なので、国富(?)から外すべきだ。公的債務は世界的に増大し、金融を経て複雑化している。
2015-02-04 17:59:07ここの(p120)「国債は国富から除外して、民間財産のみに含めるべき」っていうのはちょっとおかしくて、一部で「国富=公的財産+民間財産」って式で表せるから多分公的財産のことではないかと思う。一部をまだパラ読みなので間違ってるかも 参考d.hatena.ne.jp/lupoGTI/201501…
2015-02-04 18:03:28p121 バルザック「ゴリオ爺さん」は、パスタ作りと粉の商取引で一財産を築き、その事業を売りに出して売却益で永久公債に投資した。 セザールビロトーは様々な化粧品を発明し売ったが、不動産投資に失敗し破滅。 オースティンの場合バートラム卿は西インド諸島へ投資して、旅立った #ピケティ
2015-02-04 18:09:52p122 資本は最初リスク志向のものから、十分蓄積されるとレントに変化する。それは今も昔も変わらない。 18c以降の英仏の資本構造の変化を見てみよう。 pic.twitter.com/EGG0KXmDt3
2015-02-04 18:22:43123-4 資本/所得比の曲線は共に、18−9cは安定した後20世紀に見事なU字曲線を描いている。戦後に資本主義が花開いた様に見えるのは戦争で一度壊滅したからだ。 そして比率を見ると、農地が住宅や金融に入れ替わっている。しかし国民所得で割った資本の総価値は変化していない
2015-02-04 18:30:49