備忘録:創作編

TRPGのシナリオ作成とか 物語のストーリー構築なりを 自分なりに考えてみた結果の貝塚 ※起承転結の解釈は我流です
0
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

シナリオのハンドアウトを書いている今である 自分は事故の予防と挙動の想定の為に 「起」→貴方はこのような境遇である。 「承」→次のような事態に遭遇するので、かような対応を取る。 と、ここまで書ききってしまう事が多い。 慣れたPL相手なら承の後半は書かない事も多いのだが。

2015-02-05 19:29:13
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

全部ここまで書ききってしまうと、 PLが「GMの用意したシナリオに沿ったPCを作らされている」とゆー 感情を抱く事が忌避される(しかもハンドアウトが長くなる)ので そろそろ何か別の書き方を考えないとなー、と思う昨今。 どのように「やらされ感」を軽減したものかな……

2015-02-05 19:32:48
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

となると、むしろ「承」を書くことに重点を置くべきかな? TRPGにおいて「起」はPLが作るモノって認識は前提っぽいし。

2015-02-05 19:34:09
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

などと思いつつ「そもそも起と承ってどこで分けるんだよ」なる疑問が。 これはTRPGのシナリオじゃなくて小話とか書いてる時に思うことだけど 筆者にとっての「起」ってのは「登場人物の紹介」の側面が強くても 「物語の登場人物」にとっては「起」ではないんだよね。 生きている日常の一コマ。

2015-02-05 19:36:03
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

小説で「最初の数ページでテンポが悪かったり 何も目を引くような要素が無かったら買う気を無くす」のも そりゃ「登場人物が当たり前の日常を生きている」のが「起」で 最初の数ページが起に当たるなら、その登場人物が相当に魅力的か あるいは「登場人物にとっての転」が見えないと詰まらないし。

2015-02-05 19:42:08
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

つまりストーリーの冒頭時点で 「貴方はこのような奇矯な日常に生きている!」か 「貴方はこのような奇矯な事態に遭遇した」と描写されるのは 登場人物にとっては前者が「承」、後者が「転」に当たると思われる。

2015-02-05 19:44:26
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

思い返してみると俺はハンドアウトで「PLにとっての起」であるが 「PCにとっての承と転」を詰め込んで「これに沿え」って言ってた訳で そりゃ重量過多ってモンよ。と反省せざるを得ない気がしてきた。

2015-02-05 19:46:15
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

それを成立させるには「PC=登場人物」が 「自らが初登場するシーン」を「日常の一コマ」と思えるような 世界観と生活感の描写が不可避だから、NPC=端役あるいは GM=地の文の説明の負担が多くなりがちだし。

2015-02-05 19:47:59
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

そうすると結局は 「お前らのバックグラウンドとかどうでも良いから  お前らが作ったPCはこういう事件に遭遇してこういう行動を取るんだよ」 とか言う「承≠結」方式のハンドアウトが最もGMの負担は減らせるものの そうするとPCの掘り下げが難しくなると言う。

2015-02-05 19:49:47
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

・PLの起とPCの起はイコールではない ・これをイコールとするハンドアウトを作ると  PLにはPCの過去も事前に深く練って貰う必要がある ・加えてGMも「それまでPCが生きてきたに足る」世界観の構築が要る これを簡略化しようと思ったらー。

2015-02-05 19:52:26
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

……PCの過去を確定させうる前述のリスクを捨てつつ しかもPCの人間性=過去の蓄積を想起させうるような 掘り下げを行おうと思ったら、やはり世界観や周囲の環境を整えて PC側に「ああ、この街は昔から変わらないなあ」的な 今という瞬間を拡大して貰う台詞を引き出すのが一番なのでは。

2015-02-05 19:55:13
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

閑話休題。セカイ系の物語が特に顕著だけど 物語を構築するに当たっては「語り手の狭い視線」と 「その語り手が存在する世界という大風呂敷」の描写比率を考えつつ、 この目線を交互に繰り返す=世界の変化と語り手の周囲の変化を描写、 という方法が最も手っ取り早い訳で(私見)。

2015-02-05 19:57:54
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

そうすると「自由なキャラクターを作って貰いつつ それらのキャラクターが同居するに足るバックグラウンド」と 「そんな奔放な世界に住んでいる連中が自発的に一致団結して  過去の経験から続く今、その変化に対して足掻いて貰う」 ってのが王道的な流れになるものかな?

2015-02-05 19:59:53
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

一言で言うと「想像しやすい世界観に生きる登場人物たち=起・承」 そこに分かりやすく言うと世界の滅亡みたいな 「このままだとヤバイぜ!お前らの日常が狂っちまう!  みたいな要素=転」をブチ込む 「それを協力(承)して解決=転」って流れがテンプレになるわな。

2015-02-05 20:02:40
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

つまるところ「バックグラウンドを構築しやすい分かりやすい背景」 「対処しなければ周囲の環境が激変しちゃうと思わせる事件」 この2つをハンドアウトで仄めかすだけで十分なのでは。

2015-02-05 20:04:23
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

それを箇条書きできるならば苦労はしない、と私は息を引き取った

2015-02-05 20:05:27
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

しかし前述の思考を振り返ると 物語を作る上で「こんなキャラクターを作った! 彼/彼女はこんな日常を生きてるんだ!」って事だけ考えても それって物語においては「起」にすら当たってないのでは? という問題定義が自分の中でむくむく。 それだけ紹介されても相当に魅力的じゃなければ無駄か。

2015-02-05 20:11:50
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

銅像を作る時は、その銅像が現れている数秒前を想像しながら創作すると 銅像に躍動感が出る、とか何とか聞いた覚えがあるけど、 「起」を「キャラクターにとっての起」としてだけ設定するのは辛いよね。 そのキャラクターが生きてきた人生も一緒に想像させないと駄目だし。 起・承の分け方どうすべ

2015-02-05 20:14:23
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

あー絶対こういう事があると思ったー と思いつつコレまじ?と疑いの眼 いやー情報化社会って凄いのう

2015-02-05 20:15:27
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

むしろ「世界観の紹介=起」 「そこを生きる登場人物=承」 「世界あるいは登場人物に対する変化=転」 「それらに対する何れかの視点における納得=結」 こう考えた方が手っ取り早いのではなかろうか。 ってか常識じゃね?コレ?と言われたらぐうの音も出ませぬが。

2015-02-05 20:19:25
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

こう考えると 「起&承=登場人物&世界」 「転=それら2つに対するアプローチ」 →ここで「登場人物に焦点を合わせる」事と  「世界そのものに視線を向ける」事の2つを分けて入れる必要があるか。

2015-02-05 20:22:15
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

そうするとシナリオを作る上では 「こんな世界=承において、こんな変化=転が起こったらどうする?」 って問い掛けが肝な訳で、承はシステムに依存する都合 面白そうな転、そして一応の着地点を考えて 「ハンドアウトには軽い承と転を書く」という事で良いのでは。

2015-02-05 20:24:47
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

……あれ、思考が一周している気がする。 俺のハンドアウトって起と承と転が混在しているのが問題だった筈では。 いや「起の要素は省いても良い」ってのが今の着地点なのかのう。

2015-02-05 20:26:19
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

閑話休題。 すると物語を作る上では「起」と「承」は 登場人物にとっては当然の日常であるからして、 むしろ「転の連続」こそが魅力を生み出すのではなかろうか。 やっぱり設定だけ練って、やっつけ仕事でストーリーを作っちゃ駄目やね。

2015-02-05 20:27:47
柚葉@TRPG @nigayomogi8492

この「転」を例えば利害の対立とするなら、 「AとBが婚約するに当って様々な障害がある!=起・承」 「その障害を取り除く努力=その努力を阻害する事件=転」 「それらが行き着く先=結」となる訳で、 自分が望む結を作ろうと思ったら、この転を如何に演出するかよな。 (ロミジュリ引用)

2015-02-05 20:30:45