《憎悪の連鎖を止めるために》

自己ツイートをまとめました。 過去の事例を振り返ってもおおよそ実現する可能性が低いことがわかる「殲滅」ではなく、 とりあえずでも良いので実現可能性がありそうなことを考えてみました。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ちょっとだけ「砕けた」または「斜に構えた」表現を使うと。 揉め事が起きているときには、「仲を取る人」がいなかったら、揉め事は終わりにできない。 そして、「仲を取る人」は揉め事の最中に一方にだけ肩入れしていたら、その役目を果たせない。 WWWⅡの後、「仲を取る」のは国際連合だった。

2015-02-06 22:38:58
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

だけど、今。 ウクライナとロシアの揉め事で、国連が「仲を取る」のは難しそうだ。 情勢と利害と地図が、複雑に絡み合いすぎている。 ISと、それを「殲滅しよう」とする勢力の間での揉め事では、 国連が「仲を取る」のは不可能だろう。 ISを「国家またはそれに準じた組織」と認証しないから。

2015-02-06 23:06:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ウクライナとロシアの揉め事も、 中東での揉め事も、 「仲を取る」事ができる国は、私には思いつかない。 それなりの「発言力」を持った国が、全て「プレイヤー」の立場に立ってしまい、 「審判」をするのには、不適当な立場だ。 「プレイヤー」が「審判」の振りをしたら、八百長だ。

2015-02-06 23:10:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

国家にはできず、既成の国家間組織でも、「仲を取る」ことができないとすれば。 そうではない存在が「仲を取る」しかない。 できれば、「仲を取る」のは、それなりの強制力を保持している事が望ましいのだけれど。 可能なのは、多国籍NGOではないのか? 医療関係の多国籍NGOとか。

2015-02-06 23:16:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

もし、それが可能だとしても、 多国籍NGOに可能なのは、停戦を取り付けるところまで、だと思う。 だけど、停戦を達成するのは、とても大切だ。 殺し合いを続けている間は、民間人も含めた死者が増え続け、憎悪が連鎖拡大するのだから。 少なくとも、連鎖が止まることは、重要だ。

2015-02-06 23:20:04