胎盤を通ってやってくるものたち 1「TORCH症候群」~母子感染のリスク~
@Butayama3 @Ryoko_is ざっくりいうと、(1) 経胎盤感染して、(2)周産期で感染したとき流死産のリスクがあり、(3)生まれた場合も先天性の障害が出ることがある、という点が共通なのが、TORCH症候群。
2015-02-10 21:49:19@Butayama3 @Ryoko_is ちなみに、原因になる病原体の英名の頭文字を取ったのがTORCHで、風疹(Rubella)のRも入ってる。リステリア(Listeria)の「L」はないやん、と思うだろうけど、じつは「O」が、"Other(その他)"のOだという。
2015-02-10 21:52:52@y_tambe @Ryoko_is ちょっと。 まって、そのくらい他にも良くわかってないけどあるってこと?
2015-02-10 21:54:15@Butayama3 @Ryoko_is いや、最初の頃は TO: トキソプラズマ R: 風疹 C: サイトメガロウイルス H: ヘルペスウイルス の4種類だったのだけど、その後、いっぱい見つかったので「O」をOtherに読み替えたとか、そういう流れだったはず。
2015-02-10 21:56:29@Butayama3 @Ryoko_is ちなみにもっといろいろ増やして「CHEAP TORCHES(安いたいまつ)」ってのを提唱してる人もいるけど、正直広まってない。 en.wikipedia.org/wiki/Verticall… まぁ日本でもよくある語呂合わせみたいなもの。
2015-02-10 21:59:17@Butayama3 @Ryoko_is あ、CHEAP TORCHESの場合は、胎盤経由でなくて産道感染するようなものや、流産リスクがないものも含んでる。いわゆる「垂直感染(妊婦から子供への感染)」全般。
2015-02-10 22:02:03トキソプラズマと風疹は覚えてるのよ。 でもリステリアとサイトメガロとヘルペスが妊婦と胎児に脅威って正直認識なかったわ。 すまん。
2015-02-10 22:07:53@Butayama3 Otherにはもっといろいろ入ってて、有名どころでは梅毒。その他も、結構身近な(小児にはよくある)ウイルス感染症がいくつもある。水ぼうそう(水痘帯状疱疹ウイルス)、ヘルパンギーナや手足口病(コクサッキーウイルス)とか。
2015-02-10 22:11:40@Butayama3 ざっくり言うと、細胞内に入り込んで、しかも潜伏感染とかする病原体が通り抜けちゃうことがある。ただまぁ、全部一緒くたに扱われるけど、たとえば流産のリスクとかも病原体ごとにばらつきはあって。
2015-02-10 22:18:32続く(と思う)