ヘイトスピーチの法的規制の可能性について――児ポ法との比較を軸にして(金展克氏・青識亜論)
近年、盛んになりつつあるヘイトスピーチ(以下、HS)の法的規制問題ですが、表現の自由との衝突が問題となる点では、児童ポルノ法による漫画・アニメ規制と同種の構造を抱えています。
今回は、HS規制派の金展克氏と、この問題について規制反対派として議論を行いました。
途中で金展克氏が議論に参加できなくなったため、中座したままとなっていますが、先日、金展克氏からまとめのご許可をいただきましたので、まとめさせていただきました。
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- BlauerSeelowe
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青識亜論(せいしき・あろん)
@BlauerSeelowe
@HeartRights 私個人としましても、ブランデンバーグ基準以上の表現規制を認めた場合、どのような規制立法が可能となるのか、表現の自由に対して強い保障を与える「二重の基準」が骨抜きになってしまわないかという、懸念があります。
2014-12-16 23:34:20
青識亜論(せいしき・あろん)
@BlauerSeelowe
@HeartRights ラバト行動計画や一般勧告35については存じ上げておりますが、これらを基準として採用した規制立法がどのようなものになり、現行法で保護され得ないどのような被害を防止しうるのか、というところについて疑問があるのです。
2014-12-16 23:35:22
青識亜論(せいしき・あろん)
@BlauerSeelowe
@HeartRights 以上、長文乱筆失礼いたしました。非常に良い議論になりうる議題設定であると想いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
2014-12-16 23:36:05以上。
これ以降は金展克氏のほうがお忙しくなり、議論は中座したままですが、また機会があれば深めていきたい内容だと思っています。
以下、この問題に関して、私が読んで端的に参考になった文献を挙げていきます(すでに本論で言及した書籍は除く)。