短歌覚書

月下　　桜 @tukishitau

@KimihikoBot 月は冷たく陽は熱い。一定の距離を保ちつつ永遠に回り続ける。その光の見える夜の地球では春猫（恋焦がれている猫）がねいねい（寝よう寝よう）と鳴いている。永遠の片思いのような歌。

高野公彦bot @KimihikoBot

遠くより月面照らす陽がありてねいねいと猫の鳴く春の夜　　『渾円球』平成１５年　　 #高野公彦　#tanka　#短歌

月下　　桜 @tukishitau

うた合わせ 北村薫の百人一首 本当にいい本。 百首以外にも自在な連想で歌が沢山引用されている。 殆どが歌集にあたっておられる。 願わくば掲載歌集が書店に並ばんことを。 こんな風に短歌の世界を歩けるのはきっと楽しい。

月下　　桜 @tukishitau

だから わたしの大切におもっている信頼するに足りる方々の ごく数名にとどけばいい、 その方々をくるしめたりしない歌を詠む。

月下　　桜 @tukishitau

片想いは つらい。

月下　　桜 @tukishitau

わたしはわたしを保つために詠いはじめた。 ことばはわたしをかたちづくるもの。

月下　　桜 @tukishitau

詩歌に愛されているひとと そうでないひとはたしかにいる。

月下　　桜 @tukishitau

どうして歌を詠んでいるんだろう。 と、毎年この時期になると特に考える。 まわり道のようだけれど じっと自問自答をかさねる時間が大事なのだろう。

月下　　桜 @tukishitau

海胆も夢をみるのかな。

月下　　桜 @tukishitau

@KimihikoBot 海は何十億年も前からしずけきひかりの平であった。人間が海へ漕ぎだすようになって水行のあとがうまれる。けれどやがてそれもひかりの平にきえてゆくのだろう。地球のながい時間をおもえば。

月下　　桜 @tukishitau

@KimihikoBot スピカは乙女座の星。真珠星ともいうらしい。五億年前はカンブリア紀にあたるらしく、いろんな生きものが爆発的にうまれたらしい。海胆もそのころうまれたのだろう。海と宇宙は似ている。海胆に男女があるかどうかわからないけれど、ここは男性なのだろう。

高野公彦bot @KimihikoBot

異床異夢。海胆(うに)はスピカを恋ふれどもスピカを見つつ五億年経(へ)つ 　『般若心経歌篇』平成６年 #高野公彦　#tanka　#短歌

山本まとも @ymmatomo

＞きょうお話した各位 『桜前線開架宣言』を読む会というのはこちらの尼崎さんの企画です。 パスワード付きの掲示板をつかって、１週間に１人分ずつ『桜前線開架宣言』を読み進めていきます。ペースは目安で、各自のペースで参加してよいそうです。 twitter.com/amagatak/statu…

amagasaki @amagatak

ネット掲示板上で「桜前線開架宣言」を読む会をやりたいと思ってます。 1週間に1歌人を対象にして少しずつ読み進めながら、感想を好きに言い合う感じです。ご興味のある方は私までメッセージをくださればと思います（誰からでもDM受け取れる設定になってるはずです）

2016-04-22 22:22:02

月下　　桜 @tukishitau

おさきにおやすみなさいませ お仕事中のみなさま、帰宅中のみなさま、ねつけないみなさま おつかれさまです ことばのたねを蒔くよるです 時期が来たらめぶくのでしょう

月下　　桜 @tukishitau

歌のたねから芽吹く（出詠）のは１００のうち１～３あれば良い方。大半は３年ぐらい放置（そしてその殆どが芽吹かない）。 一滴一滴絞りだすように詠むスタイルにあこがれるけれど きっとわたしはそういう詠み方はできないのだろう。

月下　　桜 @tukishitau

歌のたねを携帯のメモに幾つも残していてある程度まとまったらメールで送信しているのだけれど、宛先いつもどきどきする。 このあたまのなかのようなメモ（１００首分くらい？）を送りつけてしまったらどうしよう？

月下　　桜 @tukishitau

@KimihikoBot 誰だっけ？と蝉はおもう。だって今朝眩しい世界に出てきたところだもの。この世界は知らないものに満ち溢れているね。

高野公彦bot @KimihikoBot

ふるさとの木に近づけば蝉黙るそんなに恐くないさ僕だよ　『水行』平成３年 #高野公彦　#tanka　#短歌

amagasaki @amagatak

ネット掲示板上で「桜前線開架宣言」を読む会をやりたいと思ってます。 1週間に1歌人を対象にして少しずつ読み進めながら、感想を好きに言い合う感じです。ご興味のある方は私までメッセージをくださればと思います（誰からでもDM受け取れる設定になってるはずです）

月下　　桜 @tukishitau

お先におやすみなさいませ 帰宅、おしごと、ねむれないみなさま おつかれさまです いろいろなことのおこる日々です いろいろなことはほんとうにおこっているのでしょうか。 すくなくとも わたしが振り回されることはいまのところ おこっていないようですから 横になってねむります。

月下　　桜 @tukishitau

おさきにおやすみなさいませ お仕事中のみなさま、かえる途中の皆様、ねむれないみなさま おつかれさまです ことばの川を歩いて行く夜です どこまでいくのでしょう どこまでもいくのでしょう

月下　　桜 @tukishitau

「コスモス」はとても生活の歌が多い。生活を見せないような歌が新人賞に取り沙汰されることがあるけれど、コスモスは着実かつ安定、かつ伸びしろのある歌人を丁寧に見ておられるなぁと選歌と評を通じて感じる。

月下　　桜 @tukishitau

掲載５首の内４首が雲や空に関連する歌なのだけれど、それぞれにイメージがゆたか。言葉は平明なのに豊かな詩を含んでいていいなぁ、とおもう。

月下　　桜 @tukishitau

雨粒のひとつひとつに黒雲の記憶はありて水木を濡らす 小島なお「コスモス」2016　5月号 #tanka #jtanka #短歌 #コスモス

月下　　桜 @tukishitau

真島さんも桐の花受賞者。 新潟の風土と子育ての歌がとても温かくてほっとします。 子どもの手袋の色は赤とか青とかピンクとかくっきりしている。歩く時もじっとしていないてひらひら動いているのがみえる。それを見守っていて、「あ。」と気がつく。何気ない風景に詩がある。