僕は「黒人音楽」をリスペクトしてはいけないなどと一度も言ってません。僕が言ってるのは「黒人へのリスペクト」がレイシズムなんだ思う。」です。“@keiki22: @samiwo 何で「黒人音楽」と言う括りで、その音楽をリスペクトしちゃいけないのか?まったく解らない。”
2015-02-17 08:01:14@ecdecdecd @samiwo それとも「黒人音楽」をリスペクトする事は良いけれども、それを黒人がやってる音楽と言う事でリスペクトする事がレイシズムと言う事でしょうか?
2015-02-17 08:03:40@keiki22 それをレイシズムとまで言うつもりはありませんが、リスペクトを表明するなら個々のアーティストに対してすれば充分だと思います。黒人音楽とわざわざ括ることにどんな意味があるのか僕には疑問です。なので自分ではしません。
2015-02-17 08:15:12@ecdecdecd 経緯も内容もちょっとだけ理解できました。今日1日もう一度考えてみたいと思います。僕には「黒人音楽」と言う括りでのリスペクトが過去あった事を確実に認識してるので、その事に関して熟考してみたいと思います。
2015-02-17 08:31:49黒人音楽をリスペクトすれば、それを生み出し、支えた黒人社会をリスペクトすることは自然だし、すると、黒人をリスペクトするというのも自然に思えなくない。平和憲法を70年も保持してきた日本人をリスペクトと言われるのと同じように。@keiki22 @ecdecdecd @samiwo
2015-02-17 08:12:40が、ちょっと問題になるのは、「黒人」という表現で、いわゆる「黒人音楽」というのはアフロ・アメリカン音楽を指している。「黒人」という言い方は、ただ肌の色を指すだけ。その表現自体が差別的、とも考えられる。 @keiki22 @ecdecdecd @samiwo
2015-02-17 08:15:27確かピーター・バラカンから教わったのだと思う。BLACK MUSICはOK、BLACK CULTUREもOK。でも、BLACKという言葉は単体では使わないほうが良い、 と。@keiki22 @ecdecdecd @samiwo
2015-02-17 08:17:06なので、「黒人をリスペクト」はその言葉の使い方において問題がありそう。が、アフロ・アメリカン音楽をリスペクト、ひいては、(それを生み出し、支えてきた)アフロ・アメリカンをリスペクト、と言う場合は、そこにレイシズムがあるか? @keiki22 @ecdecdecd @samiwo
2015-02-17 08:21:57ちなみに、今朝方から書いていた原稿にも「黒人」という言葉を何回か使った。その度にちょっと躓く。といって、アフロ・アメリカンと繰り返し書くのも、まどろっこしい(たぶん、読み手も)。なので、これは「黒人社会」だから良いだろうとか、いちいち考える。
2015-02-17 08:32:54@kentarotakahash 大学の講義でも「ブラックミュージック」という言葉を使って良いのか逡巡します。「黒人」単体は基本使わず「アフリカ系アメリカ人」もしくは「"いわゆる"黒人」という言い方をしてますが…
2015-02-17 08:40:32僕はブラック・ミュージックはOK。「黒人」単体も原稿では時々、使います。ここは使いにくい、という時は伝家の宝刀的に「アフロ・アメリカン」みたいな。 @wonosatoru
2015-02-17 08:49:59と言ってしまうと、ちょっとまた違う。ちょうど今、そこのところの原稿書いてる(1920年あたり)。 QT @chikara69 @keiki22 今では、R&Bってジャンルになっちゃってるけど、初めは差別だったみたいだよね。
2015-02-17 09:33:51R&Bの前はレイス・ミュージック(レイス・レコード)という名前でジャンル化されたのだが、凄い言葉に思える「レイス・ミュージック」も、「ブラック・ミュージック」と言ってしまうと…という懸念から発案されたという話もある。 @chikara69 @keiki22
2015-02-17 09:40:29レイス・レコードというジャンルが発案された背景には、それ以前のポピュラー音楽はまだ、ジャンル分けというのが進んでいなかったということがありそう。今朝方、1920年前後のレコードショップの写真を探してたのも、実は棚にジャンル分けがあるかどうかを知りたかったなのだが。
2015-02-17 09:48:50@kentarotakahash 個人的経験ですが、普通に会話する分には、アフリカンアメリカンと言うよりブラックピープルと言う方が多いです。カリブ系移民などは、アフリカンとしてよりもカリビアンとしての意識が高いので、ブラックの方がしっくり来るとも言われたことあります。
2015-02-17 09:49:191910年代終わりのアメリカでは、レコードのジャンルはポピュラーとクラシックに大別。その中間にオペラ、オペレッタがあるくらいな感じだったはず。ポピュラーの中で例外的にハワイ音楽だけは早くにジャンルと成立してたかも。ジャズはまだ。ダンス・レコードの一種として出てきたばかり。
2015-02-17 09:56:24黒人のミュージシャンとしては、バート・ウィリアムズが大人気だったが、音楽的にはアーサー・コリンズのような白人のシンガーと差がある訳ではなかった。ティン・パン・アレイの作家が書いた同じような歌を同じようなオケで吹き込んでいた。
2015-02-17 09:59:041910年代後半、レコード・プレイヤーは飛ぶように売れていた。一家に一台の蓄音機、がアメリカ社会では実現しつつあった。となれば、ブラック・ピープルの中にも、レコードの購買層が育ってくる。しかし、彼らに向けた商品を作る、という企画は1919年以前にはなかった。
2015-02-17 10:04:45