（ACTF）「ペーパーレス作画の現状と未来予測」に参加しての雑感 #アニメ

平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen

おはようございます。起きてすぐ前日の捕捉をします。

平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen

「紙←→データ」の変換専用スタッフというと、絵をなんとかする人というイメージを持たれるかもしれませんが、このスタッフの大きな仕事として「タイムシートのデジタル化」があります。前々から撮影さんからタイムシートをデジタル化してほしい、エクセルでもいいから、という要望がありました。

平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen

いまの撮影さんは、あれやれこれやれと指示は多くなるものの、作業時間がぜんぜん与えられない、すごく申し訳ない状態です。これをなんとかしたい。専用スタッフによってタイムシートがデジタル化され、あっという間に素組みまで持っていける状態になれば、必然、クオリティも上がるでしょう。

平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen

制作さんの声が聞こえてきそうです――デジタル作画の人はいまはぜんぜんいないから「紙←→データ」の変換専用スタッフなんて要らないよ、無駄だよ――と。しかし「タイムシートのデジタル化」を作業に含めば、このスタッフにはいま忙殺されるほどの重要な仕事を割り当てられます。ご一考ください。

平川哲生 Tetsuo Hirakawa @bokuen

「紙←→データ」の変換専用スタッフが用意できる会社が、これから生き残る会社だ、とやや大げさに書きました。しかしタイムシートのデジタル化を含めれば、これはアニメーターだけでなく、撮影さんにとっても急を要する課題であるとおわかりいただけると思います。