鉄腕アトムは「キャラクター」でハローキティは「デザイン」

LACOPEN（Kazuhisa Hiramatsu） @lacopen

夏目房之介さんが読み解く松本かつぢの「？なぞのクローバー」(昭和9年)の見事に計算されたコマ構成より。弥生美術館・竹久夢二美術館ブログ yayoi-yumeji-museum.blogzine.jp/blog/2013/12/p… pic.twitter.com/rCN2FkIlQl

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一方で、同じく戦前昭和の天才・田河水泡は自分をどう考えていたのか。 pic.twitter.com/GXCzDH9CwV

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田河水泡は美大出ですが、広告意匠で食いつなぎつつ文筆業を志した。落語作家として売れっ子に。美大出という経歴が面白がられて、やがて昭和４年にまんがの連載を開始。『のらくろ』はその後釜として始まった。

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田河はどう自己規定していたのだろう。松本かつぢとはかなり距離があったのではないか。

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鉄腕アトムが田河の流れから生まれたことは疑いえない。 pic.twitter.com/hmtgydUj7s

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ハローキティはどうか？かつぢのラインです。 pic.twitter.com/qt2zmPWzoS

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どう違うかって？アトムは「キャラクター」で、キティは「デザイン」なのです。

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どう違うかって？思いっきり単純化して説明するとですね、「デザイン」はヨーロッパ生まれで、「キャラクター」はアメリカ生まれなのです。

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「インダストリアル・デザイン」というのもあります。これはアメリカ生まれ。安さ一番のT型フォードに対抗するためにクライスラー社が着目したのが乗用車の高級感。同じ性能の乗用車でも、デザインによって売り上げが変わる。これがインダストリアル・デザインの先駆け。

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これでクライスラーはT型フォードを追い詰めた。安さと性能がすべてではないぞ、と。それと歩調を合わせるかのように現れたのが「キャラクター」。この方です。 pic.twitter.com/4uYDsbYgyz

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余談ですが小公女セーラ・クルーが大切にしていた超高級フランス人形が、セルロイドの大量生産ものに取って代わられるのは、ちょうどミッキーマウスが大ブレイクする頃と重なります。 pic.twitter.com/ivIxO65C80

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さらに余談。セーラの人形については興味深い考察があります。gracefulantiques.blog51.fc2.com/blog-entry-159…　作者バーネットは実は高級フランス人形を一度も所有したことがなかったのではないか？という推理。よく知らないでエミリーをあの小説に登場させた。

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ああ、それにしても午前深夜に独りで語り倒してる自分ってなんだろう。『未知との遭遇』で、家族全員に白い目で見られながら基地外のように何かブツを作り続けるパパのよう。本人も自分が一体何を作っているのかわからないでいる。だがそこに啓示が… pic.twitter.com/PipLbCxsjr

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ごごごごごごごごごごごごごごごのずずずずずずずずずずずず pic.twitter.com/JIchPahfuQ

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んずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずず pic.twitter.com/VmvqY5HnNM

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