忍殺二次創作【イン・ザ・ストーム・オブ・バレット・アンド・カラテ】♯2(実況付き)

同ニンジャ二次創作の実況付き版です。本編のみのまとめはこちら→ http://togetter.com/li/790081
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鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

◇ニンジャの◇ドーモ、シカナです。これよりニンジャスレイヤー・ピストルカラテ二次創作【イン・ザ・ストーム〜】の続きを投下します。なおシカナのこれまでのまとめはここで読むことができ怪しくはない→ togetter.com/id/RiverInWest… ◇二次創作◇ #4215tk

2015-03-02 19:17:22
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

◇ワオワオー◇作品投下中はなんかTLがドバッとしてしまうかもしれない。そういうのやめろ!という方はタグ #4215tk をミュート推奨。なおこのタグは実況にも使えるハイ・テックであり、実況するとシカナのニューロンがケミカル反応起こしやる気が三倍にもなる◇たのしいよ◇

2015-03-02 19:19:04
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

イン・ザ・ストーム・オブ・バレット・アンド・カラテ】♯2 #4215tk

2015-03-02 19:22:37
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

(これまでのあらすじ:中国地方に居を構えるサンガ・ピストルカラテ・ドージョー。そこでカラテを学んでいた7人のニンジャが突如として姿を消した。かつて破門されたニンジャ、ニードルシューターの誘いに乗ったのだ。彼らはヤクザクランを襲撃し、足場固めを行う) #4215tk

2015-03-02 19:24:07
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

(一方、ドージョーの師範であるサヤカ・サンガも彼らを追ってネオサイタマへとやってきた。そして偶然にもキョートから出向してきていた探偵、タカギ・ガンドーと知り合う。ガンドーからクルゼ・ケンの面影を感じ取った彼女は、彼にある依頼をしようとしていた……) #4215tk

2015-03-02 19:26:39

実況付きはこちら→ http://togetter.com/li/786125

鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「弟子?」「そう」屋台街の一角にあるソバ屋台に、二人はいた。プレーン・ソバを一口啜ってから、サヤカはガンドーを見上げる。「あたしゃこう見えてピストルカラテの師範なんぞをやっててね」「オタッシャだな、ご婦人。で、そこから弟子が逃げ出したってか?」1 #4215tk

2015-03-02 19:30:07
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

ガンドーはスシ・ソバを食べながら問う。彼らの背後では雑踏が流れ続ける。二人の会話を気に留める者はいない。(((こういう場所の方がかえって目立ちにくいってのは本当だな)))彼はしみじみと思った。サヤカは眉根を寄せてみせる。「そこがよくわからない」2 #4215tk

2015-03-02 19:35:03
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「わからない?理由がか」「そう。いなくなったのは七人。全員ニンジャ。こう言っちゃなんだが、このオイボレの指導に音を上げるほど貧弱な連中じゃない」「ニンジャね」ガンドーは渋い顔を作る。こういう時に手を貸してくれそうな友人は今ネオサイタマにいない。今頃は岡山県か。3 #4215tk

2015-03-02 19:40:04
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「つまり、なんだ。その弟子どもを探し出せ、ってのが依頼か」「そうなるね」「……言っちゃあなんだが、ヒントはねえのか?いくら有能な探偵でも、手がかりもなしにネオサイタマから人を探すのは時間がかかるぜ」「道理だ」サヤカは呟き、ガンドーの前に写真を滑らせた。4 #4215tk

2015-03-02 19:45:06
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

片眉を跳ね上げ、彼は写真を一瞥した。そこに写るのは丸メガネの老人。「こいつは?」「タマヤ・ヒサシ。ケチな武器商人さね」サヤカがソバを啜る。「……あたしンとこのピストルカラテは他のそれとちょいと毛色が違う。簡単に言えば、得物を拳銃に限定してないのさ」5 #4215tk

2015-03-02 19:50:04
したい(with 緑のスライム) @shitaingman

ギルティ〜の時間軸か。フジキドの出番に期待は出来んか…… #4215tk

2015-03-02 19:52:57
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

ガンドーは喫茶店での一幕を思い出し、頷く。そしてサヤカを目で促した。「加えて、今回いなくなった連中には、特製の銃器を使ってるのがいる」「成る程。この爺さんにしか扱えないような、か」「察しがいいね、その通りさ」ガンドーは微笑を浮かべ、ソバのスープに口をつける。6 #4215tk

2015-03-02 19:55:03
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「だとすると、まずはその爺さんの居場所を探すのが先決か」「それが自然。だが、ちょいと面倒な事になってるようでね」ガンドーは眉間のシワを深くするサヤカに向き直る。「面倒ってのは?」「タマヤの奴、どこかへ雲隠れしちまってるみたいなのさ」7 #4215tk

2015-03-02 20:00:26
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「雲隠れだと?」ガンドーが眉をひそめる。サヤカが頷いた。「ああ。あたしも利用したことがある相手だ。定番の居場所は知ってる。こっちに来て真っ先に当たってみた」「そうしたら、もぬけの殻ってか」「荒らされた跡を残してね」ガンドーが小さく口笛を吹く。8 #4215tk

2015-03-02 20:03:04
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「そいつは臭うな」「だろうね」「タイミングが良すぎる。サヤカ=サン、その……タマヤって奴のアジトに行ったのは?」「一週間前」「弟子がいなくなったのは」「その二日前だね」ガンドーは腕組みする。偶然の一致だろうか?彼の探偵のカンはノーと告げている。9 #4215tk

2015-03-02 20:06:05
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

「まあ、やることは変わらねえな。その武器商人の居所を押さえる。そうすりゃ、弟子とやらも張りやすくなるだろう」「それが妥当だね」サヤカはソバのスープを飲んだ。「で?あんたは居場所を洗えそうなのかい、坊や」「それをやってみせるのが探偵だな」10 #4215tk

2015-03-02 20:09:03
鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

笑みを見せて答えたガンドーに、サヤカは小さく苦笑した。「そう言われちゃあ、返す言葉もないね。……ま、あたしの意見を言わせてもらうなら、あいつはこの地区に潜んでそうだよ」「根拠はあるのか?」「あいつ特製の銃器がここらで特に出回ってる。喫茶店のバカどものもそうだ」11 #4215tk

2015-03-02 20:12:03
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