- yamadamuneki
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いわれた私の頭には『百年法』のことが過ぎります。でも話そうかどうか迷いました。もうボツにしてしまったネタだし、『イキガミ』が出ている以上、新鮮さもないし。
2013-04-26 15:41:52でも、なんかこう、話さなきゃいけない、みたいな気分になって(これ、ほんとです。なにかに押されたような感じでした)話したわけです。そうしたら、編集者二人が同時に「おもしろい!」と声をあげた。
2013-04-26 15:43:18『イキガミ』と被ってるからボツにしたのだと説明しても、さっきの質問をしてきた編集者さんが「気にする必要はない」と断言するし、なんか話がもりあがって、気が付いたら角川で書くことになっていた。
2013-04-26 15:45:46だって、それまでさんざん書こうとして書けなかったわけです。それでやっと諦められてたのに。「うわあ、えらいことになっちゃったなあ、どうしよう」というのは偽りのない気持ちでした。
2013-04-26 15:48:22その予感は見事に的中するのですが、実際に着手してから原稿をあげるまでの七転八倒ぶりについてはメイキングtogetter.com/li/266156にまとめてあるので、どうかそちらをごらんください。
2013-04-26 15:50:01つまり『百年法』を世に出せたのは、その角川の編集者さんの一言のおかげなんです。あれがなかったら、いまでもずっとお蔵入りのままだったと思います。
2013-04-26 15:51:20一つは映画『TIME』。老化の止まった世界を舞台にした物語です。この映画が公開されると知ったときは頭を抱えましたよ。せめて公開時期が本の出たあとになるように祈りましたが、思いっきり先行されました。
2013-04-26 15:57:09ただこの映画の肝は「時間が通貨になる」という点らしい。ならば、肝で被ってはいないんじゃないか。ストーリーそのものもどうやら似ても似つかないものらしいので、少しはほっとしたのも束の間。。。
2013-04-26 15:58:53垣谷美雨さんの『七十歳死亡法案、可決』が出ちゃった。新聞をひらいてこの広告が目に飛び込んできたときは頭まっしろ目の前まっくらですわw
2013-04-26 16:00:49どうやら法律の内容は似ていても、アプローチの仕方が違うらしい、ということがわかってきたからです。らしい、というのは読んでないからです。いやもう怖くて読めませんでした。
2013-04-26 16:06:22でもですね、よく考えたら、『七十歳死亡法案、可決』に『TIME』の設定を融合させたら、まんま『百年法』になっちゃうんですよ。
2013-04-26 16:08:51これは本が出る直前に伝えきいたのですが、実際にある編集者の方が百年法と同じ設定を思いついて、それを担当の作家に書かせるつもりだったそうです。その方は『百年法』が出ることを知って、その内容をしきりに気にしていたと。
2013-04-26 16:11:52ツイに夢中になってる間にもう一時間たっちゃいましたね。連絡がくるはずのiphoneはかたわらにあるんですが、まだうんともすんともいいません。
2013-04-26 16:15:12