エネルギー新潮流 第2部「過去と向き合う」核の最終処分
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しまなみ
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 日本記者クラブ取材団報告 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み① 地下４５０ｍに向かう坂道のトンネルをバスでどんどん進んでいく。わずかな照明に照らされた道は直線だったり、曲がりくねっていたり。
2015-03-13 23:15:46
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部過去と向き合う（上）スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み② 約１５分で「エスポ岩盤研究所」の地下坑道に到着した。 スウェーデンの首都ストックホルムから約３００キロ南にあり３基の原発や使用済み核燃料の貯蔵施設が立ち並ぶオスカーシャム
2015-03-13 23:16:38
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み③ その先のバルト海にある島の地下に作られた研究所は、原発から出た使用済み燃料などを地中深くに埋める「地層処分」の実験を行っている。
2015-03-13 23:16:54
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み④ 自然界と同じレベルの放射能に下がるまで１０万年以上かかると言われ、決して人間が触れることのできない使用済み燃料。
2015-03-13 23:17:13
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑤ スウェーデンでは日本と同じように地層処分する方針で、原発を保有する電力４社でつくった「ＳＫＢ」が地層処分の技術研究から候補地選定まで担う。
2015-03-13 23:17:26
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑥ 使用済み燃料は銅製の容器に入れられ、岩盤に掘られた地下４００～７００ｍの横穴に「ベントナイト」と呼ばれる粘土で埋められる。
2015-03-13 23:17:43
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分⑦ 担当者は「銅、ベントナイト、岩盤という三つのバリアーで守られた安定した環境で、人間が住む世界から隔離する」と解説。研究所では埋めたときにどのような反応が起こるのかなどを調べているという。
2015-03-13 23:18:14
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑧ １９９０年からトンネル掘削が始まり、９５年に完成したエスポ研究所。当初から日本を含む原発保有国の技術者も実験を続けてきた。
2015-03-13 23:18:29
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上）スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑨「廃棄物の最終処分は原発を保有する国全てが直面する問題」と担当者は研究所の重要性を語る。 日本にも地層処分を研究する同様の施設は、北海道幌延町と岐阜県瑞浪市の２カ所にある
2015-03-13 23:19:09
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑩ しかし大きな違いは、日本では全く見通しが立っていない処分場の建設予定地が、スウェーデンではすでに決定していることだ。
2015-03-13 23:19:22
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑪ その予定地とは、ストックホルムから北へ約１５０キロのエストハンマル。国内最大規模のフォルスマルク原発３基も立地している場所だ。
2015-03-13 23:19:38
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑫ 国内最大規模のフォルスマルク原発３基も立地している場所だ。ＳＫＢは２０２５年頃の運用開始を目指しており、現在は国の規制機関が安全性などを審査している。
2015-03-13 23:20:37
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑬ かつては日本のように、建設を検討した各地で反対運動が起こり、計画が進まなかったというスウェーデンの使用済み燃料の処分場。
2015-03-13 23:21:01
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑭ 両国の間に違いを生み出したのは、長い時間にわたって問題を直視し続ける姿勢だった。
2015-03-13 23:21:19
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑮ ◇ 日本をはじめとした原発保有国の全てが抱えている使用済み核燃料など放射性廃棄物の処分問題。
2015-03-13 23:21:40
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（上） スウェーデンの地層処分 建設予定地選定済み⑯ たとえ脱原発に向かって歩みを進めても、それまで生み出してきた「核のごみ」は足かせとしてついて回る。ヨーロッパでは過去のエネルギーの後始末をどうつけようとしているのか。
2015-03-13 23:21:52
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 日本記者クラブ取材団報告 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加① 「ここでは８割の住民が賛成している」。スウェーデンの首都ストックホルムから１５０キロ北のエストハンマル。
2015-03-13 23:22:55
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加② 原発から出る使用済み核燃料の最終処分場の建設を受け入れることについて、マルガリータ・ウィデン・バーグレン副市長は地元の前向きな姿勢を紹介する。
2015-03-13 23:23:20
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加③ 約２万１５００人が住み、自動車や携帯電話の部品を作る工場のほか、国内最大規模のフォルスマルク原発がある。処分場の建設予定地は市街地から離れたバルト海に面した林野で、原発から程ない場所だ。
2015-03-13 23:23:47
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加④ 処分場の建設を担う「ＳＫＢ」によると、エストハンマルでは２００２年頃から本格的な調査が始まり０９年に予定地として内定した。
2015-03-13 23:24:08
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中）最終処分場受け入れ⑤ 国内の別の地域も候補に挙がっていたが、地質調査などから「ここの方がより安全にできる」（ＳＫＢ担当者）と判断したのだという。最終処分場の予定地が決まったのはフィンランドに続いて世界で２番目だった
2015-03-13 23:24:48
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加⑥ 日本では多額の交付金や雇用の創出が動機となるケースが目立つ原子力関連施設の受け入れだが、エストハンマルではどうか。
2015-03-13 23:25:01
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加⑦ バーグレン副市長は年間約７００万スウェーデンクローナ（約１億円）が受け取れる基金があると明かす一方、雇用を生み出す効果は限定的との見解を示す。
2015-03-13 23:25:15
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加⑧ むしろ「ここが一番適していると云うのであれば、私達は受け入れ要る」と語るバーグレン副市長が強調するのは、使命感にも似た思いだ。
2015-03-13 23:25:34
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【愛媛新聞３月７日】エネルギー新潮流 第二部 過去と向き合う（中） 最終処分場受け入れ 住民自ら選考に参加⑨ かつては反対運動が起こり、地質調査もままならなかったというスウェーデンの処分場建設。
2015-03-13 23:26:08