『アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本』(舛本 和也)を批判する

昨年上梓した拙訳『ミッキーマウスのストライキ!アメリカアニメ労働運動100年史』http://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2014/08/10/223919のために書き下ろした訳者解説と後書きを公開しました。 http://www.godo-shuppan.co.jp/img/kokai/kaisetsu_kokai.pdf(訳者解説) http://www.godo-shuppan.co.jp/img/kokai/atogaki_kokai.pdf(訳者あとがき)
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It happens sometimes @ElementaryGard

>「アットホームな雰囲気」→実際は、上司らが休日やプライバシーへ過剰に干渉してくる。サービス残業・付き合い残業が恒常化。休日も会社の行事に強制参加など、公私混同が横行している。

2015-03-18 11:14:53
It happens sometimes @ElementaryGard

>「残業なし」→「残業代なし」という意味。タイムカードで残業の記録を途中まで付けてそれ以降も残業を継続させたり、本人の「意思」で残業すると帳簿に書かせたりする。自己責任の名目の下「無給」で残業させることであり、管理部門に多く見られる状況。

2015-03-18 11:15:08
It happens sometimes @ElementaryGard

>「少数精鋭」→仕事量に対する人員配置がきわめて過少な状況で、まともに分業できていない場合が多い。残業や休日出勤も恒常化し、社員のプライバシーが干渉されやすくなる。大規模人員削減を終えた企業の採用などでしばしば聞かれる文言。

2015-03-18 11:15:27
It happens sometimes @ElementaryGard

>不人気な業種・職種で募集する際、カタカナ語や専門用語、あるいは独自の造語などを用い、誤認を導く曖昧な表現が多用されている。

2015-03-18 11:15:44
It happens sometimes @ElementaryGard

いやもうそのままですね。感動的なまでに。

2015-03-18 11:16:15
It happens sometimes @ElementaryGard

で、ここで拙論「アニメーションという原罪」を引きます。godo-shuppan.co.jp/img/kokai/kais…

2015-03-18 11:17:58
It happens sometimes @ElementaryGard

p608 >およそ十分とはいいがたい制作費を強要されても制作ラインがまわり続けるのは、まんが文化(おたく文化と呼んだ方が正しいだろうか)を母胎に人気原作が(そしてその原作のファンが潜在的消費者として)いくらでも供給され、アニメマニア層が一定規模の消費者として期待できて、

2015-03-18 11:20:35
It happens sometimes @ElementaryGard

>そして制作現場で兵卒がいくら倒れ、戦線を去っていっても、代わりの若い志願者がまたいくらでも「外部」から集まるし、たくさん集まれば生き残るものは生き残って下級将校に「昇格」し、

2015-03-18 11:21:07
It happens sometimes @ElementaryGard

>さらには下請けスタジオを設立して経営者になる者も現れる。そして雇う側の論理が「親心」として再生産される。「俺だって新人のとき死ぬほど苦労したからこそ今があるのだ」と。

2015-03-18 11:21:49
It happens sometimes @ElementaryGard

>これでは広告代理店等の「搾取」が仮になくなっても、現場の人間にやはり金はまわってこないだろう。それぐらい日本のアニメ界はもはや「成熟」してしまっているのだから。

2015-03-18 11:22:54
ドイツ語メール例文集&格言集 @dt_reibunshu

自由でないのに自由であると考えている人間ほど奴隷になっている。(ゲーテ) Niemand ist mehr Sklave, als der sich für frei hält, ohne es zu sein.

2015-03-18 12:17:47