- shiro_mkgr
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「実は俺は君に助けて貰った鶴でその恩を返しに来たんだ…でも、それも今日で終わりだ。今まで世話になった…ありがとう」障子を閉めすぐに軒下に隠れる「鶴丸様…そんな…」主の悲痛な泣き声が本丸に響いた結果、人が集まり、出るタイミングを失った。 #とうらぶプラス やりすぎた
2015-03-04 23:50:22続き 「で、どうするつもりだ?」「どうすればいいと思う?」「はっはっは、自分で考えろ」「お前…怒ってるな」「主を泣かせたのだ、当たり前だろう」「やりすぎちまった」「驚かせる相手を考えた方がよかったな」「…正直に謝ってくるか…」「そうするのがいいな」 #とうらぶプラス じじいと鶴
2015-03-04 23:56:56続き 「鶴丸様…?」「ははっ、驚いた…「良かった!」主に二三発殴られる覚悟だったのに、優しく抱きしめられて驚いた。「もう、会えないかと…」「…悪かった」 #とうらぶプラス 俺の主はやはり優しい 「とりあえず、大傷までならやっていいよね?」 「ちょ、待て、お前たち…」
2015-03-05 00:02:32足を捻挫した主を部屋まで運ぶ。ほっせえ足にちっせぇ身体。こんな相手を割と本気でぶん投げた過去の俺をぶん殴りてぇ。 「…悪かったな…安静にしてろよ」「ありがとうございました」「今日は安静にしてろ、いいな」「ふふっ…はい」なんだ、何が可笑しいんだ。 #とうらぶプラス 同田貫と組手
2015-03-06 16:29:57一人で部屋で食べる夕餉は何だかいつもより味気ない気がする。でも、同田貫様に安静にしているよう言われたのだから守らなければ。「主様!」「大将」勢いよく開けられた襖。現れたのは膳を持った短刀たち。「今日はここでご飯食べてもいいですか?」「…はい、お願いします…」 #とうらぶプラス
2015-03-06 23:18:38「…詰所かよ」 主の様子がどうなったか確認に来たら主は短刀たちに囲まれて眠っていた。主の足を持ち上げ見る。「…大丈夫そうだな」「え…?あ、あの、離してください!」目覚めた主はすぐに着物をおさえる。「はっ?…!」ようやく意味が理解できすぐに足を離した。 #とうらぶプラス 白色
2015-03-06 23:36:22「…足をいきなり持ち上げて悪かった」「いえ…」短刀たちを起こしてはいけないと、部屋の外で話をする。「…もう痛くねぇか?」「はい」「安静にしてたみたいだしな」「ふふっ」「だから、何が可笑しい」「いえ…同田貫様はとてもお優しいなと」「なっ…さっさと寝ろ!」「はい」 #とうらぶプラス
2015-03-07 00:24:19