プラモデルは高いのか安いのか、どっちなんだ?
極めてざっくりとしたデータで比較してみる。 1968年大卒初任給:30600円 タミヤの1/35 戦車模型(シングルモーターライズ) 700円 給料の2.2% 2012年大卒初任給:201800円 トランペッターの1/35戦車模型 5000~10000円 給料の2.5~4.95%
2015-03-24 11:22:23単純比較で言えば5000円前後までのキットは高額とは言えないということになるね。まぁ、感覚的にもそんな感じはある。ただそれが8000円だ1万円だになると、とたんに割高感を感じるのもまた当然かな。給料の1/20が一つのキットで消えてっちゃうわけだから。
2015-03-24 11:24:121968年当時、イマイのゼロX号が1200円だった。それでも初任給の4%に達してない。一番上の棚に鎮座するキットがそのレベルだったことを考えるとやはり今のトラペの価格は相当割高感があるんじゃなかろうか?
2015-03-24 11:25:55で、あの当時の1/72の飛行機は100円、初任給の0.3%(うわ、ひく!w) 大滝の1/48がシリーズ開始時200円。当時の初任給は62300円、単純に比率を出せば0.32%で1/72の飛行機とほとんど変わらない感覚だもの、そりゃあの当時でも安く感じるわ…w 今だと600円だw
2015-03-24 11:30:56そういったデータを踏まえると、今のエアフィックスの1/72キットの価格は当時の感覚に近く、その5~10倍するトラペの戦車キットも比率から言えば無茶苦茶高いわけではない。とはいえ賃金との比較で言えば通常価格が6000~6500円を超えると急速に割高感が強まるということになると思う。
2015-03-24 11:52:38当時のプラモデルのメイン価格帯、100~1000円は数字だけ見ると安く感じるが賃金との比較で言えば今とそんなに変わらず、当時の高価格帯にあたる価格設定のキットが増えたことによって割高感があるのもまた事実であるってことだね。なので「トラペのキットは高いよ!」というのは間違ってないw
2015-03-24 11:56:15ちなみに、1973年(オイルショック前)のコーヒー価格は133円(平均)、オイルショック後の1974年は167円、1975年は194円。コーヒー価格だけ見るとかなり暴騰してるが、この辺りで低価格帯の模型の価格がコーヒー一杯より高くなっていったってことかな。
2015-03-24 12:01:52ちなみに最初のガンプラ、ガンダムやザクが300円で発売された1980年のコーヒーの価格は247円、ハイライトは150円、マイルドセブン(たしかこの年発売)は180円。それでもコーヒーやタバコと同じくらいに気軽に金が払える値段ではあるよね。その感覚で言えば安いとしか言い様がない。
2015-03-24 12:04:43ほんのちょっとだけ追加
まぁ、100円の飛行機キットや300円のガンプラを覚えている世代からすれば今のキットを高く感じてもしょうがないなぁと思う。タバコやコーヒーと同じくらいに気軽に買えるキットがあったという事実があるわけだから。それらが高くなったのは確かだけど、模型は低価格帯でももっと高くなってるしね
2015-03-24 12:18:08もう少し追加
ラーメンの価格推移が載ってるページを発見。数値データではなくグラフから読み取るしか無いのがちょっとつらいが。1970年以前は100円以下、70年以後はほぼ右肩上がりだがガンプラ発売当時でもまだプラモデルより安いw その当時の感覚で言えば安い模型はラーメン1杯分ということになろうか
2015-03-24 18:09:56ハイテックパンター(初版時7000円)発売はバブル期の1987年。その時の大卒初任給は148200円。比率は4.72%、価格自体は今のトラペより安いが比率から言うとトラペの10000円キットとほぼ同じ。高額キットだったパンターの価格がトラペより安いんだから、そりゃ割高感あるわw
2015-03-24 18:16:23